koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ル滞在日記 続編 その5回目 カトマンドゥのトリブバン空港で黄金のヒンドウ-教神様の出迎え

ネパ-ル生活2018年

9月17日、ネパ-ルの国際空港に、ネパ-ルの神様ガル-ダ神がお出迎え

 

 わたしはネパ-ルで暮らし始めて12年。今年の9月半ばから、11月まで約2ケ月間ネパ-ルで過ごした。

 9月16日に新千歳発のコ-リアエア-は、韓国の仁川経由カトマンドゥ行き、17日午後5時過ぎにトリブバン国際空港着。

 トリブバン国際空港着は、他の国際空港や国内空港の施設と比較して、数十年遅れの飛行機の乗り降りが、タラップを付けて行われている。

 タラップを降りると、エアポ-トの空港施設の前にネパ-ルの神様が出迎えてくれた。ヒンドゥ-教のガル-ダ神がWelcomeウエルカム。

ガル-ダ神を少し勉強してみた。

 ネパ-ルのヒンドゥ-教では、英語読みのガル-ダと呼ばれている。インドでは、サンスクリット語読みでガルダ गरुड

 元々は、インド神話に出てくる、炎のように光り輝く、そして熱を発する神鳥。

 ヴィシュヌ神の乗り物で、羽根を持った鳥なのでどこへでも飛んでいく。ヴィシュヌ神は、ネパ-ルのヒンドゥ-教ではシヴァ神やブラフマ-神等と三大神。

 シヴァ神の乗り物は牡牛で、この牛は神ではないのに、ガル-ダは神。カシュヤパ神とヴィナタ-神の息子になっている。

 ガル-ダ鳥神は、東南アジア諸国は、仏教やイスラム教の伝来以前からヒンドゥ-教圏であったために、国章や会社のマ-クに使われている。インドネシアタイ王国の国章。インドネシアの国営航空会社はガル-ダ・インドネシ航空で会社のマ-クになっている。

ネパ-ル・トリブバン国際空港で、乗客を出迎えるガル-ダ鳥神黄金像

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カトマンドウ市内のカル-ダ鳥神

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カトマンドウ・ダルバ-ル旧王宮広場のガル-ダ神

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パシュパティナ-トのカル-ダ神

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パタン・ダルバ-ル旧王宮広場のガル-ダ神

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ネパ-ル滞在日記 続編 その4回目 ネパ-ルの珍しい仕事 ネパ-ル紙幣の新券両替業

ネパ-ル生活2018年

日本にはないネパ-ルの職業・寺院近くで新しいお金に両替業

 

 わたしはネパ-ルで暮らし始めて12年。今年の9月半ばから、11月まで約2ケ月間ネパ-ルで過ごした。

 ネパ-ルで、日本にはない職業に出くわす。芝生のある空き地で行われていた布団の綿打ち直し。そして、砥石を使わない刃物研ぎ業。

 今回は、路上で行われる紙幣の両替。日本では、法律にのっとって両替業法の許認可が無ければ、お金の両替ができない。

 日本のお金の両替は2005年ころまでは、手数料のかからない金融機関の業務の一つだった。それが、あまりにも手数がかかるので、両替手数料を徴取して、両替を行うようになった。

 手数のかかる両替にはどのようなものがあるのか。どのような両替でも、両替はりょうがえだ。

 例えて二例を挙げて説明してみよう。

 まずその一例。毎年恒例の行事、お正月のお寺参りに行われる賽銭。これが大変。以前はお金だけに限らなかった。寺院にお参りして「神頼み」する対価として、金銭にむ限らず、米を賽銭箱に入れたりしていた。米を袋に入れて賽銭箱に入れるのであれば、たいした問題にはならない。コメのバラが賽銭箱にばらまかれていた。

 寺院の担当者は、賽銭箱に入っているお金だけを金融機関に持参し、両替や預金をする。この時に、賽銭箱に入ったコメと小銭が一色たんで、金融機関に持ち込まれる。雨や雪が降っていたら、お金が当然濡れている。

 金融機関に持ち込まれた、両替の賽銭お金は、わや。だ。

 硬貨勘定機械に入れて数えても、正常には作動せず、機械が壊れる。

 濡れた紙幣を乾かすが、再度使用できる紙幣には戻らず、損券として日本銀行での両替紙幣となる。

 一つの寺院の賽銭を数えるのに、出納係一人付きっきりで一日以上かかる。

 手数のかかる二つ目の両替の例。

 パチンコ屋さんの千円札の両替。これは例えば一万円札を千円札に両替したり、その反対に千円札10枚を一万円札に両替するのではない。千円札を千円札に、同じお金なのだ。普通に考えると両替は必要ない様に思える。パチンコのお客さんが、パチンコ屋さんのカウンタ-やパチンコの玉を買う機械に、千円札を入れる。その機械内で、その千円札はおつりとして支払われ。そのおつりが又球を買うのに使われる。繰り返された千円札、ついにボロボロになってしまう。

