ネパ-ルに咲く樹木の花と植物の花 その三回目
ラリグラス・石楠花
前々回と前回は、ネパ-ルのジャカランダの木とマンゴ-の木を写真で見てみた。
ネパ-ルの気候は、北海道の気候とは全く異なり雨期があって一年中暑い。それで、植物の樹木や花が違うので、それなりに面白い。
今回は北海道でも栽培されている、ネパ-ルの石楠花しゃくなげの写真を見てみる。
日本で栽培されているしゃくなげは、背が低く可憐。ネパ-ルのラリグラスは大木で花爛漫。
ネパ-ルの国花、ラリグラス
高嶺の花
ラリグラスはネパ-ルの国花。山岳の2千m前後の標高に林や森となって、3月~4月に大きな花が満開に咲き誇る。ネパ-ル人にとっては最も親しまれている植物。
丁度雨季前のトレッキングシ-ズンにあたるため、世界中からネパ-ルのラリグラス街道に詰めかける。
手の届かない存在のことを「高嶺の花」という。ヒマラヤの高地に行かなければ観れない花なので、わたし達の日常生活地では育たない「高嶺」。
漢字で石楠花
ネパ-ルのラリグラスは日本のシャクナゲ。漢字で石楠花。
石と南の花と書く。南向きの土地に、石と石の間に生育しやすいために、こう書くとの説がある。
日本で咲くしゃくなげは、一尺に満たない背丈なので「しゃく」なげ、とも云われているらしい。
シャクナゲは毒で薬
シャクナゲを少し調べてみた。
シャクナゲ亜属に属する花は、全てが毒草・毒木とされている。しかし、この毒が利尿効果があって、薬にもなるらしい。
香港ではシャクナゲ類の葉を石南葉という薬で、痛み止め薬。
ネパ-ル・アンナプルナヒマ-ル・家族トレッキング
1月、ラリグラスの林を歩く
カンチェンジュンガ峰8586m遠望のラリグラス
ネパ-ルの東端・頂上はインドとの国境
カンチェンジュンガエリアのラリグラス
白花ラリグラス
農家の庭先に一輪、をスケッチ
カンチェエリアのラリグラス林を歩く
焚き木は、はたしてラリグラス木でなければ良いのだが
いろいろ・ホ-ムペ-ジから
ネパ-ルのラリグラス花