どこでも停まってくれる乗り合いバス
トヨタのハイエ-スとマイクロバスは、わたしの自家用車。小型のバスは、わたしが30歳代に自家用車として乗っていた。そして、現在の自家用車はトヨタ自動車のハイエ-ス。この両方共、ネパ-ルの交通網の主力の乗り合いバス。
日本では、職人達が自分の商売道具を乗せて、仕事用として乗っているのがハイエ-ス。私の息子曰く、遊びだけでハイエ-スに乗っているのは珍しいよ。
何処でも乗り降り自由の、ネパ-ルの交通網
ネパ-ルの乗り物は、基本的にはどこでも乗れるしどこでも降りれる。
前々回写真を掲載した三輪電気自動車のテンプ-もそうだった。世界共通の手を上げれば止ってくれるタクシ-と同様、ネパ-ルの乗り合いバスは、どこでも乗れるし降りることもできる。
満員にならないと出発しないネパ-ルのバス
ネパ-ルの交通機関で、定時出発するのは座席指定の長距離バスくらい。その他の交通機関は、座席がお客で一杯にならないと出発してくれない。
バスパ-クなどの始発地に停まっているバスは、お客の居ない座席が多い程、出発まで時間がかかる。その反対に、座席が埋まっていれば、もうすぐ出発する。途中での乗車や降車には関係なく、始発時で一定の利用金収入を見込むのだと思われる。
目的地に向かう路線バスは、途中、車掌が出入り口にしがみついて、大声で行先を道端で待つ人に呼びかける「ラインチョル・ラジンパット・パニポカリ、さあ乗ったのった」。
均一料金の乗り合いバス
カトマンドゥ市内を走るバスは、50m乗っても終点まで数キロm乗っても、料金は均一。
これが、カトマンドゥ市内から離れて、他の市町村までのバスは、プラス料金になる。それでも、市内で15RSルピ-だったものが、隣のパタン市までは5RSプラスの20RSになったり、先日乗車したバクタプル市までのバスは、30RSだった。
トヨタ自動車のハイエ-スは乗り合いバス
わたしの自家用車はトヨタ自動車のハイエ-ス。座席を取り払ってキャンピングカ-として遊びに使っている。このハイエ-ス、ネパ-ルでは座席を改造して20人くらいは乗れるだろうか、バスになっている。
車掌は、入口にぶら下がって、道路沿いにバス待ちしている乗客に向かって、行先を大声で叫びながら、料金徴取もする。走っている途中で手を上げる人が居ると、車のどこかをバンと叩いて停め、乗客を乗せる。お客が降りたいときは、車のどこかを二回バンバンと叩けば停まってくれる。
トヨタ自動車のハイエ-ス乗り合いバス 車掌が窓から身を乗り出して客引き
乗り合いバスは次から次へ
ネパ-ルの普通の乗り合いバス
行先のラインチョル・ラジンパット・パニポカリ、さあ乗ったのった
同じ方面行なのに、乗客を待って列を作る 一人でも乗車すると出発