koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ルの楽しいトレッキング 第38回

ネパ-ルの楽しいトレッキング その三十八

カンチェンジュンガエリア・トレッキング 十回目

ネパ-ル紅茶の産地イラム地方

 

カンチェンジュンガエリアのトレッキングを終え、帰りのフライトをキャンセルして路線バスで下山を決める。

 飛行場のあるタブレジュンからビラトナガ-ルへのフライトだったが、インド国境の町カ-カルビッタまでバスで移動なのだが、途中のイラム町のインド国境にイミグレ-ション(税関)があることを知る。この税関からインドへ国境越えすると、目的地のインド・ダ-ジリンまで一時間で到着できる。タライ平野まで降りて、カ-カルビッタからインドのスイリグリ-に国境越えして、ダ-ジリンまではまる一日を要する。

ネパ-ル国内の紅茶の全ての需要を賄っているティ-の産地、イラムを目指す。

 イラムに着いてから、イミグレ-ション(税関)に行って手続を取ろうとして残念。確かに係官が居て建物もある。しかし、わたし達外国人のパスポ-トに押す出国スタンプが無いと云う。ここのイミグレ-ションは、インド人とネパ-ル人が行き来するだけの役割しか果たしていないのだ。元々インド人とネパ-ル人は、国境を越えるのにパスポ-トの提示はいらないし、ビザの申請もない。国境に線が引かれている訳でもなく、自由に行き来している筈。

又、路線バスでタライ平野の国境の町まで下らなければならなくなった。

 

 わたしは10年前から、一年のうち数か月をネパ-ルで過ごしている。ネパ-ルで生活する理由は、特別には無い。札幌への帰りには必ず香辛料と紅茶を購入して、輸入税は支払わない程度の量を日本に持ち込んでいる。

 昨年も9月から11月までネパ-ルで暮らしていて、帰りにチャイ(ミルクティ-)用の紅茶を仕入れた。いつもはインドのアッサム産のチャイ用小粒のティ-と、同じくアッサムのチャイ用の茶葉を買う。この二種類をブレンドして使用している。小粒の紅茶を2に対して茶葉を1。いつも買うネパ-ルティ-ハウスのおやじが、今回はいつもと違う良質の茶葉が入ったから買えと云ってくる。

 新しく入荷した茶葉は、なんとネパ-ルの最東端のイラム地方の紅茶だった。カンチェンジュンガエリアからバスで戻る途中にある町イラムなのだ。

 これがバカ高い値段。わたしがネパ-ルでいつも買う紅茶の値段は、アッサムティ-やダ-ジリンティ-の中で最高級の一番高い値段のを買う。ネパ-ルティ-ハウスで売っている一番高い値段の紅茶は、ダ-ジリン産の二番茶、セカンドリ-フだ。一キロ8000RSネピ-。セカンドリ-フでない一番茶や三番茶以降のお茶の一番高いのは2000RSルピ-だから、ダ-ジリン産のセカンドリ-フが高級品なのが判るだろう。1ルピ-=1円

 インドのダ-ジリンは戦前から戦後の少しまでは、大英帝国イギリスの植民地だったことで、今日でもイギリスの大手紅茶専門会社が一番の仕入れ先となっていて、このセカンドリ-フを一番先に買い占めるのだ。それで、世界中のダ-ジリン産の二番茶、セカンドリ-フが高騰する。

店主の勧めてくれたチャイ用のイラム産茶葉の値段を聞いてびっくりする。1kg5500RSルピ-もする。ネパ-ルの紅茶の物価水準ではありえない値段。茶葉を見せてもらった。日本のお茶でも高級品は、紅茶の木の枝が入ってなく、葉っぱだけが丁寧に作られているのを見かけるが、それと同じだった。いつも購入するアッサムの茶葉と比較すると、嵩(かさ)が多い。それで、いつもは小粒の紅茶を2に対して茶葉を1だったのを、。小粒の紅茶を4に対してイラムの茶葉を1にすることとした。

 ちなみに、アッサム産の小粒の紅茶や茶葉の値段は、両方共に同じ1kg800RSルピ-だった。800が5500RSルピ-に大化けした。

カトマンドゥで1kg800ルピ-で購入する小粒茶葉は、札幌で買うと50g1000円。1ルピ-=1円

 

バスで尾根を越え谷を越えして、ネパ-ルのイラムの紅茶畑が現れる

f:id:koyaken4852:20170702172621p:plain

 

ネパ-ル紅茶で有名なイラム

隣町のインド・ダ-ジリンへの国境、イミグレ-ション(税関)

f:id:koyaken4852:20170702172703p:plain

 

国境・ネパ-ル側

f:id:koyaken4852:20170702172740p:plain

 

直径1mm~2mmのアッサム小粒ティ-とイラム茶葉のミックス

f:id:koyaken4852:20170702172826p:plain

 

カンチェンジュンガエリアからイラムに向かったのは3月

これからの写真はネパ-ルの雨季のイラム(雨季は5月中ごろから始まる)

