koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ルの食事 その9 食事の食材

 ネパ-ルの食事の九回目。一回目から四回目までは、ネパ-ルでの家庭料理やホテル・レストランでの食事などとネパ-ル独特のお菓子を写真で見た。五回目はネパ-ルのお酒。六回目はネパ-ルのお茶。七回目は自転車やリヤカ-などでの路上のお店や魚屋さん・肉屋さん。八回目は農業国ネパ-ルの果物売りや野菜売りなどの食事の食材を写真で見た。

今回はネパ-ルの食事の食材、穀物と魚などの乾物類を写真で見てみる。

 ネパ-ルの首都カトマンドゥのバザ-ルと、ネパ-ルの西、インドの国境がすぐ近くのタライ平野の町々のバザ-ル。

 小学生くらいの就学児童がバザ-ル売店の店番をしている。これは特にネパ-ルの特質ともいえるネパ-ル人の識字率で現されていることでもある。ネパ-ル西部の貧困率が高く、女性に教育はいらないヒンドゥ-教教義も加わって、学校へ行けない就学児童が多い現実がある。

 以前にもネパ-ルの識字率の改善される歴史を見たが、まだまだ家庭の経済で就学できない情況を再度見てみる。

 

バザ-ルの穀物売りと乾物売り カトマンドゥ市内

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岩塩売り 

最近はス-パ-マ-ケットで粉末状の塩は販売されている

左のピンク色と右の黒色は岩塩。真ん中の白色は違う。この塊は、ひげ剃り後のロ-ション。これに水を付けてヒゲ剃あとをマッサ-ジする。並べて販売しているので要注意

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以下の穀物販売、ネパ-ル西部地域・スノウリやネパ-ルガンジ-のバザ-ル

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就学児童が、家の経済状況で働かざるを得ない

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魚などの乾物販売 カトマンドゥ市内

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魚などの乾物販売、ネパ-ル西部地域・スノウリやネパ-ルガンジ-のバザ-ル

幼い就学児童が学校に行けず、店番をしている

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チュウラと黒糖売り

ネパ-ル語でチュウラは炊いた米を平たくつぶして乾燥したもの。保存食

亜熱帯気候でサトウキビから作る黒糖

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タバコ販売      

タバコの葉をその場で刻んで売っている   

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食べ物バザ-ルの一画で鍋・クワ・鉈など、鉄製品販売

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ネパ-ルの食事 その8 食事の食材

 ネパ-ルの食事の八回目。一回目から四回目までは、ネパ-ルでの家庭料理やホテル・レストランでの食事などとネパ-ル独特のお菓子を写真で見た。前々回の五回目は、ネパ-ルのお酒。六回目はネパ-ルのお茶。七回目は自転車やリヤカ-などでの路上のお店や魚屋さん・肉屋さんなどを写真で見た。

 今回は農業国ネパ-ルの果物売りや野菜・穀物売りなど、食事の食材を写真で見てみる。

 

自転車の野菜・果物販売

 カトマンドゥ市内の四つ角や人の集まる場所には、必ずというほどこの自転車に括り付けた果物や野菜かごに、販売物満載で売り歩いている。時には住宅街を自転車を押しながら、「シャウ・ケラ・スンタラ」と叫びながら売り歩いている。これが結構窓から顔を出し呼び止めて買う。

「シャウ・ケラ・スンタラ」は「りんご・バナナ・オレンジみかん」と云っている。

 この自転車販売の人、親方はインド人で売り子達は全員男のインド人に限られている。売値は果物屋さんの1.5倍くらいの高値だが良く売れるようである。

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果物屋

果物の種類は、季節きせつに亜熱帯気候なので南国の果物のほとんどが店頭に並ぶ

 バナナ、パパイヤ、りんご、オレンジ、パイナップル、マンゴ-、レモン、ぶどう、ざくろ、グアバさとうきび、スイカ、ココナツ、ざぼん、柿、いちご、くるみ、シュガ-アップル、メロン、グスベリ