 この再利用できないお札が、金融機関の窓口に持ち込まれる。

 金融機関ではこのボロ紙幣、窓口の紙幣入金機械へ入れると、支払いに自動的に使われるので、手で数えて、日本銀行への両替紙幣として扱われる。

 この千円札お金は、日本銀行へ損券として両替に持ち込まれる。日本銀行から新しい紙幣に変えない限り、金融機関の金庫で眠ることになる。

ネパ-ルの新券紙幣両替屋

 ネパ-ルの現金の両替には、法律による許認可の手続はいらないらしい。

 信者が寺院へお参りに来て、ネパ-ル紙幣が功徳として寺院への賽銭に使われる。

 ネパ-ル人の80%はヒンドゥ-教徒。ヒンドゥ-教は、徳を積めば積むほど死後の安泰が保障される教義。お寺に持って行くお金は、新しいほど良いのかどうか。わたしには理解の外の話だが。

 寺院が多くある地域には、路上に新しい紙幣を並べて、両替する業者が居る。この商売、両替手数料を取るのだろうか。寺院への徳を積む行為に、手数料を取るのはどうなのだろう。

 両替業者、鬼の住む地獄へ落ちなければ良いが。

 

ネパ-ルの寺院街で商売をする両替屋

5RSルピ-から1,000RSまで、新券を並べて

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ネパ-ルの紙幣

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ネパ-ル滞在日記 続編 その3回目 ネパ-ルの珍しい仕事

ネパ-ル生活2018年

日本にはないネパ-ルの職業・刃物研ぎ業

 

 わたしは今年の9月半ばから、11月まで約2ケ月間ネパ-ルで生活していた。

 ネパ-ル暮らしは12年前から続けている。その間、ネパ-ルで目についた、日本ではあまり見かけない職業があることを見つけた。

 今年のネパ-ル滞在中にアップした、布団の綿打ち直しがその一つ。

 今回と次回で二つの、日本では見かけないネパ-ルの職業の写真を見てみる。

 まずその一つ。路上で刃物研ぎをしている写真。日本では、刃物を研ぐのは砥石が普通。ネパ-ルの家庭や刃物屋さんで、砥石を見たことがない。

 もっぱら、写真のような二人一組で、それも路上の歩道で、一生懸命に。

 

刃物とぎ業

重そうな錆た円盤型の研ぎ道具を、自転車に積んで運んでいるのをよく見かける

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ネパ-ル滞在日記 続編 カトマンドゥのダ-バ-スクエア-旧王宮広場のカ-ラ・バイラヴァ神

ネパ-ル生活2018年

カトマンドゥの旧王宮広場のカ-ラ・バイラヴァ神

 今回2018年のネパ-ル生活では、9月17日にカトマンドゥ着し、20日にはカトマンドゥ市の中心街にあるダ-バ-スクエア-を観て周った。

 カトマンドゥ盆地には三か所のダルバ-ル宮廷がある。一番古いのはバクタプル旧王宮。古い名称ではバドガオンと云われた。15世紀から18世紀にかけて3王が君臨。 ここのバクタプルの王様が分家を作った。現在のカトマンドゥに二番目の王宮。 そして、三番目はパタンに、カトマンドゥ王が分家する。

 カトマンドゥ旧王宮には15箇所以上の寺院があり、その他にも猿神やバイラヴァ神像などがある。

 今回は、ここのカトマンドゥ旧王宮広場にある石を彫ったバイラヴァ神像の写真を見てみる。

カ-ラ・バイラブ神

 カ-ラ・バイラブと呼ばれるこの神。何本かの腕の右腕一本に刀を振り上げ、左手には生首をぶら下げている。

 カ-ラ・バイラブ神は、シヴァ神の化身。古い呼び方のバイラヴァという名前自体は、「恐るべきもの」という意味らしい。一見滑稽な姿に見えるが、恐怖の神に相応しい姿にも見える。

 わたしは、いつもこの石像の前に立ち、カ-ラ・バイラブ神が踏みつけている人は、何者かと思っていた。がどうも、ちょび髭のこの人に見えるのは惡鬼らしいことが判明。

 

