先日歩いてきた真駒内公園3kmコ-ス脇の、「カタクリの里」にはカタクリやエゾエンゴサク、そしてエンレイソウの花が満開状態だった。
前回までの4回は、突哨山の男山自然公園に咲くピンクと白色のカタクリの写真。そして、札幌市南区川沿地区の南区体育館花壇に咲く黄色カタクリの写真を見た。4回目は寒い日のカタクリの花だった。
今回は、カタクリの花と同様、北海道の雪解けと同時に咲き乱れる花、エゾエンゴサクの花を見てみる。
薄いブル-色のエゾエンゴサクの花、札幌市内では、真駒内公園内の「カタクリの里」や藻岩山の慈恵会登山口から少し登った登山道脇に多く見かける。国道230号線の定山渓周辺の道路わきに咲き乱れている。
エゾエンゴサクの花の群落は、何といっても浦臼神社の前のお花畑。カタクリが少しで、ほとんどがエゾエンゴサクの花畑になっている。エゾリスが居て、リスと花群落を写真に、全国からカメラマンが集まってくる。
場所は、札幌から旭川に行く裏街道の国道275号線の道の駅「つる沼」から少し札幌側に浦臼神社があり、国道から廃線のJR線路を渡ると、丘の上にある神社へ登る超長い急階段を登った所。
車で行くのなら、神社の路の手前に公園への上り坂を上がり、駐車場から歩いて神社へ。
エゾエンゴサクについて、少し調べてみた。
エゾエンゴサクを漢字で書くと蝦夷延胡索。ケシ科でキケマン属だが、何のことだか。咲いているのは北海道と本州の北側の日本海側が多いらしい。北方の千島やサハリンにも咲く。
エゾエンゴサクの根は、球形の塊茎(かいけい)で、これが漢方薬のエンゴサク(延胡索)に似てるらしくて、名前がついた。
春一番に群落で見かけ、10㎝から15㎝の丈で花色は、水色から赤紫まで色々。白色は群落の中に一個だけ咲くのを見かけるので、これは突然別変異なのかどうか。
わたしの友人は、おひたしにして食すると教えてくれた。食べれるとは思っても居なかったので調べてみると、葉っぱと花、そして根も食べれる。