ネパ-ルの王宮と寺院や仏塔 その百三十九回目
10.カトマンドゥ市内に点在する寺院と仏塔
その第11回
ネパ-ルの中心街、世界中からネパ-ルを訪れる外人の街タメ-ルから、王宮広場を目指して、その写真を見てきた。
王宮広場に辿り着き、その北側から北西にかけての寺院や仏塔の写真をアップ。
今回は、その続き旧王宮広場の北西側の寺院や仏塔の写真を見てみる。
ここら辺の寺院と仏塔の名称が分からない。どなたか、寺院と仏塔の名前を教えてほしいのだが。
名前の分からないこの寺院、屋根の軒先を斜めに支える木製のほうづえ方杖のトゥンダ-ルに、ネパ-ルのヒンドゥ-教三大神のシヴァ神の、木彫彫刻があるので、シヴァ神を祀る寺院だと判る。
寺院は、ネパ-ルの典型的なネワ-ル建築様式文化に溢れる造りが観られる。
この寺院は、一見新しく、2015年4月25日ネパ-ル大地震で壊れ、修理修繕ごの様子。
この寺院もヒンドゥ-教寺院で、カトマンドゥ盆地の典型的な、レンガ積みと出入り口や窓枠の木彫彫刻のネワ-ル寺院建築。
ネワ-ル建築様式
名が分からないこの寺院、二層になっている全体としてパゴダ様式。
ガジュ-ル
寺院のその屋根上部のこと。真ん中にある先の尖った金属製の飾り。
天から神様が降り立つ目印になる。金色のベル形や壺形・相輪・宝珠などの形が組み合わさっている。
ドバシャ
ガジュ-ルの屋根の一番上から軒下にまで、金属で編んだ細長い帯状の飾り。神仏が降り立つ道標道筋。
ト-ラナ
入り口の扉や窓の上に飾り。神と仏が中央に彫刻され、仏像や神・獣が刻まれている扇型の半円形の木板彫刻や金属彫刻。
トゥンダ-ル
屋根の軒先を斜めに支える木製のほうづえ方杖。寺院に祀られている神に関するさまざまな神獣や神像が彫られている。このテンプルでは、シヴァ神とその息子の像の顔をもつガネ-シャ-神
参考資料
在ネパ-ル日本大使館・ホ-ムペ-ジ
ネパ-ル トニ-・ハ-ゲン
ネパ-ル 地球の歩き方
ネパ-ル紀行 三瓶清朝
ネパ-ルの秘境ムスタンへの旅 ジュゼッペ・トゥッチ
ネパ-ル アジア読本
NPO法人 DTACネパ-ル観光情報局
カトマンドゥ王宮広場の北西部にある名の知らない寺院
トゥンダ-ル
屋根の軒先を斜めに支える木製のほうづえ方杖。寺院に祀られている神に関するさまざまな神獣や神像が彫られている。
日本では刑法に引っかかって逮捕されるトゥンダ-ル
ここの寺院のトゥンダ-ルは、牡牛のナンディ-に乗ったシヴァ神。その下に彫られているのは男神と女神のセックスそのもの。ネパ-ルのヒンドゥ-教寺院のトウンダ-ルに観られる、官能的な姿態で男神と女神の媾合(こうごう)し合う彫刻。
ネパ-ルの男女像は、男神の膝にかわいらしい女神が乗っている姿、女神の後ろから男神が挑んでいる姿、
そこには、神々の性器を誇張して描かれている。
ネパ-ルのヒンドウ-教文化は、神々はおおらかに隠すことなく、恥ずかしがってもいない。
住宅街にある寺院
ここには、1950年代のレンガ道路が残っている
ネパ-ルは1950年に130年間続いた鎖国を解いて開国。1950年代のカトマンドゥ盆地内の、街の道路のほとんどがレンカ路
シヴァを祀る寺院のすぐ近くに水道施設
ここは、半地下になっていて、地下を流れる伏流水の水道
水は流れ続けている
中央にはシヴァ神の象徴のリンガ
毎日のように、女性が水をくみ、頭の髪を洗っている