ネパ－ルのバザ－ル　第３４回

ネパ－ルのバザ－ル・商店街・商売　三十四回目
６．カトマンドゥ市内・タメ－ル地区のバザ－ル　その１
タメ－ルの自動車通行禁止とネパ－ルＲｓルピ－両替

　ネパ－ルの首都カトマンドゥの中心街の一画にあるタメ－ル町。
　東西南北直径５００ｍ周囲に囲まれた、ネパ－ルに来る外国人相手のホテルやレストラン・お土産屋・エ－ジェントの事務所などが、ところ狭しと犇めき合っている地域。
　タメ－ルのバザ－ルは、ほとんどのネパ－ル人が買い物に訪れることがない。
　バザ－ルが犇めき合っているので、当然そのバザ－ル写真は多い。
　今回を含めて、今後何回に亘って続く。

タメ－ル地区は自動車の行き交う道路幅がない
　昔からの街なので、片道一車線の道路幅になっていない。ゆえに、多くの観光客が行き来するのには危険。
　タメ－ル地域の一部に自動車侵入禁止標識が置かれている。ここ数年、この標識看板がなかったり有ったり。
　どうも、この道路両サイドのバザ－ルオ－ナ－が、自動車やバイクの通行ＯＫの請願・要請が多く、市の担当部局が、規制策を行ったり来たりさせているらしい。以前は、町内全面自動車通行禁止の時もあった。
円や米ドルをネパ－ルルピ－に両替
　わたしは、ネパ－ルでネパ－ルルピ－に両替するのは、銀行の為替両替窓口で行う。ネパ－ルでの生活で使うお金なので、１００，０００ＲＳ単位で両替する。１Ｒｓ＝１円。ネパ－ルと日本の貨幣価値は、６対１の割合。日本円で１００円あると、ネパ－ルの野菜や果物が６００円分買えることになる。ようするに、６倍の円高。
　ネパ－ル国内にある、一般のバザ－ル街にある私的な両替屋さんは、銀行よりも２～３％少ない。
　ネパ－ルルピ－は国際的には変動相場制。ネパ－ルルピ－自体が変動する訳でなく、インドルピ－が国際社会で貨幣価値が認められているので、さのインドルピ－の変動と同率がネパ－ルルピ－に及ぶ仕組みになっている。
　ちなみに、インドルピ－とネパ－ルルピ－の交換比率は固定相場制で、１．６対１．０の割合。ネパ－ルルピ－１６ＲＳ＝インドルピ－１０。６倍の円高。インドルピ－が１．６倍高い。

　インドルピ－はネパ－ルで使用することができるが、ネパ－ルルピ－はインドで使えない。勿論、日本でも使用できない。ネパ－ルルピ－の貨幣価値は、国際的には価値ゼロとも云える。

昼間の自動車通行禁止

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