ネパ-ルのお祭り
ネパ-ルのお祭りは多い。私は10年前から札幌とネパ-ルを行ったり来たりしてネパ-ル生活をしている。一年中次から次と行われるネパ-ルのお祭りは、ネパ-ル暮らしに退屈さを感じさせない。
代表的なお祭りはダサイン大祭。その他にティハ-ル祭やティ-ジュ祭などがネパ-ル全国のお祭り。ダサイン大祭は二週間、ティハ-ル祭は五日間続く。
この他にも歴史の古い小地方都市に限られる多くのお祭りが行われている。特にカトマンドゥ盆地には、華々しいネワ-ル文化と共に栄えるお祭りも多い。ほとんどのお祭りは宗教的で、ヒンドゥ-教が多く、仏教やチベツト仏教徒のお祭りもある。
ビスケ-ト祭、マチェンドラナ-ト祭、シヴァ・ラ-トリ-祭、シュリ-・パンチャミ-祭、インドラ祭、ブッダ・ジャヤンティ祭、ホ-リ-祭、等々。
多くのお祭りを祝う国民性があるので、クリスマスも祝うし、お祝いに近い形の行事としてのメ-デ-や民主主義の日・共和制記念日・子供の日・民主記念日、などの祝日がある。
インドとチベツトに囲まれたネパ-ルなので、インドと共通のお祭りがある。ダサイン大祭やティハ-ルなど。世界的なヒンドゥ-教寺院のパシパティナ-ト寺院の祭りは、インドからバスを連ねてインド人が参拝する。
また、カトマンドゥ市内から25km離れたパナウティのマゲ・サンクランティ祭は、12年に一度冬至を祝うお祭りで、ネパ-ル中から数十万人が押し寄せる。寒い1月~2月に沐浴する姿が見られる。
これら多くのお祭りの日を決めるのは、そのほとんどが太陰暦に従うので、暦通りに毎年決まった日にちではない。
そして、全国的祭日は官公庁がお休みになる。日本のお正月やお盆の様に職場の従業員が故郷に帰ることから、レストランや商店が一斉にシャッタ-を下ろして休む。レストランでの食事を予定していて食べれないことになる。事前に食材を買い込まなければならない。またこの間食品工場が休むのでス-パ-マ-ケツトなど再開しても、しばらくはパンなどの食材が品切れが続くので注意しなければならない。
これらネパ-ルのお祭りを写真で見てみる。
ティ-ジュ祭
ヒンデゥ-教のシヴァン神にお参りする女性のお祭り
9月のモンス-ン明け近く三日間続く
女性がたくさん食べてダンスをする
次の日には、断食してシバ神にお祈りする
寺院に集まった女性が踊り出す 数少ない男性は見物
ネパ-ル中三々五々、サリ-を着飾った女性がヒンドゥ-教寺院にぞろぞろと行列をつくって向う
赤色のサリ-姿は既婚女性
ぞくぞとヒンドゥ-教寺院に参拝
バクタプ-ル