ネパ-ルの王宮と寺院(仏塔) 第十回目
王宮の十回目 ゴルカ旧王宮 二回目
前回は、カトマンドゥ市から北西に90kmのゴルカ町の丘のテッペンに建つゴルカ旧王宮を見た。
今回も、前回から写真で見ているゴルカ旧王宮を、続けて見てみる。
ゴルカ町は山の山腹にある町。現在はホテルが三軒あり、農業の畑や農園に囲まれた街。ゴルカと云えば、農産物は果物のオレンジで有名。
オレンジ畑が広がるゴルカ郡
ネパ-ルのオレンジは、インド産と比較して美味しいく甘い。それで、インドのオレンジバイヤ-がゴルカまで仕入れに来ている。
オレンジの収穫の採りいれは、ネパ-ルとインドの卸業者が一本買いする。オレンジ農園側で収穫するのでなく、買い入れする卸業者が、オレンジの樹一本ごとに値段を決め、その業者の作業員が収穫の採りいれを行う。
柑橘類の育て方は、ほとんどの種類で、手間ひまが掛からず、簡単な栽培になっている。ゴルカ町を中心に郡全体が、オレンジ栽培で有名になっいてる。
栽培し易いオレンジなので、札幌の北海道大学に留学していたネパ-ル人の若い私の知人は、カトマンドゥの日本の居酒屋風のレストランで食事をしながらオレンジの話をしてくれた。それは、数年前にふる里のゴルカ地方の家族の農地に300本のオレンジ苗木を植えた、とのこと。
ゴルカの旧王宮からマナスル峰を眺める
丘の上にある王宮からは、北方向にマナスル峰8,163mが遠望される。
昨年2016年は、マナスル頂上に初めて登った日本隊の登頂60周年にあたる。マナスルに初登頂した隊員は現在でもご健在で、昨年カトマンドゥでネパ-ル政府や登山関係者で「マナスル日本隊登頂60周年記念」祝賀会が開催された。市内のパレ-トを行なっている。
わたしは2度ゴルカ町を訪れている。2007年に訪れた時は、なぜなのかゴルカの町に「「マナスル日本隊登頂50周年」のお祝いの横断幕が掲げられていた。
この年2007年は、ネパ-ル政府が日本隊マナスル登頂50年を記念して、大々的な祝賀行事を行っている。わたしはネパ-ルのビザ(査証)取得を、フライト到着のエアポ-ト内のイミグレ-ションで行っている。この年は、なんと記念年でビザ料金免除され、無料でビザがとれた。
ゴルカ町の丘の上に建つ王宮
ゴルカ王宮への登り道にあるオレンジの樹
ゴルカ地方のオレンジの樹
カトマンドゥ市内 自転車でオレンジ売りのインド人
ネパ-ル国内で、自転車を使用して野菜や果物を売る人は、全てインド人
ゴルカ王宮からマナスル峰を遠望
ゴルカのバスパ-ク
ゴルカの街並み
ゴルカ町のマナスル峰・日本隊登頂50周年記念