koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ルの樹木と花 第15回目 

 

ネパ-ルに咲く樹木の花と植物の花 その十五回目 

ネパ-ルの紅茶の木 その4回目

 

前回はネパ-ルのイラム紅茶工場を写真で見た。

 わたしは、日本でネパ-ル紅茶を手に入れたことがない。ネパ-ルの紅茶が日本で販売されているのかどうか。

 標題の「ネパ-ルの樹と花」から少し横道を歩き出すが、日本発売のネパ-ル紅茶を見てみる。

 

日本でネパ-ル紅茶が販売

 それが、今年、友人が缶入りネパ-ル紅茶をプレゼントしてくれた。なんとこれがチャイにブレンドしたもの。それがなんとなんと、6種類の香辛料が二種類の茶葉と共にブレンドしてある。わたしが知っている日本で販売されているミルクティ-用の紅茶は、生産地も含めて単品であって、購入者が二種類以上をミックスして使用している。

 今回友人がくれたチャイ紅茶の茶葉は、二種類のブレンド。そして、スパイスは6種類。まだ缶を開けて使用していないので、香辛料がパウダ-なのかそのままの形のあるものなのかは分からない。缶紅茶の名称はエベレストチャイ。原産国がネパ-ルとスリランカなので、茶葉なのか香辛料なのかは判断がつかない。説明にネパ-ルティ-の表示があるので、茶葉にネパ-ル産が使用されているのが分かる。

 スパイスは6種類で、シナモン・ブラックペパ-・クロ-ブ・ナツメグ・カルダモン・ジンジャ-など。

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スリランカの紅茶栽培

 この缶入りチャイの原産国は、ネパ-ルとスリランカスリランカは、インド大陸の南側下部の小さな島国。

 スリランカの紅茶栽培は、イギリスと深く関係している。イギリスは18世紀後半からスリランカを植民地化した。それまでのスリランカはオランダが統治していた。

 オランダ統治時代のスリランカは、コ-ヒ-の栽培が行われていた。紅茶栽培は一切行われていなかったのだが、コ-ヒ-栽培の敵「さび病」が大発生。スリランカ国内のコ-ヒ-が全滅した歴史がある。

ちなみに、現在のスリランカでは、日本人が関わってコ-ヒ-栽培が始まった。

 そして、植民地の支配国がオランダからイギリスに変わり、イギリスがインドを植民地化してダ-ジリン地方などに紅茶栽培を始めたのと同じく、スリランカでも紅茶の生産を始めた。18世紀までのアジアの紅茶生産国は中国だった。イギリスは中国から紅茶を輸入していたのを、植民地化したインドとスリランカから安価に生産し、手に入れることができた。イギリスのリプトン社は、この頃から世界に席巻している。

 

日本で販売されている缶入りチャイ

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ダ-ジリン紅茶

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わたしがネパ-ルで購入している茶葉

インド・アッサムの粒々茶葉 

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インド・ ダ-ジリン茶葉

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ネパ-ル・イラム茶葉

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ネパ-ルの樹木と花 第14回目

ネパ-ルに咲く樹木の花と植物の花 その十四回目 

ネパ-ルの紅茶の木 その三回目

 

前回はネパ-ルの紅茶の木を写真で見る途中に、ミルクティ-を見た。

今回は、ネパ-ルの紅茶工場を写真で見る。

わたしは、ネパ-ルの紅茶の茶葉の取り入れ時期を知らない。

 インドのダ-ジリンでは、3月末から4月初めまで滞在したことがあり、ダ-ジリンの茶葉の刈取りを始める日や紅茶製造工場の操業開始日は分かっている。ダ-ジリン町周囲の紅茶畑の刈取りを始めるのは、4月1日。その日から早速紅茶の製造工場もフル操業となる。