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カトマンドゥ旧王宮広場

カ-ラ・バイラブ神石像は一番右側

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カ-ラ・バイラブ神に踏みつけられている悪鬼

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カ-ラ・バイラブ神に足と顔を踏みつけられている悪鬼

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全裸にちょび髭で、一見して悪者には見えない足下の惡鬼

生首数十個の首輪をしている恐怖の神、カ-ラ・バイラブ

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ネパ-ル滞在日記 続編・近所の唐辛子干し

ネパ-ル生活2018年・ネパ-ルの香辛料

ネパ-ルのスパイス、唐辛子

 以前、ネパ-ルに滞在中、わたしの生活していた近所の家の前に、唐辛子をザルに入れて干してあった。その後の、唐辛子が陽にあたって萎びた写真を見てみる。

 ネパ-ルの食事には、唐辛子は必需スパイス。野菜バザ-ルには、山盛にした唐辛子が売られている。色々な形の唐辛子がある。

 辛い食べ物を、ネパ-ル語では「ビ-ド・チャ」と云う。「辛い・ある」。

 美味しいは、「ミト・チャ」。「美味しい・ある」。美味しくないは、「ミト・チャイナ」。

 ネパ-ル語の「チャ」と「チャイナ」はあらゆる言葉に付きもの。例えば停電や断水では、「エレキ・チャイナ」や「パミ・チャイナ」。結婚しているや結婚していないの言葉も、「ケッコン・チャ」や「結婚・チャイナ」で表す。

 

以前のネパ-ル滞在日記の写真

わたしがネパ-ルで暮していた近所の家の前のザルに入った唐辛子

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その後の、唐辛子が萎びた写真

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バザ-ルのスパイス売り

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唐辛子売り

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路上バザ-ルの野菜売り

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ネパ-ルから帰国して一週間

ネパ-ルから札幌に帰って来ました

 9月16日に札幌を出発して、11月11日に帰札。約2ケ月間のネパ-ル生活。帰ってきて少し忙しかった。もう一週間も経ってしまった。

 11月10日午後8時過ぎに、ネパ-ルのカトマンドゥ・トリブバン国際空港を飛び立ち、韓国の仁川経由で、11日午後12時50分新千歳に着く。

 5ケ月前に大韓航空の予約をした時は、カトマンドゥ発の時間が8時30分だった。それが空港で搭乗手続きして8時20分発に変更されていて、実際に飛行機が動き出したのは8時15分だった。

 いつもは飛行機に搭乗して、出発の動き出すのが少し遅れるのが普通。それが、今回は5分早く出発。ネパ-ルのエア-ポ-トらしい。

大韓航空、飛行機に積みこむ荷物重さ同じなのに、背負えとは

 コ-リアエア-のカウンタ-で、アホらしいというか、馬鹿らしい扱いに呆れてしまった。

 機内預けの荷物が、少し多めだとは分かっていた。搭乗規則では、機内預け荷物の重量は23kg。機内持ち込み荷物は12kgの指定だった。それが、預ける荷物の重量が28.5kg。5kgのオ-バ-。

 普通では、ここでオ-バ-チャ-ジで超過料金を云いだすのだが。何を勘違いしたのか、背負っているザックに荷物を移してくれ、とのこと。

 背負っていたザックを見れば、一目で機内持ち込み荷物の上限に近い大きさなのだ。これに5kgを入れるとまだまだ大きくなる。

 ザックを下ろして、見せたのだが、それでも中実の移動をしたら、とのこと。

 大韓航空の職員、頭が悪いのか何なのか。機内持ち込み荷物が5kgオ-バ-でも良いとのこと。

 わたしの荷物の量は変わらない。余計な預ける重量を機内に持ち込むだけ。

 飛行機にかかる重量が同じなら、お客さんの背負う荷物を軽くしてほしい。お願い。

 本当は、背負っていたザックの重量は15kg近かった。プラス5kgなので、8kgのオ-バ-。

 

11月10日(土)午後8時15分出発の大韓航空

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ネパ-ル滞在日記 第68回最終回 本日20時30分発で札幌に帰ります

ネパ-ル暮らしも今日まで

明日11月11日午後0時45分、新千歳空港着で、札幌に帰ります

9月16日発で、約2ケ月間ネパ-ルに滞在した2018年でした。

12前からのネパ-ルの生活でした。

 

ネパ-ル・カトマンドゥ・トリブバン国際空港

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