ネパ-ルの王宮と寺院(仏塔) 二百四回目
カトマンドゥ盆地の寺院と仏塔
16.バクタプルの王宮と寺院 35回目 タチュパル広場のプジャリ・マ-トPujari Math
前回は、バクタプル市内タチュパル広場の名前の分からない2寺院の写真を見た。
今回は、チュパル広場にあるプジャリ・マ-トの写真を見てみる。
バクタプルの王宮と寺院35回、今回が最終回。
このプジャリ・マ-ト、15世紀ヤクシャ・マッラ王時代に建立。1763年ラム・ダッタ・ギリ僧侶が改築。
ヒンドゥ-教僧院だったが、現在は木彫博物館。
長広い建物の中間に孔雀の窓がある。この孔雀の窓は、ネワ-ル族の木彫刻工芸美術の傑作作品。ここの孔雀の窓と、近くの他に二つある。そして、お土産屋の店先にも、最近彫ったレプリカが多数飾ってある。
注目の「孔雀の窓」は、羽根を広げた孔雀の周りに35羽の鳥が彫られている。わたしはこの鳥は鳩だと思う。中央のピ-コックと同じ形にも見える。そして、現在は35羽だが、右下側が一羽分欠けているので、以前は36羽だったのでは。他に悪魔や動物の彫刻。
この建物プジャリ・マ-ト、さすがネパ-ルのネワ-ル建築文化らしく、多くの扉や窓の木彫刻が素晴らしい。
タチュパル広場のプジャリ・マ-トと孔雀の窓
孔雀の窓があるプジャリ・マ-ト
丁度向いのお土産屋二階からがシャッタ-チャンス
一階がピ-コック・ウインドウ、ハンドゥクラフトメセンタ-、の時もあった
向のお土産屋の商品が
偽物ではないが、二つ目の孔雀の窓
全体の彫刻が異なる
これも、偽物ではないが、三番目の孔雀の窓
孔雀の窓の向いのお土産屋、レプリカの孔雀の窓
他の木彫刻と一緒に販売している
大きなレンガ積みと、出入り口や窓枠の木彫刻芸術のプマリ・マ-ト(木彫美術館)