 私の生活しているカトマンドゥの家々にもフル-ツの木が多い。私の家から半径100m以内でも、バナナ・ザクロ・柿・パパイヤなどがなっている

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野菜売り

農業国ネパ-ルの野菜は豊富だ

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ネパ-ルの食事 その7

 ネパ-ルの食事の七回目。一回目から四回目までは、ネパ-ルでの家庭料理やホテル・レストランでの食事などとネパ-ル独特のお菓子を写真で見た。前々回の五回目は、ネパ-ルのお酒。六回目はネパ-ルのお茶。

 今回はネパ-ルの路上でおやつみたいなものの食べ物売りと、果物や野菜・肉・魚などの食材の販売を写真で見てみる。

 

焼きトウキビ

秋になると路地でトウキビを焼くのを見かける。トウキビはスミ火に直につけて焼く

 ディロは、ネパ-ル語でマカイと云うのトウモロコシの粉をお湯で練りあげたもの。ロ-カルポ-タ-が朝食に食べている

 ポ-タ-には高所の登攀技術を身に着けた高所ポ-タ-と、比較的低地のトレッキングや登山のキャラバンの荷運びのロ-カルポ-タ-に分けられる

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ジュ-ス売り

果汁をその場で絞ってくれる

私は、コップを洗う水が曲者なので、この果汁ジュ-スは飲まない

 ネパ-ルの水でお腹を壊すと、二日間はどこにも行けなくなる。楽しいネパ-ルのためにフラットを借りてネパ-ル暮らしをしているのに。ネパ-ルの水は下痢ともどしの二重苦の元 

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乾燥魚の炒め販売

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バクダンやピ-ナツ販売

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川魚の販売 

チベツトとインドに挟まれたネパ-ルに海はない。けっこう大きな魚

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やぎ肉の販売

最近はちゃんとした店内で売られている

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ブタ肉の販売

イノシシではない

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ネパ-ルのニワトリ

ネパ-ルの地方に行くと、鶏は鳥らしく一家そろって木にとまっている

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ネパ-ルの水

 カトマンドゥには水道がある。しかし、一週間の内2日ほどしか水はこない。そしてその二日も朝の5時ころから約3時間だけ。住民が一斉に水道の栓をひねって水道水を出すものだから、水圧が下がって水が来ない。そこで、各家庭ではモ-タ-で強制的に吸い上げることになる。私の借りている3階建の家では、地下に大きなコンクリ-ト造りの水ガメがあり、そこに一旦水道水を入れる。改めて地下から屋上の1000L入りのポリ製タンクに水を揚げる。カトマンドゥの乾季は一日15時間の停電があり、水道に水が来る時間と停電が重なるとアウト

水道水は細かい砂利が入っているので、こして使う。

 

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ミネラルウオ-タ-

 日本人はネパ-ルの水道水は飲めない。飲めないわけではないが、一時間後にはお腹がグルグルとなり始め、二日間は寝ていなければならない

 レストランの氷の入ったミネラルウオ-タ-も、「この氷は水道水で作ったのか」と聞いてからでないと飲めない

私は歯を磨く時にもミネラルウオ-タ-を使用

 どこの商店にも店先にミネラルウオ-タ-19L入りが並べて売られている

容器はデポジット制で600RSルピ-  1RS=1円

 中身のミネラルウオ-タ-は60RSと90RSの二種類ある。私はなるべく90RSのを買う。商店では自宅まで配達してくれる

 ちなみに、旅行者用の1L入りミネラルウオ-タ-は、中身の品質検査で9割の製品がミネラルウオ-タ-でなかった事実が判明している

 

台所にあるミネラルウオ-タ-

部屋の前にもある

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ネパ-ルの牛乳売り

毎朝、自転車で7時前くらいに牛乳売りが来る。その都度支払う

ここで買った量以上に飲む場合は、すぐ近くの商店に買いに走る

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朝食はパン食

何処の商店でもパンは売っている

私はマホロバベ-カリ-とフジベ-カリ-の二軒から購入している

 マホロバベ-カリ-はカトマンドゥに4軒あるバトバティ-ニス-パ-マ-ケット内のブレッド売り場の一角にある。バトバティ-ニス-パ-マ-ケットは5階建のデパ-ト級の売り場面積がある。最近のネパ-ルでは、一番の出世頭と云われているグルン族の人の経営

