ネパ-ルの王宮と寺院や仏塔 その百三十回目
10.カトマンドゥ市内に点在する寺院と仏塔
第2回
目玉ストゥパ-
ネパ-ルには、全国各地に目玉仏塔がある。
まず一番大きな仏塔は、アジア地域に限っても最大規模のボダナ-ト・ストゥパ-。
そして、次に大きいのは、カトマンドゥ市内西側の高台にあるスワヤンブ-ナ-ト・ストゥパ-。
ボダナ-トは既に写真を見たし、スワヤンブナ-トの写真は後日あらためて見たい。
この二つの目玉ストゥパ-、紀元前250年に建立。ネパ-ルのルンビニに、ブッタ・お釈迦様生誕地を訪れたインドのアショカ王が、ブッタの移動した地の現在のカトマンドゥを訪れて建立。歴史では、ネパ-ル最古のパタン4塚とスワヤンブナ-ト塚の建設だが、わたしはボダナ-トもアショカ王の建立物と考えている。
アショ王は、仏教の普及に尽力したことが、古代文字の文章に残っているが、決してチベット仏教の仏塔として建てた訳ではない。ただの塚を作ったのであって、スワヤンブナ-トの意味が「初信物」と云われる通り、仏教やヒンドゥ-教の信仰対象物が現われる以前に訪問記念として立てられている。
13世紀から仏教の聖地となり、15世紀のイスラ-ム教徒による被害後、現在では再建されてチベット仏教の仏塔となっている。、
ネパ-ルにある現在の目玉仏塔は、ほとんどがチベット仏教徒のお参りや巡礼地となっている。
カトマンドゥのリングロ-ド沿い、国際空港トリブバンエア-ポ-ト近くの目玉ストゥパ-
カトマンドゥの外人街タメ-ル地区から旧王宮へ少し歩くとカテシンブ-・ストゥパ-
タヒチ・チョ-クの目玉ストゥパ-
目玉仏塔のマニ車と昼寝のネパ-ル人と犬