ネパ-ル生活2018年
ネパ-ルの交通機関と荷運び ネパ-ルヒマラヤの荷物運びはゾッキョとヤク
2018年は、9月から二か月間、ネパ-ルのカトマンドゥ市内の借家で生活。
ネパ-ル暮らしは12年目。
11月11日に札幌へ帰ってきて、ネパ-ル滞在中を振り返って、写真をアツプ。
ネパ-ルの交通機関と荷物運び、シリ-ズとして多くの写真を見た。
シリ-ズの最後に、ネパ-ルヒマラヤの登山隊やトレッカ-の荷運びをする動物、ゾッキヨとヤクの写真を見てみる。
ゾッキョ
ネパ-ルには、牛の仲間が多い。まず、シヴァ神の乗り物の牡牛のナンディ。そして、農家の働き者の水牛。ネパ-ルの牛では、何といってもヒマラヤで働く牛、ゾッキヨとヤクが有名。
ゾッキヨは水牛とヤクの合いの子
平地で飼育されている水牛と、高地の2,500m以上のヒマラヤで放牧や家畜として飼われているヤクの子供がゾッキョ。ゆえに、標高が低からず髙からずの2千mから4千m位で荷運びに従事してる。
ゾッキョやヤクは、ポ-タ-の二倍60kgを運ぶ
エベレスト街道の宿泊場やレストランなどの生活物資を運ぶポ-タ-は、重量50kgを運ぶ。
ネパ-ルの登山隊やトレッカ-の荷物運びのロ-カルポ-タ-は、最高で30kgの荷を担ぐ。ゾッキョとヤクは倍の60kg。人間の二倍稼ぐ。
ロ-カルポ-タ-の担ぐ荷物の重量は、規則に則り上限30kg。登山隊の出発地に集まったポ-タ-たちは、まず最初に、より軽い荷物探しをする光景が見られる。
登山隊のベ-スキャンプ以上の上部の荷揚げに従事する、ハイポ-タ-の重量も規定されている。ハイポ-タ-は、高所なので当然ロ-カルポ-タ-よりも軽い。
ゾッキョやヤクが近づくと、山側に避難
ゾッキョやヤクの牡の体重は、大きい方で800~1,000kg一トンもある。ヤクのメスはオスの半分の体重。
このゾッキョやヤクは、エベレスト街道のロ-カルポ-タ-と同様な役割を担っている。トレッカ-や登山隊のキャラバンル-トを一緒に歩くことになる。軽自動車と同じ体重が人間と一緒に、時には行きかう。危険この上ない状況。
ゾッキョやヤクが近づいたら、必ず山側に避けなければならない。谷側だと、接触して渓に落とされる恐れがある。
ゾッキョやヤクが荷物を背負って下り坂を降りるとき、その目は真剣そのもの。他の歩いている人間のことなどは、いっさい考えていないだろう。
エベレスト街道で、ポ-タ-の滑落死事故が起きている。
登山者やトレッカ-の荷物を乗せて、エベレスト街道を歩くゾッキョ
アマダブラム6,856mの麓のゾッキヨの群れ
イヤリングで着飾ったゾッキョ
登山やトレッキングのお客さんを待つゾッキョ・ルクラ
タンボチェ
ヒマラヤでゾッキョやヤクとすれ違う
必ず道の山側に避難する、谷側から転げ落ちて死亡する事故も
左のヤクと右のゾッキョ
毛の長さで判別
エベレスト街道の宿泊施設に使う日用品の運搬か
森林限界を越えて、登山隊の荷物か
ランタンヒマ-ルで放牧中のゾッキョ