 フジベ-カリ-はカトマンドゥの隣の市、パタン市内にありバスで30分かけて毎週出かける。角食パンと菓子パンを買い、冷凍保存している

 

 クリ-ムパンとアンパンマンバン、それとあんパン。あんパンはネパ-ルに小豆がなく、普通の豆をあん状にしている

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フジベ-カリ-の店内

店主と店員の全員が日本の長野県のパン製造資格を持っている

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タメ-ル地区にあるホットブレット店

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ネパ-ルの食事 その6

 ネパ-ルの食事の六回目。一回目から四回目までは、ネパ-ルでの家庭料理やホテル・レストランでの食事などとネパ-ル独特のお菓子を写真で見た。

前回の五回目は、ネパ-ルのお酒。3種類の各家庭で作っているお酒を説明した。     

 前回に次いで、もう少し説明を加えたい。この家庭で作るお酒とネパ-ルの酒税法との関係で、カトマンドゥなどの住宅密集地で問題が起きている。

 酒税法は密造酒を禁じている。家の玄関前や中庭で火を焚いて、ロキシ-の蒸留をしている処を近所のスピ-カ-みたいな人に見られたとする。この近所の人達、お酒を作っている人やその家庭を面白くないと思っていたなら、どうなるだろう。国税局に密告など考えられることではないか。

 こうしてカトマンドゥ市内では密造のお酒造りは段だんと少なくなってしまった。カトマンドゥから離れた場所では、法律制定前と同様に自分の家で飲むお酒は造り続けられている。

 カトマンドゥのレストランで出されるロキシ-やトンバはどうだろうか。ホテルのレストランにはネパ-ルの定食のダルバ-トを注文するとロキシ-付きのメニユ-がある。私がネパ-ルでこの10年間の生活でロキシ-やトンバを営業としてで政府の許可を取っての製造は聞いたことがない。ダルバ-トの値段で、ロキシ-はサ-ビスと云われればなるほどと思うが。

 私の知っている日本人経営の日本食レストランでは、最初から顔見知りのお客様には、ロキシ-が無料サ-ビスとして飲める所がある。しかしこのレストラン、ロキシ-を売ってほしいとお願いすると1リットル単位で分けてくれる。1リットル500RSルピ-。1RS=1円。私はこのロキシ-を日本に持ち帰っている。

 私の友人の奥様が経営するネパ-ルレストランでは気温が涼しくなる11月1日からトンバがメニユ-にでる。一杯120RSルピ-。お湯を3回足して飲むので、お腹いっぱいになる。私はトンバを注文するときは一杯でなく半分を注文することにしている。この店のトンバ、ネパ-ルの東のビラトナガ-ル出身の人にトンバを作ってもらっている。ネパ-ル語でコ-トと呼ぶヒエを発酵させたもので、美味しいしアルコ-ル濃度も濃い。トンバの故郷と云おうか、元々はネパ-ルの東で飲まれていたお酒なのだ。

 日本人経営のレストランは、競争相手からの密告が怖いと思っている。しかし、ネパ-ル人同士では密告は発覚するのだろうか、はたまたカ-スト制度などネパ-ル人同士の掟があって、互いに持ちつ持たれつの関係があるのだろうか。トンバはメニユ-にあるし有料だ。

 

今回は私が毎日作っているネパ-ル語でチャイ、ミルクティ-を写真などで見てみる。

 ネパ-ルではお茶をチャ-と云い、ミルクティ-をチャイ、ただの紅茶をカロチャ-と云う。友人達の家に行くと、チャイやカロチャ-が出てくる。昨年の10月にはカロチャ-を入れてくれた大学生の娘さんが、今日の紅茶は美味しいでしょ、と聞いてきた。味がただのチャ-と違う。ブラックペパ-入りだった。さすが紅茶の国のお茶の入れ方。日本人には考え付かないこと。

 レストランでチャイ(ミルクティ-)を注文すると、ジンジャ-味が出てきたりする。各家庭のチャイは香辛料の種類や量の入れ方で味が違う。私の家のチャイには5種類のスパイスを入れている。カルダモン・クロ-ブ・シナモン・ジンジャ-・ブラックペパ-など。

