ネパ-ルのバザ-ル・商店街・商売 第八十三回
11、カトマンドゥ盆地内のバザ-ル 4回目
バクタプルのバザ-ル 三回目
前々回から、バクタプル地域のバザ-ル写真を見てる。
今回は、バクタプルの世界文化遺産地域の3広場の内、トウマディ-広場のレストラン兼カフェ店。
このカフェ、カフェ・ニャタポラと呼び、隣のニャタポラ寺院と同名。
ネワ-ル建築の寺院を改築したレストラン、テラスを支える柱の彫刻にも注目
ニャタポラ寺院 Nyatapola Temple
1702年、プパティンドラ・マッラ王により建立されたカトマンズ盆地で
一番高い30mの寺院。
「ニャタポラ」とは「五重の屋根」という意味。
この寺院は5段の基壇と五層の塔寺院。
石段の両側には、下から順に伝説の戦士(ジャヤ・マッラとパッタ・マッラ)、次いで象、獅子、グリフィン、女神の石像が守護神として1対ずつ置かれ、一番手前の伝説の戦士は普通の人間の10倍の力を持つといわれ、戦士から順に上に行くにつれて力がさらに10倍ずつアップする。
この寺院の本尊は女神シッディ・ラクシュミ。
1934年の大地震と2015年4月25日の大地震の際にも、この寺院は最小限の被害にとどまった。
カフェ・ニャタポラは奥の建物
普通の中世木造建築と同様
カフェ・ニャタポラ
二階から周りの寺院を眺めながら食事やティ-タイム
手前のカフェ・ニャタポラの左奥
1950年代のニャタポラ寺院写真
トニ-・ハ-ゲン、「ネパ-ル」写真
現在のニャタポラ寺院
カトマンドゥ盆地地図