 インドのベンガル州ダ-ジリンの街は、標高2千mにあり、低地の標高が低い200~300mで栽培している茶葉とは、生育環境が違う。年間平均気温で10度Cも違うので、低地のタライ平野では、もっと早い季節に茶葉の取り入れが始まるのかもしれない。低地タライ平野の紅茶栽培地の4月1日の気温は、日本の南側の気温よりももっと暑いはず。昼で40度Cは超えるだろう。

 ネパ-ルの紅茶の栽培場所イラム地方は、標高ではダ-ジリンの半分くらいの標高1千mくらい。だから、4月1日よりも少し早いかもしれない。

 

モンス-ン季雨季にイラム地方へ向かう,道はどろどろ

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ネパ-ル・イラムの町

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摘み取った茶葉を工場へ

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ネパ-ルのイラム茶製造工場の様子

茶葉を蒸して発酵させる

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紅茶完成品の選別

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ネパ-ルの樹木と花 第13回目 

ネパ-ルに咲く樹木の花と植物の花 その十三回目 

ネパ-ルの紅茶の木 その二回目

 

前回はネパ-ルの紅茶の木と茶葉の取り入れの様子を写真で見た。

 今回は、紅茶の飲み方。特にミルクティ-は各々の国によって煎れ方が異なる。大別するとインドやネパ-ルのチャイとイギリスのロ-ヤルミルクティ-だが、その他にもあるようだ。

標題のネパ-ルの樹と花から少し道を外れるが、ミルクティ-を見てみよう。

 

各種ミルクティ-

1.チャイ

 まず代表的なネパ-ルのチャイから。ネパ-ルでは、ただの紅茶のことを「カルチャ」と云う。ブラックティ-と云っても良い。ネパ-ルで普通に「チャ-」と云えば、ミルクティ-が出てくる。だから、紅茶を飲みたいのであれば、「カルチャ」と云わなければならない。

 チャイは、わたしが毎日朝食と共に作っている。ネパ-ルのフラットの借家に滞在している時にも、近所の商店からミルクを仕入れて、毎日作っている。ちなみにミルクの価格は、大きなマグカップ3杯分くらいで33RSルピ-と41ルピ-の二種類ある。1RSルピ-=1円。

 チャイは、まず牛乳を温めている間に、紅茶(一人前小さじ一杯)と香辛料を入れる。スパイスは、ブラックペパ-や生姜ジンジャ-・カルダモン・シナモン・クロ-ブ・ナツメグなど。最後にわたしはハチ蜜で甘味を付ける。

 私流のチャイの煎れ方を紹介したが、通常チャイの煎れ方は、少量の水に紅茶を煮出して、その後に牛やヤギのミルクを加える。

 

2.モンゴル・チベツトのミルクティ-

ミルクティ-について少し調べてみた。

モンゴルやチベットでは、インドやネパ-ルで入れているスパイスを抜いてバタ-を入れる。

 

3.ロイヤルミルクティ

 イギリス風のミルクティ-を、日本ではロイヤルミルクティ-と云う。この言葉は和製英語で、インタ-ナショナルには全く通じない。では、世界的に通用する言葉は、シチュードティー(Stewed tea)と云うらしい。イギリス風のミルクティ-を広めたのは、今も世界を席巻するリプトン社。

 ネパ-ルのチャイもイギリスのミルクティ-も、両方共にインドのアッサム茶葉が最良とされている。それは、ミルクに負けない味の強い茶葉でなければ牛乳を飲んでいるのと変わらないことになるから。

 発酵が低いと、味と香りも低くなり、ミルクティ-には向かない。インドのダ-ジリン紅茶は発酵度が低いので、味と香りのいるミルクティ-には向かないとされている。ネパ-ルのイラム茶も同様。毎日がぶ飲みするティ-大好き人間は、ダ-ジリンやイラムが良い。

 ダ-ジリンのセカンドリ-フをネパ-ルで購入したいのだが、何時も売り切れていて買えない。ネパ-ル国内の最高価格で1kgが8000ルピ-する。日本でなら100gが5000円にもなるのだろう。

 