 私は1981年からヒマラヤ登山でネパ-ル通いをしてきた。私の女房も1985年からネパ-ルの絵画の取材で、毎年のようにネパ-ルに行くようになった。私の場合はサラリ-マンなので、3年か4年に一度くらいしかいくことが叶わなかったが、女房は1990年ごろからネパ-ルの民主化が始まり、民主化推進派と国王政府軍などとの衝突で死者が出たりすると、ソレ-とばかりにネパ-ルへ飛んでいく。勿論日本の外務省発表では、ネパ-ル渡航見合わせの広報が出ている。こうしてネパ-ルの紅茶文化が我が家に入り込んで、ネパ-ルからの帰りの荷物は紅茶が満載となり、その内香辛料も加わることになる。

 ちなみに、昨年11月のネパ-ルから札幌に運んだ紅茶と香辛料は、それぞれ4.5kgと6.9kgになる。クロ-ブのスパイスはネパ-ルで買うよりも日本の方が安価で質も良いので買わない。

 チャイはインドのアッサム紅茶とネパ-ルのイラム紅茶を2対1の割合でブレンドして使う。ネパ-ルティ-ハウスの店主が今年のイラムのチャイ用は、美味しいのが入荷したから買えと云う。昨年まで1kg800RSルピ-を買っていたのが1kg5,500RSルピ-の高値だ。試しに買ってみた。あまりにも高かったが、量の嵩が膨れていたのでブレンドの割合を4対1にしてみた。アッサムは茶葉でなく豆粒状の紅茶。

 

昨年11月、札幌に帰るボストンバックの中は

紅茶の茶葉など

イラムティ- ILAM     100g×4=400g

ダ-ジリン DARJEELING100g×5=500g

チャイ用アッサム ASSAM  100g×30=3,000g

チャイ用イラム          50g×12=600g

                  ティ-合計 4,500g

                   金額合計 7,080RSルピ-

 

香辛料など

カルダモン     100g×20=2,000g

シナモン      100g×18=1,800g

シナモン      200g×3=600g

ジンジャ-     200g×5=1,000g

ジンジャ-パウダ- 100g×3=300g

ブラックペパ-   100g×5=500g

ホワイトペパ-   100g×2=200g

ロングペパ-    100g×2=200g

ティ-マサラ    100g×3=300g

          スパイス合計 6,900g

            金額合計 6,285RSルピ-

 

それでは我が家のチャイ・ミルクティ-を紹介する

我が家の朝食

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二人分のミルクティ-

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マグカップ2杯分の牛乳

沸くと必ず吹きこぼれるので要注意

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豆粒状のアッサムと茶葉のイラム紅茶

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5種類のスパイスを入れる ブラツクペパ-

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クロ-ブ  札幌のキャロットで購入

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シナモン

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カルダモン

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ジンジャ- 乾燥生姜をスライス

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サガルマ-タ-スパイスショップ

カトマンドゥの外人街と旧王宮広場の中間にアサンチョ-クと云う広場があり、そこがバザ-ルになっていてスパイスショップが6軒並んでいる

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旧王宮広場のエリア内にあるネパ-ルテイ-ハウスの店内

紅茶の金属箱には個々に値段が書いてある 価格表示のある店は珍しい

 

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私の注文したアッサム4(200g)に対してイラム1(50g)の割合でプラスチック詰め中

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チャイのお菓子にココナツビスケット  35年以上前から販売されている

一個20RSルピ-  1RS=1円

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ネパ-ルの食事 その5

 ネパ-ルの食事の五回目。一回目から四回目までは、ネパ-ルでの家庭料理やホテル・レストランでの食事などとネパ-ル独特のお菓子を写真で見た。

今回はネパ-ルのお酒を写真で見てみる。

 ネパ-ルのお酒は日本と変わらない種類がある。一般的なお酒はビ-ルやワインとウイスキ-など。亜熱帯気候なので砂糖キビが取れ、砂糖キビそのものや搾り汁・搾りカスから作るラム酒が数社から販売されている。昔からのラム酒の銘柄は、ククリラムやグルカラムなどが有名。

