前回は、札幌市内藻岩山に咲くエゾエンゴサクの花の写真を見た。
今回は、大花のエンレイソウの花を広尾町にある群落の写真を見てみる。
日本国内の最大繁殖地と謳ってるのは、帯広よりももっと南下した太平洋にある広尾町にあるオオバナノエンレイソウ群落地。
広尾町の5月末、ほとんど全面に、他の植物との混合が見られないオオバナノエンレイソウ群落に驚く。
日本一なのに、ほとんど観光客や写真家を見かけないのにもビックリ。
他の地域に咲くこのオオバナノエンレイソウ開花は、シラネアオイなどの春の植物の開花と一緒。
オオバナノエンレイソウを少し調べてみた。
エンレイソウには、単純にエンレイソウの種類とオオバナノエンレイソウ、そしてミヤマエンレイソウの種類がある。
漢字読みでは大花の延齢草。原産地は北米と東アジア。背丈は20cm~30cmで、花色はエンレイソウが茶色、オオバナノエンレイソウが白色とピンク色。開花時期は札幌周辺では4月~5月のゴ-ルデンウイ-ク前後だが、帯広や広尾町では5月末。
広尾町のオオバナノエンレイソウの花群落