ネパ-ルの雨季は、あっちこっちで車が動かなくなる

f:id:koyaken4852:20170702172914p:plain

 

ネパ-ル全土の紅茶の需要を満たしているイラムの茶畑

f:id:koyaken4852:20170702172953p:plain

f:id:koyaken4852:20170702173022p:plain

 

かごのドッコに茶つみ

f:id:koyaken4852:20170702173101p:plain

f:id:koyaken4852:20170702173141p:plain

f:id:koyaken4852:20170702173223p:plain

f:id:koyaken4852:20170702173251p:plain

f:id:koyaken4852:20170702173314p:plain

 

イラムのお茶工場

摘んだ茶葉を蒸して発酵、ロ-ラ-で揉む

f:id:koyaken4852:20170702173427p:plain

f:id:koyaken4852:20170702173613p:plain

 

f:id:koyaken4852:20170702173648p:plain

f:id:koyaken4852:20170702173710p:plain

f:id:koyaken4852:20170702173745p:plain

f:id:koyaken4852:20170702173814p:plain

 

 

ネパ-ルの楽しいトレッキング 第37回

ネパ-ルの楽しいトレッキング その三十七

カンチェンジュンガエリア・トレッキング 九回目

 

 ネパ-ルのカンチェンジュンガエリアのトレッキングは、飛行場のあるタブレジュンから始まる。このコ-スも九回目、振出のタブレジュンに戻ってきた。

 トレッキングの最奥地ラミテ峠3500mで、大雪に行く手を阻まれ引き返してきた。予定よりも3日間も早く戻ってきた。取りあえず、タブレジュンからのフライトをキャンセル。路線バスで下ることにした。

 タブレジュンは大きな町で、映画館がある。毎日開催されているのかどうか不明だが、大きななんでもバザ-ルが開かれていた。時間がどっさりあるので、映画館に入り、インド映画を観る。サンスクリット語の映画は、詳細な内容が判らない。だが、いつものインド映画だ。主演の男優が、多くの女性たちに囲まれて、踊りに踊る映画。

バザ-ルは大規模で、何でも手に入る様な、野菜・果物・肉類・乾物・塩、等々なんでも売っている。

 

帰路のフライトをキャンセルして、路線バスに変更。

 事前の計画では、タブレジュンからフライトしてビラトナガ-ルへ。そこから陸路でインドの国境のカ-カルビッタへ移動して、インドのスイグリ-へ国境越え。そして、標高300mからジ-プで標高2000mのウエスト・ベンガル州のダ-ジリンだった

f:id:koyaken4852:20170630161932p:plain

 

タブレジュン町のバザ-ル風景

f:id:koyaken4852:20170630162014p:plain

f:id:koyaken4852:20170630162046p:plain

f:id:koyaken4852:20170630162139p:plain

 

f:id:koyaken4852:20170630162208p:plain

 

肉屋と塩屋 塩はゴルフボ-ルより少し小さい丸い塩を積み上げている

f:id:koyaken4852:20170630162420p:plain

f:id:koyaken4852:20170630162608p:plain

f:id:koyaken4852:20170630162634p:plain

f:id:koyaken4852:20170630162707p:plain

 

 

 

ネパ-ルの楽しいトレッキング 第36回

ネパ-ルの楽しいトレッキング その三十六

カンチェンジュンガエリア・トレッキング 八回目

 

ネパ-ルのカンチェンジュンガエリアのトレッキングコ-スを写真で見て8回目になる。

 このコ-スは6千m級の山々から8千m峰まで多くのピ-クがあり、登山隊には人気のコ-スとなっている。だがどうしてなのか不明だが、トレッカ-が少ない。この時も往復歩いてネパ-ル人以外のトレッカ-には誰一人として会わなかった。その為なのかお土産屋は一軒も無く、ホテルやロッジの役割のバティが見当たらない。日本で発行されているネパ-ルのトレッキングの本には、このコ-スにバティが紹介されている。しかし、わたしが歩いた範囲では、紹介されている家がバティの役割を果たしているとは思えなかった。わたしは行く先々で、農家や普通の家に立ち寄って、一泊の宿をお願いした。そして一回いっかいの食事を作ってほしいと依頼して歩きとおした。

 前回の写真では、普通の家や農家の家の玄関前を歩いたり、農作物が植えられている畑を通過した。このコ-スの一部はトレッキングにふさわしい道路がないのだ。

 では、今回もカンチェンジュンガエリアのトレッキングを写真で見てみる。トレッキングの帰路、エアポ-トのあるタブレジュンの町に近づきつつある。

 

山奥の村には珍しい商品が豊富な商店

f:id:koyaken4852:20170629170005p:plain

 

家畜の餌運び

f:id:koyaken4852:20170629170052p:plain

 

家畜のゾッキョ 水牛とヤクの合いの子

f:id:koyaken4852:20170629170142p:plain

f:id:koyaken4852:20170629170217p:plain

 