 ククリは日本の日本刀に似て刀の役割をして、又短いので包丁としても使われているもの。

 グルカはイギリスやインドに雇われているネパ-ル人雇傭兵のグルカ兵からとられている。

 グルカ兵について少し説明すると。1769年カトマンドから北西に約90kmのゴルカ地方の王様、プリトゥビ・ナラヤン・シャハ王(ゴルカ地方の第10代王)が、カトマンドゥ盆地のカトマンドゥ・バタン・バクタプルの3王を戦争で打ち破り、以後ネパ-ルを統一する。この時からシャハ王朝時代が始まる。

 1814年と1816年に二度にわたりイギリスがネパ-ルを攻める。イギリスの東インド会社軍がネパ-ルに攻め入るネパ-ル・イギリス戦争で、ネパ-ルが善戦。この時に結んだスゴウリ講和条約以後の条約締結により、イギリスがネパ-ル兵の勇敢さを認め、イギリス軍傭兵に志願できる条約条項で今日でも毎年500名前後が新兵・退役兵としている。

 その後太平洋戦争後にイギリス植民地のインドが独立して、イギリス兵としてインドに駐留していたグルカ兵がインド軍に統一されて、今日ではイギリスとインドの両国に傭兵を送り出している。

 ラム酒のグルカラムのグルカは、この時の勇敢なゴルカ兵のGurkhaをグルカと読み替えてつけられた。

 

 ネパ-ルのお酒は、一般的なお酒以外に3種類の地酒がある。それは日本の焼酎にあたるロキシ-。それとどぶろくのチャン。他にアワやヒエから作られるトンバがある。

 これらのお酒以外には、リンゴの産地で作られるリンゴ酒やブランデ-もある。リンゴ酒はアルコ-ル度数が弱く、リンゴそのもので作られる度数の強いブランデ-などは、リンゴの産地のマルファ-町で作られ売られている。マルファ-町はアンナプルナヒマ-ルとダウラギリヒマ-ルの境を流れるカリガンダギ川の上流部にある町で、日本人の河口慧海が明治30年と37年にチベットに潜入する前に滞在した地で有名。街の家々の壁は白く塗られていて独特の風情をかもしだしている。

 ネパ-ルにも日本と同様に酒税法がある。ゆえにこれらの家庭で作る地酒を対価を取っての販売は禁止されている。日本人経営のレストランでは、この規律を破って他の同業者に税務署へ密告されることを恐れ、タダで飲めるのが嬉しい。

 

砂糖キビから作られるククリラム酒

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マルファ-町のアップルブランデ-

家の中庭にはプラスチックの大きな容器にリンゴが沢山入れて置かれている

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白壁が美しいマルファ-町

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マルファ-町の川口慧海ミユ-ジアムにある川口慧海の写真

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川口慧海がチベットチベット仏教経典を求めて潜入する時の荷物入れ

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ネパ-ルで飲めるお酒類

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ロキシ- 日本の焼酎の蒸留酒

穀物を寝かせて発酵させる 穀物を入れたまま暖め 上に水を入れた器で冷ます

一年物以上寝かせた良質のロキシ-に出会いたいもの

 器と器の隙間から蒸気になったお酒が器の外に逃げ出さないように、隙間をふさぐのはなんと牛の糞

 ネパ-ルの牛は、ヒンドゥ-教三大神の破壊の神様シヴァ神の乗り物。神聖な牛の糞を使ったロキシ-も又神聖な飲み物だと良いのだが、神聖な酔っ払いなどいない

 

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トンバ アワやヒエを発酵させる

一年以上寝かせた良質のトンバは、アルコ-ル濃度が高くすぐ酔っ払う

ネパ-ル語でコ-トと呼ぶヒエを発酵させたものが美味しい

 飲む儀式 最初にお湯を入れる。まず金属のストロ-を下まで沈め、ストロ-の上に指を当ててトンバをストロ-に入れる。ストロ-内のトンバを指をあてた側から受け皿にあける。ストロ-は何回も使用するのでストロ-内部をアルコ-ル消毒するのだ。ネパ-ル人は一度だが私は2度することにしいる

ストロ-の下側は、アワやヒエを吸い込まないようにつぶしてある

 ストロ-で一杯目を飲み干す。サア-これからが面白い。ヒエだけが残っているところに又お湯を注ぐ。ヒエに残っている香りやアルコ-ル分が甦る。こうして薄くなるまで3回は飲める。