ブレンドミックス

 毎日紅茶を水代わりにがぶがぶ飲む人は、ダ-ジリンをお勧めする。わたしは以前は、一年に4~5kgもの茶葉を飲んでいたので、ほとんどダ-ジリンだった。ダ-ジリンと国境を接して茶葉を栽培しているネパ-ルのイラム茶とミックスして使っていた。

 わたしの女房は1980年代からネパ-ル通いをしてい、その都度紅茶の茶葉を5kg6kgと運んできていた。日本で最高級のダ-ジリン茶葉を購入すると100gで2千円もするだろうか。ネパ-ルで購入すると1kg1200円くらい。イラム茶なら1kg800円。ネパ-ルで紅茶を購入すると、差額で往復の飛行機代金を支払える。

 紅茶メ-カ-は、世界中の産地の紅茶を、最高に美味しくなるようにミックスして販売している。紅茶に限っては、このミックス方法をブレンドと呼んでいる。わたしがネパ-ルでダ-ジリンやアッサム・イラム・スリランカ、などを単品で購入し、日本の我が家で味や香りが一番良いように混ぜ合わせて作るのをミックスと云う。

 

4.ティーラテ

 喫茶店やカフェなどで販売されており、高圧抽出した濃い紅茶(ティープレッソ)に熱いミルクを加える。

 

5.タピオカ入りミルクティー

台湾では、タピオカで作った玉を入れた珍珠奶茶(ジェンジューナイチャー)と呼ばれるアイスミルクティーが街頭で売られている。近年は、香港・中国でも一般的で、日本でも広がりつつある。

 

6.香港式ミルクティー

香港やシンガポ-ルでは、濃厚な味を楽しむため牛乳ではなくエバミルクを加える。また、店によっては紅茶をミックスする、又プ-アル茶を加えて風味を調整したりする。

 

7.キリテー

紅茶の産地スリランカで飲まれるミルクティーのこと。キリはスリランカシンハラ語でミルクの意味。隣国インドのチャイとは異なり、スパイスなどは用いない。多めの砂糖、それに粉ミルクまたはコンデンスミルクを入れている。

 

わたしの作るチャイと朝食

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中スプ-ン山盛り一杯の紅茶・二人前

インドのアッサム粒々茶とネパ-ル・イラム茶のシャングリラ・コ-ルドのベストファ-ストティ-のミックス

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飲んでも気にならないくらいの量の黒こしょう

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クロ-ブ10個

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シナモン・軽く一杯  煮えやすく砕く

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カルダモン 10個 煮えやすく二つに割る

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乾燥ジンジャ-をスライス

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ハチミツ 中スプ-ン山盛り一杯 おたる蜂蜜

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煮立ってから5分~10分煮る

鍋からあふれるので要注意

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水は入れない 全部牛乳

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ネパ-ルの樹木と花 第12回目 

ネパ-ルに咲く樹木の花と植物の花 その十二回目 

ネパ-ルの紅茶の木

 

前回はネパ-ルのザボン木を写真で見た。

今回は、ネパ-ルの紅茶の木を見てみる。

ネパ-ルと云えばチャイ。日本語でチャイのことはミルクティ-。

 ネパ-ルの紅茶栽培を写真で見る前に、ネパ-ルの紅茶の飲み方の多くはチャイで飲むので、そのチャイについて少し書いてみることにしよう。

チャイとロイヤルミルクティ

 ネパ-ルのミルクティ-の作り方は、インドと同じ。牛乳に茶葉を入れて煮詰める。スパイスを入れて作る家庭やレストランがある。チャイに入れるスパイスは、色々。ブラックペパ-や生姜ジンジャ-・カルダモン・シナモン・クロ-ブ・ナツメグなど。

 ミルクティ-の入れ方は、二種類ある。イギリスふうの入れ方は、ネパ-ルのとは大分異なる。ネパ-ル風の入れ方が、前述した通りミルクに茶葉を入れて煮詰めるのと比較して、イギリスのミルクティ-はお湯で紅茶を作り、それに熱いミルクを入れる。イギリスの王家に因んでロイヤルミルクティ-とも云われている。

