ネパ-ルのバザ-ル・商店街・商売 第九十五回
12、ネパ-ル西部地域のバザ-ル 第3回
ポカラのバザ-ル 三回目
ポカラ・レ-クサイド地帯のバザ-ル
前々回からポカラ市内のバザ-ル写真を見ている。
今回はポカラのバザ-ル写真三回目。
ポカラのフェワ湖Phewa Tal 湖畔一帯の外人街地域のバザ-ル写真を見てみる。
フェワ湖の湖畔に沿ったメイン道理の両脇に、2kmの外人町がある。ネパ-ルヒマラヤが町から見上げる眺望の一帯。外人の宿泊ホテルやレストラン、そしてお土産屋やコ-ヒ-ショップなどが、所狭しと軒並み。
ネパ-ルのコ-ヒ-
20年前には、ネパ-ルと言えばティ-、だった。インドのダ-ジリンと国境を接する、ネパ-ル最東端のイラム地方。
イラムは、ネパ-ルの紅茶の茶葉名「イラム・ティ-」で有名。日本では、探さないと「イラム・ティ-」にはお目にかかれないが。ネパ-ルのティ-の需給を満たす生産量。
それなのに、最近は昔からコ-ヒ-生産国の様な雰囲気を醸し出すほどの、ネパ-ル・コ-ヒ-が出回っている。
そもそも、コ-ヒ-は、亜熱帯気候の特産物なのに、ネパ-ルで最近までコ-ヒ-栽培が行われていなったことが、不思議。
昭和40年代の地図帳を開くと、インド大陸のすぐ下に小さな島、みたいなセイロン国が見つかる。この現在の国名スリランカのセイロン、セイロンティ-のブランド名で超有名だが、大昔実はティ-栽培はしていなく、コ-ヒ-栽培国だった。国中がコ-ヒ-栽培で繁栄していたが、コ-ヒ-木の病気が蔓延し、コ-ヒ-全滅。その後、茶木の栽培で今日に至っている。
こんな訳で、紅茶木栽培に適している気候の地は、コ-ヒ-栽培にも最適なのだ。
それで、日本人も含めて、ネパ-ルのポカラ地域の少し山側の土地で、コ-ヒ-が盛んに行われる様になった。最近のネパ-ルのホテルなどでも、インスタントのネスカフェ・コ-ヒ-が影を潜めて、ネパ-ル産のコ-ヒ-豆で、美味しいコ-ヒ-が飲めるようになった。
ちなみに、世界の茶葉生産国と生産量
中国 150万トン
インド 100万トン
アフリカ 60万トン
スリランカ 33万トン
トルコ 15万トン
インドネシア 13万トン
その他、バングラディッシュや日本などがあるが、ネパ-ルのティ-生産量は2万トン。
ヒマラヤンジャバ・コ-ヒ-ショップ
亜熱帯気候で標高800mのポカラ、10月でも日本の真夏の陽気
カトマンドゥにも同じ名前のコ-ヒ-店があり、わたしは週に一回は昼食のサンドイッチとアイスコ-ヒ-を食す
ポカラには、マチャプチャレ・コ-ヒ-ショップも
現在も販売されているククリ・ラム酒
山刀のククリの形
砂糖キビ栽培国は、ラム酒の製造販売
わたしがネパ-ルで購入し、日本に持ち帰ルラム酒
ポカラ・レ-クサイドの街並み
菩提樹
ポカラのフェワ湖