 ロキシ-は一年中飲むが、このトンバはお湯を入れるので11月の涼しくなってから。昨年のカトマンドゥレストランでは11月1日から楽しめた

この写真のトンバとつまみはライ族の友人宅で

つまみの左側の白いのは、チュウラ。炊いた米粒を平たくして乾燥する

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トンバはネパ-ルの東側で作られている

 東側は8千m峰のカンチェンジュンガ峰地方の飛行場カ-カルビッタ周辺からタライ平野のインド国境近くのビラトナガ-ル周辺。

ここら辺の家の台所には、トンバを飲む器がズラ-と並んで飾ってある

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ネパ-ルの食事 その4

 ネパ-ルの食事の四回目。前回まではネパ-ルでの朝食やホテル・レストランでの食事や、家庭料理などを写真で見た。

 今回はネパ-ルのお菓子、△型のサモサと呼ぶ揚げパンなどがネパ-ル菓子店で売られている。

 ケ-キなどの洋菓子店もあり、ス-パ-マ-ケット内のケ-キ売り場や五つ星ホテル敷地内のテイクアウトのケ-キ売り場もある。

 五つ星ホテルの喫茶コ-ナ-で食べるショ-トケ-キの値段はス-パ-売り場の3倍から4倍も高い。

 

 ネパ-ル人の食事は一日2回。朝ごはんは9時から10時くらい、そして晩ご飯は寝る前の夜8時前後。ネパ-ル人の起床は朝早い。学校に通学する子供の居る家庭は、子供の出かける時間に合わせて起きている様だ。私が最初にフラットを借りた大家さんの子供は、スク-ルバスが7時15分にラジンパット通りを通る。そのバスに合わせて家を7時に出なければならない。ゆえにお母さんは6時30分には、子供に朝食を食べさせる。この場合の朝食は、家族が全員食べる9時以降の時間とは違うが、普通のダルバ-トになる。子供一人だけの食事にならざるを得ない。

 子供が朝早く起きるので家族全員も早い。学校に行かない家族は、チャイ(ミルクティ-)と角食パンや揚げ菓子などをつまむ。

 ネパ-ル人にお昼の食事は原則ない。学校に通学するため7時に家を出る子供は、お昼のおやつを持参する。私は日本からのお土産に、札幌の厚別区にあるどら焼きの美味しい店からどら焼きを持って行くと、この元大家さんは「丁度良い、明日の子供が学校に持参するおやつにどら焼きが良い」と云ってくれていた。

 元大家さんはお兄さんがポカラでホテルを経営しているので、カトマンドゥからお客を送り込むエ-ジェントを営んでいる。勿論ホテル予約に限らず、観光やトレッキングなどの手配全てを行っている。この人、事務所に出勤は11時だ。ネパ-ルの普通の公務員も出勤時間は10時~11時。退社時間は4時~5時。残業は原則ない。4時・5時に帰宅して夜ごはんまで時間がある。この時もおやつの時間となる。

一日2食は、実はおやつを含めると一日4食にもなる。

 ほとんどの人が4食毎度チャイを飲んでいる。ネパ-ルのガスレンジは日本のものと少し違う。ミルクティ-専用の火口がある。牛乳を火にかけると、私も毎回経験するが沸いた瞬間に吹きこぼれる。これは日本的なガスレンジだからで、ネパ-ルのは吹きこぼれない位の弱い火を保っている。それで一時間も二時間も温め続けられるレンジになっている。

 ネパ-ルの冷蔵庫は「ただの箱」と云われていて、乾季にはカトマンドゥ市内一日に15時間も電気が停電する。ゆえに牛乳を冷蔵庫に何日も保存できない。昨年一階のフラットを借りていた大家さんは、毎日朝7時なるとご主人が出かけ、牛乳と新聞を買って帰って来ていた。冷蔵庫が使えず、牛乳は毎日購入することになる。

