ネパ-ルの王宮と寺院や仏塔 その百二十六回目
カトマンドゥ盆地内の寺院や仏塔
ボダナ-ト仏塔と、その周辺地域の僧院と寺院 九回目
ボダナ-ト・ストゥパ-周辺には、僧侶や巡礼者たちの宿泊生活施設
現在のボダナ-ト・ストゥパ-は、チベット仏教とその信者たちの拠り所。ここは数世紀前から、チベット仏教徒の巡礼地。そして、ネパ-ルに住むチベット仏教徒の巡礼地。ボダナ-ト周囲に居住する仏教徒は、毎日ボダナ-トを右回りに、お経を唱えながら徳を積む生活。
僧院の中では、尼さんの頭を丸める姿が見られる。
チベット仏教は、男女平等
ネパ-ルの僧院には、男女の僧侶が入り混じって生活してる。
ク-ンブヒマラヤに住むシェルパ族のわたしの友人は、長男と長女が出家して、チベット仏教僧院の僧侶になっている。
ネパ-ルでは、ヒンドゥ-教も男女平等かどうか
ネパ-ルでは、人口の10%がチベット仏教徒。80%がヒンドゥ-教徒。
ヒンドゥ-教の教義は、男は神に近い。女は神に仕える奴隷に近い。ネパ-ルで神に近い男としているのは、最高位カ-ストに属する家長だけ。
ネパ-ル憲法に、ヒンドゥ-教を国教、ヒンドゥ-教徒の男の国王を置く、と規定されていた1980年代までは、ヒンドゥ-教の教義のカ-ストや「男尊女卑」が厳格に守られていた。要するに政教一致国家。
ヒンドゥ-教を国教とする憲法規定は、ヒンドゥ-教の教義のカ-ストや男尊女卑を全国民に厳格にいきわたらせる為に、民法や刑法、新しい法律牛刑法、等々で、違反する国民への罰則規定を設けていた。その厳格さは、例えば、最高位カ-スト女性と最低位カ-スト男性の間のセックスや結婚は、男性が懲役刑と奴隷。女性とその子供は、生涯最低位カ-ストに格下げと村八分。
インドのヒンドゥ-教はいかに
1月5日土曜日の新聞に、インド・ヒンドゥ-教寺院に女性入場の記事。
インド南部のキララ州にあるサバリマラ寺院で、二人のヒンドゥ-教徒女性が、初めて立ち入った。
この寺院、ヒンドゥ-教の聖地になっていて、月経年齢の10歳から50歳の女性の入場禁止になっていた。
現在のインドは、政教分離国家。当然法の下の男女平等。インド最高裁判所は昨年2018年9月、寺院入場禁止を無効とする判決。それで、今回の女性二人の立ち入りとなった。
女性が寺院立ち入った日の前日には、それを指示する女性達が620kmの人の鎖を500万人でつくり支持。混乱回避で当日は、バス・タクシ-・商店などが営業を休み。
新聞は、政教分離賛成のインド共産党と男尊女卑のヒンドゥ-教過激派支持のインド人民党の対立を報道。
チベット仏教僧院やその生活場所の写真を見ているが、はなしが横道を歩き出した。
今回は、チベット仏教徒の生活場所の写真を見てみる。
チベット仏教僧院に隣接する宿泊施設
巨大な宿泊生活施設は、僧侶の他に、巡礼者たちを迎えるのだろうか
十数か所あるチベット仏教僧院の近くに巨大な仏像
僧院内で、男の僧侶に頭を丸めてもらう女の尼さ
男女入り混じってのお参り カトマンドゥ・パシュパティナ-ト・ヒンドゥ-教寺院
パシュパティナ-トは残念ながらヒンズ-教徒以外立ち入りが禁止
パシュパティナ-ト・ヒンドゥ-教寺院にインドからの巡礼者たち
男女入り混じって休息中
わたしの2018年生活していたメイピ-地区にあるメイピ-寺院
寺院の中に女性が整理清掃作業