ネパ-ルのバザ-ル・商店街・商売 第百十五目
12、ネパ-ル西部地域のバザ-ル 第23回
カリガンダキ川沿いのバザ-ルや商売 六回目
カリガンダキ川沿いの農業と酪農
ネパ-ルの首都カトマンドゥの西方、ネパ-ル西部地方のバザ-ル写真も23回目。
カトマンドゥから西へ200kmのポカラから、自動車や飛行機で、アンナプルナヒマ-ルの奥地ムスタン郡の大河カリガンダキ川の村々の商売バザ-ル。
カリ・ガンダキ川 Kali Gandaki
カリガンダキ川は、チベットとの国境に接するムスタン・ヒマ-ルを水源とし。流れ下ってエアポ-トのあるジョムソン村からの下流は、その右岸側にダウラギリ・ヒマ-ル・エリア、左岸側をアンナプルナ・ヒマ-ル・エリアの広大なヒマラヤ地域に挟まれて。ヒマラヤの氷河を溶かす小川から流れ下る、カリガンダキ川はその後お釈迦様の生誕地ルンビニのあるバイラワ市を通り、インドとの国境を越えて、インドのガンジス川へと到達する。
ダウラギリⅠ峰8,167mやアンナプルナⅠ峰8,091mなどの8千m峰は、太古の昔1億6千年前にユ-ラシア大陸にインド亜大陸がぶつかり、60万年前の隆起で持ち上がったのが現在のネパ-ルヒマラヤを形成した。カリガンダキ川からは、古代の海のアンモナイト貝が見つかる。
1985年にわたしの小学校1年と4年生の息子たちの、4人家族のアンナプルナ・トレツキングで購入したアンモナイトの写真も。
今回の写真は、カリガンダキ川とその村々の農業などの様子を見てみる。
カリガンダキ川
アンナプルナヒマ-ルとダウラギリヒマ-ルを両脇に隔てる大河
カリガンダキ川にかかるつり橋
小川では子供たちが遊ぶ
1985年、カリガンダキ川で採取され、購入持ち帰ったるアンモナイト
ジョムソンのリンゴ売り
ジョムソン村のリンゴの苗木が植えられたカルカ
カルカは、動物が植物を食べに入らないような囲いをしたところ
蕎麦畑と収穫
トウモロコシ畑
屋根の上で干すトウモロコシ
牛の餌のトウモロコシを運ぶ
干しトマト作り
ジャガイモ
鶏売り
養豚
養蜂
牛飼い ネパ-ルの水牛はヒンドゥ-教の「牛属」には入らない
カリガンダキ川沿いの村々には、水道施設は稀
ヤギ飼い
モンス-ン気候の雨期には、標高の高い3~4千m高原で放牧、10月のネパ-ルの最大の祭りダサイン大祭の生贄に売りに出される