koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ル登山隊 K2・8611m冬季初登頂 おめでとう

ネパ-ル人の2登山合同隊が、K2・8611mの冬季初登頂、おめでとう

 先日の2011年1月16日、遂に世界二位の高峰K2が冬季初登頂された。

 世界の登山界やヒマラヤニスト達が、地球上の高峰登山で最後に残されたK2の冬季登頂を目指していたのだ。

 それが、1920年代から賃金を得る職業として高峰登山に関わっていたネパ-ル人が、自ら登山享受する登山者として、世界中の挑戦真っ最中に、一番乗りでK2冬季初登頂。

 世界の登山史は、そのほとんどが経済先進国と言われる欧米や日本を含む国々が、そのペ-ジを埋めてきた。世界登山史の最終章と言われ続けてきたK2冬季初登頂、それが、経済発展途上国のネパ-ルが、登山ガイドや登山ポ-タ-達だったネパ-ル人が飾った。

 わたしはネパ-ルで14年前から生活し、ネパ-ルの登山関係者と付き合う中で、こんなうれしいことはない。本当におめでとう。

 

ネパ-ル民主共和国K2・8611m登山隊、冬季初登頂

 1月16日にK2冬季初登頂したのは、ネパ-ルのシェルパ族10名。いや、一人の名前がプルジャなので、シェルパ族九人とその他の民族一人かな。

 パキスタンと中国の国境に聳えるK2・8611mに挑んだのは、ネパ-ルの登山チ-ム2隊。プルジャ氏とミンマ・シェルパ氏率いる2隊は、K2の山頂8611mを目の前にして、2隊のメンバ-はそこから頂上までのル-トメイキングを合同で行うことにした。それから、商業登山のガイド登山隊メンバ-のソナ・シェルパも加わった。

 この登山隊を組織し計画した2隊の隊長の豪かったところは、世界の8千m13峰の冬季登頂がネパ-ル以外の国際隊だったことから、自国ネパ-ル国隊が世界の登山文化国に仲間入りする機会と捉えたこと。

 そして、K2エクスペディション費用は、勿論スポンサ-付きがだが、そのほとんどをクラウドファンディングなどで集金してるのも素晴らしい。

 こうして、二隊合同登山隊は急傾斜ル-トに協同でロ-プ・フイックスし、頂上寸前の場所、10名がネパ-ル国歌を歌いながらの登頂、だったらしい。

 ほんとうに素晴らしい、ネパ-ル登山隊おめでとう。

ネパ-ル民主共和国K2・8611m登山隊登頂メンバ-

 登頂者10名の名前は、前出の3名プルジャ、ミンマ・G・シェルパ、ソナ・シェルパ、の他にミンマ・デビット・シェルパ、ミンマ・テンジ・シェルパ、ゲルジェン・シェルパ、ペム・チリ・シェルパ、ダワ・テンバ・シェルパ、ダワ・テンジン・シェルパ、キル・ペンバ・シェルパ、の7名。

「ネパ-ル登山隊 K2・8611m冬季初登頂 おめでとう」標題は、次回に続く。

 

北海道新聞などの「ネパ-ル登山隊 K2・8611m冬季初登頂」記事

 

f:id:koyaken4852:20210123151005p:plain

1977年日本隊のk2・8611m

f:id:koyaken4852:20210123151359j:plain