ネパ-ルの世界遺産
カトマンドゥ盆地世界文化遺産に匹敵するカトマンドゥ盆地内六ヶ所の寺院と仏塔の七回目以下のカトマンドゥ盆地内の古い寺院や仏塔などを写真で見てみる。
①パナゥティ-
②ドゥリケル
③ティミ
④サク-
⑤ブダニ-ルカンタ
⑥キルティプル
今回は⑥キルティプル
キルティプル町は、カトマンドゥ中心街からカトマンドゥ市街を取り囲む様に走っているリングロ-ドを横切り、その南西側約5km。
カトマンドゥ市の隣のパタン市の一部として12世紀に建てられた。一時ここの地域だけ独立した時期の歴史がある。人々の住む家々も古いレンガ家が家並みを作っている。
カトマンドゥ市内から見上げる様な丘の上の町になっていて、市内の眺めが良い。
街の下部には国立のトリブヴァン大学のキャンバスがある。
マッラ王朝時代のカトマンドゥ盆地3王時代
13世紀 バクタプル王国
1450年頃 バクタプル王国からカトマンドゥ王国が独立
1619年カトマンドゥ王国からパタン王国が独立し、カトマンドゥ盆地3王時代
この時代1619年からキルティプル町が誕生。
それから約150年後、1769年・カトマンドゥから西に約100kmの小高い丘の上に王宮がある第10代シャハ王のプリトゥビ・ナラヤン・シャハが、カトマンドゥ盆地3王を武力で勝戦。マッラ王朝からシャハ王朝時代に歴史を進める。
このシャハ王朝、1990年ころからのネパ-ル民主化で最後は絶対君主制ではなかったが、2008年のネパ-ル王政廃止まで続く。おおくの血が流されたネパ-ルの民主化は、王政廃止とヒンドウ-教の国教廃止に辿り着く。
この時の1769年の戦い、3王敗戦するがここバタン王エリアの一部キルティプル町兵士は、6ケ月間も戦いを持ち堪えたと云われている。
キルティプル町新入口 kirtipur
旧入口
チランチョ・ビハ-ル Chilancho vihar 仏塔を小4仏塔が囲む
ナラヤン寺院
バグ・バイラ寺院 Bagh bhairav mandir
ウマ・マヘシュワ-ル寺院 Uma maheshwar mandir
1673年建立のヒンドゥ-教寺院
シヴフ神とその妃のパ-ルヴァティ-神を祀っている
寺院前のこの像、馬の鞍同様の鞍がつけられている。ゾウのお腹に鞍を括り付ける紐が回されている。ゾウの背に子供など乗って遊び、落ちて負傷するのを防止している
奥に博物館
丘のキルティプル町から眺めるカトマンドゥ市内
キルティプルの古い家々の街並み