ネパ-ルの王宮と寺院や仏塔 その七十七回目
パタンの王宮と寺院や仏塔 その五目
前回は、パタンのマハボ-ダ寺院の写真を見た。
今回は、パタン王宮広場の南側にあるジェスタバルナ・マハヴィハ-ルミナス寺院 Jestha Varna Maha Vihar Minnath Tempelの写真を見てみる。
ジェスタバマ・マハヴィハ-ルミナス寺院 Jestha Varna Maha Vihar Minnath Tempel。
寺院入口
ネパ-ル語でガジュ-ル
屋根の頂にある先の尖った金属。天から神様が降り立つ目印になる。金色のベル形や壺形・相輪・宝珠などの形が組み合わさっている。本尊のヴィシュヌ神の武器である三叉戟(さんさげき)が立っているものもある
ネパ-ル語でドバシャ
屋根のテッペンから軒下に垂れ下がっている帯状の飾り、神仏が降り立つ道標・道筋
ネパ-ル語でトゥンダ-ル
軒先を支える方杖。ネパ-ル王宮・寺院の塔建築のネパ-ル独特の様式。屋根の軒先を斜めに支える木製の「方杖ほうづえ」が付いている。長さはほぼ4m、幅0.5m
軒先の2m間隔で並んで付けられている。この方杖に特徴なのは、その一本一本に華麗に色彩された男神や女神が彫刻されている。彫刻は様々で、先手観音の手が何本もある物、女神像や動物男像の下に、鮮明な男女媾合(こうごう)像や男女三人が絡み合う像など犬や馬と男神が絡み合う像、男女の性器を愛撫し合う像、女が自分の性器を参拝者へ見せる像。落雷避けの姿でもある
女が自分の性器を参拝者へ見せる像をネパ-ル人は、落雷避けの姿としている