ネパ-ルに咲く樹木の花と植物の花 その七回目
コ-ヒ-の木
前回はネパ-ルの植物ブ-ゲンビリアを写真で見てみた。
今回は、ここ15年くらいで、ネパ-ル国内に出回っているコ-ヒ-と、コ-ヒ-の木を見る。
ネパ-ルと云えば、何といっても紅茶。紅茶は隣の国インドが有名だが、国境を接しているネパ-ルもほぼ100%国内需要を満たす栽培がなされている。
ネパ-ルで15年以前にコ-ヒ-を飲むのは、ほとんどがインスタントのネスカフェだった。軽食喫茶でも豆を轢いているのは特別に、オ-ナ-や店主が外国からコ-ヒ-豆を仕入れている店に限られていた。
亜熱帯気候のネパ-ルは、コ-ヒ-栽培最適地。ごく最近まで、ネパ-ル人も気づかず、外国人も。
そもそもネパ-ルは、1950年に130年間続いた鎖国を解いて開国。この時点では自動車も無く、自動車道路も無かったくらいだから、130年前からの農作物以外の栽培に目を向けることがなかったのだろう。
現在では、首都カトマンドゥのホテルやレストラン・喫茶店など、インスタントのコ-ヒ-を出すところはない。ス-パ-マ-ケットの売り場には、紅茶と同じくらいの売り場で、コ-ヒ-が置かれている。それと、観光客や登山隊のお土産は、紅茶とコ-ヒ-が同列の売り上げがあるらしい。
わたしは、コ-ヒ-栽培の現場に行ったことがない。カトマンドゥから北西へ200kmのポカラ市周囲にコ-ヒ-農園があるらしい。ポカラの街路樹にコ-ヒ-の木が植えられていたので、写真を見てみる。
カトマンドウの外人街の町、周囲500mほどのタメ-ルと云う街があり、そこに大きな軽食喫茶のコ-ヒ-専門店がある。少し高めの価格だが、大きなコ-ヒ-カップで美味しいコ-ヒ-が味わえる。WiFiでパ-ソナルコンピユ-タ-やタブレットを観ながら、大勢の外国人がコ-ヒ-を楽しんでいる。
ポカラの街路樹 コ-ヒ-の木
カトマンドウのコ-ヒ-専門店
店内でコ-ヒ-の焙煎
コ-ヒ-専門店でランチ