 ミルクに茶葉を入れて飲む習慣はインタ-ナショナル。残念ながら日本だけはこのンタ-ナショナルから除外されるらしい。我が国の食卓は、ごはんに味噌汁の食文化なので、なかなかミルクティ-はなじまない。三時のおやつの時間にようやく飲むくらいで、コ-ヒ-や紅茶の次くらいの順番になるのだろうか。

ネパ-ルのチャイはネパ-ル茶で

実はネパ-ルでもインドのアッサム茶を飲んでいる

 わたしの家では、毎朝パン食で、必ず大きなマグカップにチャイを作って飲んでいる。牛乳に入れる紅茶の茶葉は、インドのアッサム茶の粒々紅茶とネパ-ルのイラム茶をミックスして使用している。以前はアッサム茶を二種類ミックスだったが、今はイラム茶の美味しいのが手に入ったので使用している。

 ネパ-ルのイラム地方は紅茶栽培で有名。イラムはネパ-ルの最東方に位置し、インドの西ベンガル州と国境で接している。インド・ベンガル州と云えばダ-ジリン。ベンガル地方の標高200~300mの低地から2千mまで、茶畑が延々と続いている。

 ダ-ジリンの街は標高2千mに位置する。ダ-ジリンの街からは、標高8586mのカンチェンジュンガ峰を仰ぎ見ることができる。このカンチェンジュンガ峰の頂上はネパ-ルの国と共有して、国境になっている。

 ダ-ジリン茶栽培のベンガル州の上部北側はシッキム州。シッキム州もダ-ジリンから紅茶の樹が移植されて、栽培が行われている。

世界で一番有名なダ-ジリン茶、それでもインドで栽培されている茶葉の三分の一しかない。

 ネパ-ルのイラム地方の紅茶栽培は、ネパ-ルの紅茶需要を満たしていて、ほぼ自給できている。日本で、ネパ-ル・イラム紅茶と云っても、知っている人は居ないくらいだ。

 イラムの茶畑は、ダ-ジリン地域と国境の線の両側が茶畑になっていて、一見はネパ-ル領かインド領かの区別がつきにくい様になっている。

 

世界各地の各種ミルクティ-の作り方は後日に譲り、今回はネパ-ルのイラム紅茶栽培を写真で見てみる。

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ネパ-ルの樹木と花 第11回目 

ネパ-ルに咲く樹木の花と植物の花 その十一回目 

ザボンの木

 

前回はネパ-ルのオレンジの木を写真で見た。

今回は、ネパ-ルのザボンの木を見てみる。

柑橘類のザボンは、日本では文旦と書いて和名がブンタン。ミカン科ミカン属らしい。

 ネパ-ルのカトマンドゥ市内では、どこの家にも庭にザボンの樹が植えてあり、ポストモンス-ン季(日本の秋)には大きなザボンの実が鈴なりにぶら下がっている。

 日本でも関東地方以南での栽培が可能なので、ネパ-ルの南側の亜熱帯気候には適さないのかもしれない。ネパ-ルの首都カトマンドゥは、標高が1350mで比較的涼しいのが適しているらしい。

 ザボンの栽培は簡単らしい。柑橘類特有の病害虫の被害が少ない果物で、農薬の散布の必要がないので、どこの家でも植えている理由の様だ。

このザボン、花が咲き、雄しべと雌しべの受粉がなくとも果実になるそうな。

 

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野菜・果物バザ-ル

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ネパ-ルの樹木と花 第10回目 

ネパ-ルに咲く樹木の花と植物の花 その十回目 

オレンジの木

 

前回はネパ-ルのバナナの木を写真で見た。

今回は、ネパ-ルのオレンジの木を見てみる。

 ネパ-ルやインドではオレンジ栽培が盛ん。日本では蜜柑ミカンと並んでオレンジも栽培されている。

 オレンジ類はミカン属の果樹。柑橘類の栽培は、ほとんど農薬を使わなくとも良いらしい。南国のバナナの様に、一度植えると手間暇いらずに果実があるので、オレンジも楽々商売の見本みたいなものなのだろう。

