ネパ-ルのバザ-ル・商店街・商売 第九十三回
12、ネパ-ル西部地域のバザ-ル 第1回
ポカラのバザ-ル 一回目
ポカラ・オ-ルドバザ-ル
前回まで、カトマンドゥ市内のバザ-ル写真と、カトマンドゥ市内以外のカトマンドゥ盆地内のバザ-ル写真を見てきた。
今回からは、主に西ネパ-ル地域のバザ-ル写真を見てみたい。
まず西ネパ-ルの最大の都市、ポカラ市内のバザ-ル写真から見てみる。
ポカラは、ネパ-ル全土中第二番目に大きな市。相当以前は、カトマンドゥ外の大きな都市は、ポカラよりももっと西のバイラワが第二番目だった。
1950年にネパ-ルが鎖国を解いて開国以降、全土へ自動車道路建設が進み、1974年にカトマンドゥ・ポカラ間の道路が完成し、一気にポカラの人口が増加した。カトマンドゥし自体も、ほとんどが農地だったが、ネパ-ル全土から仕事を探してネパ-ルへ人口流入が続き、今では人の溢れんばかりの都市と化した。
2008年に国王制度が廃止になる前は、ポカラの湖の側、レイクサイトの国王セカンドハウスなどがあり、このレイクサイトが観光地として栄え。世界中からヒマラヤ観光の人々が集う場所になっている。
カトマンドウやポカラは、西端ネパ-ルのタライ平野と比べて標高が千m近く高く、亜熱帯気候のネパ-ルにあって住みやすい場所にもなっている。ちなみに、カトマンドゥの標高は1350m。ポカラは標高800m。
ポカラの市内からは、ネパ-ルヒマラヤの神々しい峰々が一望できる。8千m峰から6千m峰まで、連山になって直ぐ見上げる眺望だ。
ポカラのバザ-ル写真は、主に観光客が集まるレイクサイト周辺の写真。
ポカラ・オ-ルドバザ-ル
ポカラには、古い町並みが残っている。その場所の名称が「ポカラ・オ-ルドバザ-ル」。道路幅が自動車道路の巾なので、本当に昔の街なのか少し疑わしいのだが。
ポカラから見上げるアンナプルナ山群の峰々写真も見てみる。
ポカラ・オ-ルドバザ-ル
鉄筋コンクリ-トの柱はない全てケンガ造り、窓やドア枠だけが木造の家屋
街並みに古い寺院も
オ-ルドバザ-ルの古い建物一階がバザ-ル店舗
ポカラの街からマチャプチャレ峰・6,993m
左アンナプルナ南方7,219m 中央ヒウンチュリ峰 右アンナプルナⅠ峰南壁8,091m
アンナプルナⅠ峰は、わたしが1991年、南壁の反対側北面からアタック
ポカラ街から左・マチャプチャレ峰・6,993mと右アンナプルナⅢ峰・7,555m
ポカラ郊外の水田地帯から
ポカラから左・アンナプルナⅣ峰・7,525m、中・アンナプルナⅡ峰・7,937m、右・ラムジュンヒマ-ル・6,986m