koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ルの宮廷と寺院・仏塔 第161回     カトマンドゥ盆地の寺院と仏塔

ネパ-ルの王宮と寺院(仏塔) 百六十一回目

カトマンドゥ盆地の寺院と仏塔

14.サク-町の寺院 一回目 マハ-デヴ・ナラヤン寺院

 

 前回までの第1回から第160回まで、13地域の宮廷や寺院、そして仏塔や僧院の写真を見た。

1.カトマンドゥ旧王宮

2.パタン旧王宮

3.ゴルカ旧王宮

4.ブダニ-ルカンタのヴィシュヌ神

5.ネパ-ル切手になった窓

6.キルティプルの寺院や仏塔

7.パシュパティナ-ト寺院

8.ボダナ-ト仏塔

8.ボダナ-ト・ストゥパ-周辺の僧院

9.タメ-ルから王宮の間の寺院と仏塔

10.メイピ-寺院

11.スワヤンブナ-ト仏塔

12.ゴダヴァリ・ゴンパ僧院

13.チャンドラギリ・テンプル寺院

 

 今回からは、カトマンドゥ盆地内のカトマンドゥ市から東側各地にある、寺院や仏塔・僧院などの写真を観てみる。

 今回はカトマンドゥ市内から約20km北東部の町、サク-にある寺院を見てみる。

 カトマンドウ市内の中心街、オ-ルドバスパ-クからサク-行の路線バスから出発。35RSルピ-でサク-町入口の小さなシティバスパ-クに着く。

 サク-町へは、カトマンドゥ盆地の最東端にある、ヒマラヤを遠望するビユ-ポイントの低い山々ナガルコットの麓に位置する。

歴史的、中世から繁栄の町サク-

 ネパ-ルは、チベットとインドの交易地の中継点。中世期から繁栄したカトマンドゥ盆地は、この貿易中継地としての繁栄があった。特にカトマンドゥ市内のネワ-ル族文化と、仏教やヒンドウ-教の巡礼者達には、チベットのラサからヒマラヤ越えしてカトマンドゥに到着する、一日前・二日前の宿泊地としてのサク-。宿場町として、家々がレンガ積みと木彫芸術満載の繁栄が偲ばれる。

 わたしは、2008年と2016年に訪れている。2008年は山上ナガルコットの宿屋街から、新しく自動車道路となった砂利道を徒歩で下り、サク-入りした。

 2016年は、2015年4月25日のネパ-ル大地震被害から、まだまだ復興途中と思われる家々が多かった。街から2km離れた山上の寺院は、積み上げたレンガの地震ズレの補修改修が、一歩も進んでいなかった。

マハ-デヴ・ナラヤン寺院

 ナガルコットの昔からの道路伝いに下り、サク-町東はずれに入ると、直ぐにマハ-デヴ・ナラヤン寺院が現われる。

 わたしが、この寺院の正式名称をしらないので、勝手にマハ-デヴ・ナラヤン寺院と呼ぶ。

 このヒンドゥ-教寺院に祀ってるのは、シヴァ神の化身のマハ-デヴ神と、ヴィシュヌ神の化身ナラヤン神。

 ヒンドゥ-教の三大神は、シヴァとヴィシュヌ、そしてブラフマ-。その二大神の化身を祀っている。

 ヒンドゥ-教の神は、幾つかの異名と化身で表される。

 化身は、地上に現れる姿。例えばブィシュヌ神であれば、世界が悪の脅威や混沌、又破壊力に脅かされた時に、世界の平穏の維持者や守護者の別々の姿で地上に現れる。偶像崇拝そのもの、と云える。

 

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ヴィシュヌ神 四本の腕が特徴

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シヴァ神 奥さんと一緒

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ナガルコットのホテル街とランタンヒマ-ルの峰々

現在でもチベット・ネパ-ル間の街道が開かれている

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ナガルコットのホテル

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ナガルコットの早朝

ヒマラヤを遠望

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