 子供の通学にスク-ルバス、の話だが。ネパ-ルの特にカトマンドゥは就業の需給バランスが崩れている。若者も年よりも仕事がない。地方から職を探して若者がカトマンドゥに押し寄せているから。最近特に就職には英語の読み書き話が必要。子供を持つ親の必死さは私にも伝わるくらいだ。ネパ-ルは小学校と中学校が一緒になっていて、日本の小中学校になる。この公立学校の英語教育がダメらしい。仕方なく授業料の高い私立の学校に通わせる。公立学校は家の近くにあるが、この私立の学校は遠方が多い。授業が始まる9時まで、スク-ルバスはカトマンドゥを一廻りする。それでラジンパット通りを通るのが7時15分になる。ここで乗る生徒は、学校に着くまで2時間近くもバスに乗り続けることとなる。

 

チャパティ専門店 店先で大きなチャパティを焼いている

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窯でナンを焼いている

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揚げ菓子作り

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お祭りにはプジャのお祈りやティカの儀式を終えて、お客様に揚げ菓子入りのお土産

私がもらって家に持ち帰った

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プジャの儀式の線香や首にかける花輪、七色のティカに使う色粉とお客様へのお土産

ヨ-グルトもある

マカドミヤナッツチョコは私がネパ-ルに持参したもの

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お祭りの前日

お祭りに使用する物を買いに大勢の人が出かける

道路は車で溢れ、人々でごっがえす

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コ-ヒ-専門店

ネパ-ルでは10年前くらいからネパ-ル産のコ-ヒ-が出回っている

それまではネスカフェのインスタントコ-ヒ-だった

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チャイ ミルクティ- 山奥のロッジで

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亜熱帯バナナの国のバナナシェイク

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五つ星ホテルのケ-キテイクアウト店

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家からスク-ルバスの来るラジンパット通りまで徒歩5分だが、バイクで送り迎え

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ネパ-ルの食事 その3

 ネパ-ルの食事の三回目。前回まではネパ-ルでの朝食やホテル・レストランでの食事を写真で見た。

 今回は日本人には少し見慣れない、ネパ-ル人の日常生活の食事と、ネバ-ル料理店でないレストランの写真などをで見てみる。

 

カトマンドゥ市内にある北朝鮮レストランの料理

 このレストランは北朝鮮国営レストランで、ディナ-時間では朝鮮舞踊つきの食事を楽しめる

写真下の料理はビビンバ

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北朝鮮レストランの冷麺

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韓国レストランの冷麺

北朝鮮レストランでは、冷麺を注文しても他に何も付いてこなかったが、カトマンドゥ市内の韓国料理店の冷麺は白菜の漬物やいろいろと付いてくる

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ネパ-ルレストランから出前を届けてもらう

モンベルカトマンドゥ店の店舗造りをした。日本のモンベル店は大阪に本社があり、各地に支店がある。ここネパ-ルのモンベルカトマンドゥ店は、たぶんであるがオ-ナ-はモンベル関係者ではない。

店舗の建築工事が終わった段階で、大阪から看板や窓の日よけ、そして店舗内部の商品陳列ケ-スなどが送られてきた。この資材を見たカトマンドゥホ-ムセンタ-の建築業者、次の日から来なくなった。

店舗の外壁に張り付ける看板は薄い板一枚と予想していたのだろうか。なんと重量が90kgの看板。それも外側に張り出して取り付ける。どうやって取り付けたらよいのか、さぞかし困ったのだろう。

私が現場監督で、鉄工所に行き木工所に行き、店舗内の試着室作りのためにカ-テン屋やこれも木工所に図面を書いて注文。

店舗造りは一か月かかった。

オ-ナ-が近くのレストランから出前を取り寄せ

チャパティ-と揚げモモ(ギョウザ)

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モンベルカトマンドゥ店の工事風景

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モンベル・メカトマンドゥ店完成

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ライ族の家族と夕食

ダルバ-トのごはんにココナッツが入っている、めずらしい

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ネパ-ル人のお酒のつまみ

私が一足早くカトマンドゥで生活をしていて、後から女房と親戚の女性と友人の三人が到着。四人でネパ-ルレストランの友人のライ族女オ-ナ-に夕食を兼ねてご挨拶に行くと、なんと注文をしないのにつまみが出てきた。私と女房は全部食べれたが、後の二人は初めてのネパ-ル食を半分も食べれず。初めての味。

下側の白い米粒はチュラと云い、炊いたごはん粒を一粒づつ平たくして乾燥したもの

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