ネパ-ルの王宮と寺院(仏塔) 百六十五回目
カトマンドゥ盆地の寺院と仏塔
15.ティミ町の寺院と仏塔 一回目 バルクマリ・テンプル(寺院)
カトマンドゥ市の東側、カトマンドゥ盆地の東側の寺院と仏塔は、前回のサク-町から始まって、今回はティミ町、そしてダルバ-ル市やチャング・ナラヤン。次いで、ドゥリケル町とナモ-ブッダとパナウティ町までの写真を見てみる。
ティミ町
ティミ町までは、カトマンドゥ中心街から15km。そして、パナウティ町やナモ-ブッダまでは40kmにもなる。
ティミ町は、カトマンドゥの街を取り巻くリングロ-ドから東方行に10km走る、日本の間組が道路建設工事したアルニコ・ハイウエ-の途中の町。
ハイウエ-ができる前の旧道は、ティミ町を通ってバクタプル町経由でチャング・ナラヤンや、ヒマラヤ眺望地のナガルコットが終点。
ティミ町は、前回まで写真を見たサク-町と同様に、古いレンガ建築の古都。2015年4月25日のネパ-ル大地震であちらこちらがガレキになった。2016年に訪れた時は、まだ修理修繕されていない家々が手つかず半壊状態だった。
ティミの町は、アルニコ・ハイウエ-側をナヤ・ティミNaya Thimi と呼び、北側の旧道に近い方をプラノ・ティミPlano Thimi と呼ぶらしい。
バルクマリ・テンプル寺院
バルクマリ寺院は、16世紀に建造され、シヴァ神の奥さんパ-ルヴァティ神の化身である、バルクマリ神を祀っているヒンドゥ-教寺院。
アルニコ・ハイウエ-から直ぐの門を入って最初の寺院。
特に寺院の敷地に建てられているのでなく、通端にある。
ネパ-ル歴の1月1日(西暦4月14日)には、バルクマリ祭りが行われる。旧道に近い場所のシッディカリ寺院が1日の夕方。2日の朝に、バルクマリ寺院において20基の神輿が練り歩く。
バルクマリ・テンプル寺院
ティミ町入口門
道路を占領するように建つ寺院
ネワ-ル族の建築様式文化が華やか
ヒンドゥ-教寺院らしく、三層で、ト-ラナと呼ぶ、り口の扉や窓の上に飾られる、扇型の半円形がある。又、トゥンダ-ルと呼ばれる、軒先を支える方杖(ほおづえ)と、ガジュ-ルと呼ばれる、屋根の頂にある先の尖った、天から神様が降り立つ目印、などがある。