ネパ-ルの王宮と寺院(仏塔) 百七十一回目
カトマンドゥ盆地の寺院と仏塔
16.バクタプルの寺院と仏塔 2回目
バクタプルの寺院と仏塔の二回目。
バクタプルは3広場に別れている。まず旧王宮広場、そしてトウマディ-広場と陶工広場、三番目は王宮広場から700m東にタチュパル広場。
追々、三広場の寺院や仏塔などの写真を見る。
今回は、バクタプル旧王宮広場の写真から。
バクタプルの寺院群へは、無数の入口がある。と云っても、ここに住む住民の生活道路の全てが、広場に通じる出入り口になっている。
カトマンドゥから路線バスで、ナガルコット方面行に乗る。すると、アルニコ・ハイウエ-からマハラクシュミ-道路に入って、王宮広場前を通り過ぎてから、バクタプルだと云って降ろされる。降車バス停のここから、広場方向の路地からは、チケット販売チェックボックスがない所もある。
別のバスでは、カトマンドゥからバクタプル行に乗ると、グゥヤ池Guhya Pokhari手前の終点バス停に着く。ここからは、500m程歩くと旧王宮広場入口のライオンゲ-トと呼ばれる獅子門に行きつく。
バクタプル旧王宮広場
ライオンゲ-トの獅子門から広場に入ると、左側には、現在国立美術館とゴ-ルデン・ゲ-ト、そして55窓の宮殿が一列に並んでいる。
ライオン・ゲ-トは、1696年ブパティンドラ・マッラ王時代に建立。獅子石像と並んでシヴァ神の化身バイラブ神と、シヴァの妻の化身のウグラチャンディ神石像も飾られている。
門から入ると、この一列に並んだ建物がの奥が、王様の住居。ここがムル・チョ-クと呼ばれる。
「ムル」とは「主要な」の意味。
ネパ-ル語で「チヨ-ク」は「広場とその周りの建物」の意味。ネパ-ルでは、道路のT字路や十字路をチヨ-クと呼ぶ。
ムル・チョ-クは、王宮の主要な部分。南奥はタレジュ-・チヨ-クの名称で、マッラ王の神タレジュ-女神を祀っているタレジュ-寺院など。
ムル・チョ-クの東側には、バクタプル・クマリの館のクマリ・チヨ-ク。そして王の沐浴場のスンダリ・チヨ-ク。
広場を挟んで右側には、ラメシュワ-ル寺院から始まり、レンガ造りの二階がレストランの建物、そして奥には2層建築のパシュパティ寺院が並んでいる。
広場の真ん中には、ゴ-ルデンゲ-トの真ん前にブパティンドラ・マッラ王石柱、そこを進むと奥にインド・シカラ様式の石造りバトサラ・ドゥルガ寺院。
又、すこし離れた場所には、象やライオン・牛の石像が階段に並べられたバクバティ寺院。
旧王宮広場の寺院群の写真は、数回に分けて見てみる。
参考資料
在ネパ-ル日本大使館・ホ-ムペ-ジ
ネパ-ル トニ-・ハ-ゲン
ネパ-ル 地球の歩き方
ネパ-ル紀行 三瓶清朝
ネパ-ルの秘境ムスタンへの旅 ジュゼッペ・トゥッチ
ネパ-ル アジア読本
NPO法人 DTACネパ-ル観光情報局
旧王宮広場
ライオン・ゲ-ト 獅子門
バス停そばのギュ-ヤ池
門のまえの二対のライオン石像
ライオンの横にヒンドゥ-教シヴァ神の化身の神様の石像
入場チケット売り場・チェックボックス
ライオン・ゲ-トから入場
広場の中からライオン・ゲ-ト
2015年4月25日ネパ-ル大地震で大破
新しく同型に制作建築
ライオン・ゲ-トを入ると、すぐ左側 王宮・現在博物館