2022年 あけましておめでとうございます その4回目
今年の干支が寅なので、2022年1月1日は今年の年賀状をアップ。
前々回からは虎が生息するネパ-ルのチトワン世界自然遺産の写真をアップ。
今回もトラの生息地ネパ-ルのチトワン世界自然遺産の写真をアップする。
チトワン世界自然遺産内の様子
この世界自然遺産のエリア内部はいまだ開発されていないジャングル。そのジャングル内の宿泊施設もユニ―クなエコシステムのものばかり。ここを訪れる人には、エコシステムによる運営がされている宿泊施設と、カヌ-ライドやゾウの一角サイを観るエレファントサファリが行われている。
世界自然遺産エリア内には五か所の宿泊施設がある。ネパ-ルの物価水準で比べると高額のため、エリアを川を挟んだ世界自然遺産の外のソウラハ町を訪れる人が多い。ソウラハからはエリア内へのジ-プサファリがある。
エリア内には原住民でもあるタル-族が生活している。自然遺産のエリア内部の宿泊施設に、夕方から周囲に住むタル-族の人達が集まりだし、日が暮れると、火を焚き勇敢な演舞の踊りが見られる。
ソウラハの街中にも演劇場があり、タル-族の踊りが見られる。
ネパ-ルの先住民タル-族が住む
タル-族は、ネパ-ルの先住民。
ネパ-ルには言語が60語以上あり、少数民族が各地に居住。
ネパ-ルの先住民は、ここネパ-ルのほぼ中央に住むタル-族と、首都カトマンドゥ市のあるカトマンドゥ盆地エリアに住むネワ-ル族がいる。
ネパ-ルの民族を大別すると、3種族に分類することができる。それは、ネパ-ル全土の地形図上の位置から、おのずと分かる。ネパ-ルは北に中国のチベットが国境で、南側の全てがインドの国境になっている。
古代からネパ-ルに住み続けているネパ-ル系ネパ-ル人の他に、南のインドからネパ-ルに侵入したインド系ネパ-ル人と、チベットから入ってきたチベット系ネパ-ル人だ。
インドのヒンドゥ-教とカ-スト制度
ネパ-ルはヒンドゥ-教徒が人口の79%、ヒンドゥ-教の教義や戒律にカ-ストがある。このカ-スト制度、違うカ-ストとの結婚や男女間のセックスを厳格に禁止してる。そして、カ-ストの職業や姓が、これも厳格に決められている。先祖代々、子々孫々に同じ職業についている。
お釈迦様の生誕地のネパ-ルには、元々ヒンドゥ-教はなく、インドの小王様一族がネパ-ルに侵入と同時に、ヒンドゥ-教宗教がネパ-ルに根を下ろした。この侵入最高位カ-ストの王様、ネパ-ルの先住民のネワ-ル族に、あなた方の民族を最高位カ-ストとする条件で布教を成功させる。ゆえに、今日でもインド系の姓がシャルマなどとネパ-ル原住民の姓がシェレスタなどが最高位カ-スト。
このヒンドゥ-教のカ-スト制度、最高位のカ-ストがネパ-ルのあらゆる分野の支配階級となっている。
今年の干支の寅の生息地チトワンから、宗教戒律の横道を歩き出してしまった。元に戻してチトワン世界自然遺産地の写真を見てみる。
カトマンドゥからチトワン近くのネパ-ル第三の都市バイラワ市まで飛行機。
ラプティ-川のこちら側は世界自然遺産エリア、川向いのソウラハの街の観光施設を眺める
エコ運営のジャングルロッジまで7Km ロッジからジ-プがお出迎え
ロッジの看板には、まだ憲法に王様が規定されていた時代のRoyalが残っていた
世界自然遺産エリア内のジャングルロッジ
ジャングルロッジでウエルカムドリンクのティ-タイム
エレファントサファリ
ゾウドライバ-は裸足で運転
エリア内でゾウの飼育
カヌ-ライド
タル-族の踊り