koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ルのバザ-ル 第72回

ネパ-ルのバザ-ル・商店街・商売 第七十二回
9.カトマンドゥ市内・メイピ-地区のバザ-ル 七回目
メイピ-地区の綿打ち直しとごみ収集


 今回でメイピ-地区の商売バザ-ルの写真七回目。
 前回から、バザ-ルとは少し違うメイピ-地区の写真をアップしてる。
 今回は、カトマンドゥはメイピ-地区の綿打ち直しや、ごみ収集の様子写真。
ネパ-ルの綿打ち作業
 日本の綿打ちは、普通には布団屋さんなどに、古い布団などを持ち込んで、洗濯と綿打ち直しをする。ネパ-ルでは、綿打ち直し業者が、各家庭を廻って、その近くの場所でプラスチックの敷物を広げて行う。わたしが出会った時には、草地に直接綿を置いて、一生懸命に竹の棒で叩いていた。
 ネパ-ルでは、綿入りの敷布団などは、既製品が店先に積まれて売られている。
 わたしが初めてカトマンドゥ市内に借家を借りたときは、家具付きのフラットを借りた。家具の内寝具はダブルベッドが一台。なので、シングルベット二台を寸法も含めて特別注文した。
 ネパ-ルの家具屋さんに売られている既製品のベットは、ほとんどが背の高いベットで、頭の所の板には、装飾が彫られている。それで、特注したベットは、全ての場所がスッキリと板状で模様なし。ベットの高さは低く、巾は115cm。ベットの他に、毛布を4枚@1500RS。この毛布、ミシン屋さんで毛布カバ-を作成。
 これで、寝室二部屋にベッド三台入ったので、追加して敷布団を二個購入。この敷布団は寸法を指定して特別注文。縦180cm、横115cm。ネパ-ルの敷布団の綿の値段は、ピンからキリまで。
 敷布団の中に入れる綿の値段で、安くも高くもなる。今回は中を取った中間の値段にした。敷布団一個700RSルピ-。に布団カバ-@200RS。1RS=1円。
寝具は他に、ベットマットカバ-@500RSと羽根毛枕@700RS。
これで、我が家の借家には5人が宿泊することができる。
 ついでの話だが、12年前にカトマンドゥ市内に借りた借家には、多くの日本人のクライマ-が宿泊していた。世界的に著名なクライマ-から、ネパ-ルヒマラヤの北壁登攀を目指す若手日本人の半数近くが、カトマンドゥのベ-スキャンプになっていた。勿論、無料で食器家具付き自炊OKだ。借家の合鍵をカトマンドゥのエ-ジェントに預け、自由に使用してもらっていた。
 ついでのついでの話しになるが、借家には、この他に板の間にカ-ペットを敷き、そして高さ35cmのテ-ブル特注品と座布団を敷いて、ソファ-も二客特注で設置した。
 この私の借りた借家の大改造を見た大家さん。早速に自分の家にも背の低いテ-ブルと座布団を購入。
ネパ-ルのごみ収集とカ-スト
 ネパ-ルのカトマンドゥ市内のごみ収集は、一週間に一回。
 ごみ収集車にごみを預けるのは有料。一か月100RSルピ-。道端にゴミ置き場があって、ここにゴミを投げるのは無料。
 ごみ収集人は、ヒンドゥ-教のカ-ストで「ボデ」と呼ぶ。カ-ストは社会の身分制度を形成していて、職業が決まっている。高い位のカ-ストから低い位まで、所得も高低がある。
 ごみ収集人の「ボデ」は、このカ-スト内にも入らない、アウトカ-ストに属する。
 宗教のカ-スト制度を的確に説明するのは難しい。例えてみるなら、低いカ-ストの人がレストランに入って食事をする。レストランのドアを開け、部屋内を見て高い位のカ-ストが居たら、もうこのレストランには入れない。カ-スト高低同士は、テ-ブルを一緒に使用できないのだ。ヒンドゥ-教の教義や戒律は絶対で、自分の意思でカ-ストの変更は叶わない。

 

布団綿打ち直し作業

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ごみ収集車

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カトマンドゥ中心街地図

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