 わたしのネパ-ル人の友人は、現在カトマンドゥで暮らしているが、故郷のゴルカ町にオレンジの苗木を植えて、将来の収穫を楽しみにしている。彼はネパ-ルから北海道大学に留学してた。その時は、大学近くのネパ-ルレストランの厨房でアルバイトをしてた。現在はカトマンドゥで音楽活動中。奥さんは日本人でお子さんも居る。ゴルカ地方は、2015年4月25日のネパ-ル大地震震源地で、町は大被害に遭っている。

ネパ-ルのオレンジは美味しく、インドのと比較して比べれないくらいだと云う。インドへの輸出品目の一つになっている。

オレンジの収穫は、バイヤ-が来て、オレンジの木一本に幾ら、と云う商売になっている。だから売主のオレンジ農家は、収穫のための人を雇用する必要がない。買主が刈取り人の手配から収穫までの全てに責任を持つ。これだからオレンジ栽培農家は、増々熱帯域の「働かない人種」と云われる所以。

 

ゴルカ地方のオレンジの樹

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ゴルカの町

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カトマンドゥ盆地内のサク-町のオレンジ畑

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カトマンドゥ市内、オレンジやザボンなど果物バザ-ル

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自転車でオレンジ売りのインド人

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ネパ-ルの樹木と花 第9回目

ネパ-ルに咲く樹木の花と植物の花 その九回目 

バナナの木

 

前回はネパ-ルの柿の木を写真で見てみた。

今回は、ネパ-ルのバナナの木を見てみる。

ここで「バナナの木」と書いたが間違い。バナナは木ではなく、葉なのだ。

バナナはバショウ科バショウ属の植物らしい。漢字で芭蕉と書く。

 実のバナナは、わたし達が日常食べる。そして、熱帯や亜熱帯地方の生活では、バナナを主食にしていたり、葉を器がわりに食べ物を盛りつけている。花を食べるところがあるらしい。

 ネパ-ルのバナナ栽培を見ていると、ほとんど手入れをしない様に見かけるが、どうなのだろうか。

 カトマンドゥに住む日本人の庭にもバナナが生っている。その日本人の友人の話では、実のバナナを」育てるのは簡単。しかし、その実を食べれるようにするのは、すごく難しいらしい。友人の家の庭には、毎年バナナが育つが、一度も食べたことがない、と云う。それは、青い(グリ-ン)うちに収穫して、黄色くして食べれる様に置いとくのだそうだけれど、一度も食べれる様な黄色にならないらしい。素人にはダメ、と云っていた。

 一度バナナが生った木には、二度とバナナが育たない。これ常識。育ったバナナを刈り取ったら、根の近くから切り倒してしまう。すると来年の春には、そこの根から又新しく芽が出て来て育ち、花が咲き実が生る。

 

ネパ-ルのバナナは傷だらけ

 ネパ-ルでは、どこに売ってるバナナでも傷だらけで、皮をむいてみたら実にも傷がつている。バナナの卸業者が小売店に運ぶ様子を見ていると、その理由が分かった。

日本に輸入されるバナナは、アジアの各地で収穫と同時に、ダンボ-ル箱に入れて傷を防止しているのが分かる。ダンボ-ルに入れたまま輸出すから、無傷できれいな形のままのバナナ。

 ネパ-ルでは、問屋の倉庫に山積みされているのを見たことがある。そして、そのバナナを車に無造作に積んで、そのまま運ぶのだから、バナナは傷だらけ。青くて硬いバナナでも、ハッキリと傷がつく。

 

ネパ-ルの自転車バナナ売りは全員インド人

 カトマンドゥの街角には、果物売りの自転車が止まっている。自転車に果物を乗せて売り歩いている人達もいる。これが、全員インド人なのだ。親方もインド人らしい。

この自転車果物売り、価格は少し高い。果物小売店の30%くらいは高い。

 

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