ネパ－ルのバザ－ル　第７４回

ネパ－ルのバザ－ル・商店街・商売　第七十四回
１０、カトマンドゥ市内のバザ－ル　

　前回まで、カトマンドゥ市内のメイピ－地区の写真をアップした。
　今回は、カトマンドゥ市内にある日本食を扱う商店と、ネパ－ル全国展開する急成長ス－パ－マ－ケツトの写真。
　カトマンドゥのバザ－ルは、日本の商店街や小売店の様子と、あまり変わりない、と言えるだろう。いや、数十年前の日本の商店街を思い返す様子だ。日本中に大型のス－パ－が進出して、小さな小売店が消滅したし、酒屋さんやタバコ屋さんがコンビニエンス・ストア－に変身した。それが、日本のバザ－ルの現状。
　ネパ－ルのバザ－ルの現状が、数十年前の日本だった。
　今後、ネパ－ルに大型のス－パ－が多く開店したり、コンビニが街々を席巻すると、現在の露天商バザ－ルやベジタブル・バザ－ルなど、無くなってしまうのだろう。

日本食材専門店
　ロ－ソンの看板を揚げて、日本食を専門に販売する店バザ－ルがある。カトマンドゥ市内で以前は、日本食レストランも多かった。しかし、２０１１年の東日本大震災や２０１５年のネパ－ル大地震の影響もあり、日本人の姿がめっきり少なくなったネパ－ル。その代りではないが、中国人や韓国人の人々が多く、レストランもチャイナやコ－リアレストランがおおくなった。
バトバティニ・ス－パ－マ－ケット　
　現在カトマンドゥ市内に大型の４店舗を展開するス－パ－マ－ケツトがある。バトバティニ・ス－パ－マ－ケットだ。
　バトバティニ・ス－パ－マ－ケット、カトマンドゥ市内だけでなく、ポカラなど主要な都市にも進出して破竹の勢い。この社長・オ－ナ－はグルン族。グルン族の間で出世頭の筆頭になっている。ス－パ－マ－ケットなだが、４階建て五階建ての大きな店舗で、中はまるでデパ－トメント・ストア－だ。わたしは、食料品や日用品の買い物に、週に一回はここを訪れている。