地元の婦人と一緒に  一泊の宿をお願いする

f:id:koyaken4852:20170629170322p:plain

 

家の娘が夕食作り どこの娘も働き者

働いている男を見つけるのは難しい

f:id:koyaken4852:20170629170454p:plain

 

夜の水運び

f:id:koyaken4852:20170629170648p:plain

 

一泊の宿をお世話になった家の娘達

f:id:koyaken4852:20170629170905p:plain

f:id:koyaken4852:20170629170940p:plain

f:id:koyaken4852:20170629171011p:plain

 

6千m級のヒマラヤ

f:id:koyaken4852:20170629171056p:plain

f:id:koyaken4852:20170629171130p:plain

 

 

ネパ-ルの楽しいトレッキング 第35回

ネパ-ルの楽しいトレッキング その三十五

カンチェンジュンガエリア・トレッキング 七回目 

 前回のネパ-ル・カンチェンジュンガエリア・トレッキング七回目は、トレッキング中のアクシデントやヒマラヤ登山の危険について、少し見てみた。

今回は続いてカンチェンジュンガエリア・トレッキングを写真で見てみる。

 

トレッキング出発地2600mのタブレジュンに近づく、6千m級の山々とラリ-グラス

f:id:koyaken4852:20170626180338p:plain

 

標高1800m付近のリンキム村の民家

家々が二階作り、一階の下と二階の下側にみかん色の太い横線が引かれている

f:id:koyaken4852:20170626180433p:plain

 

カンチェンジュンガエリアはトレッカ-が少ない、ヒマラヤの魅力的地域なので登山隊が多い、その為なのかどうか歩くル-トがない

トレッキング街道は人家の入口を通る

地元の人にル-トを訪ねるガイドなしでは迷子になる

f:id:koyaken4852:20170626180634p:plain

 

トレッキングのル-トは人家の庭や畑を歩く

f:id:koyaken4852:20170626180724p:plain

 

目的地目指して畑の中を歩く

f:id:koyaken4852:20170626180814p:plain

 

麦畑

f:id:koyaken4852:20170626180859p:plain

 

ラリ-グラス(石楠花)の林や森が続き、これを見に来る人もいる

f:id:koyaken4852:20170626181011p:plain

f:id:koyaken4852:20170626181511p:plain

 

母親と娘

f:id:koyaken4852:20170626181618p:plain

 

学校帰りの少女達

この地域の親達は粗末な服装、学校へ通う男女は制服で

f:id:koyaken4852:20170626181707p:plain

 

水道施設造りに出くわす

f:id:koyaken4852:20170626181905p:plain

f:id:koyaken4852:20170626181939p:plain

 

 

ネパ-ルの楽しいトレッキング 第34回

ネパ-ルの楽しいトレッキング その三十四

カンチェンジュンガエリア・トレッキング 六回目 

 

 ラミテ峠 Lamite Banjyang3500mを越えて、Simoua Khola川にくだってYalung GL氷河を目指す予定だった。この氷河伝いに登行するとカンチェンジュンガ峰を望むことができる。

ところがである、峠越えの日の前日に降った霰(あられ)の大雪に見舞われてしまった。

 峠からSimoua Khola川を目指して下るのだが、長靴のポ-タ-が調子悪い。30cmも積もった霰にツボ足で歩くと、長靴が雪の中に残って足だけがあがる。それが一歩ごとなのだ。

仕方なく峠に引き返す。峠には小屋があり、小屋の中にテントを設営し一泊。

目指すは標高4500m。ここよりも千mも高い。ここよりも多くの積雪が予想される。

 カンチェンジュンガのトレッキングコ-スの最終人家は、もう一日手前の前日に通過していて、ここより奥には人家は無い。決断は早い、ここがトレッキングの最終地とした。

 ヒマラヤ登山でもそうだが、高所やヒマラヤ特有の危険には、ただ一つ回避しかない。ヒマラヤ登山では、危険を承知してのピ-クへの突っ込みが登頂の可否を決める。ここが日本の登山とヒマラヤ登山の一番の違いと云える。

 そういえば、わたしは1991年ポストモンス-ン季に、ネパ-ルのアンナプルナⅠ峰 8091mにアタックしたことがある。北海道登山隊は、事前のミ-テイング時に、危険に遭遇したら登山中止する旨を話し合っていた。BC設営後、もう一日分上部にABCを建設。このABCから本格的なアタックを開始。C1からC2へとル-トを延ばす。危うく死亡事故になる雪崩が発生。ダッチリブと云われる稜線上にテント設営したC2からC3を目指してル-トメイキング中だった。そのC2に荷揚げする3名のメンバ-がC1出発直後だった。アンナプルナⅠ峰北面の通称鎌氷河からハンググレッシャ-(懸垂氷河)が崩落。その㈱を歩いていた3名メンバ-を襲う。二人は一目散に走って逃げる。一人が雪崩に埋没。

 わたしが昨年の5月まで会長をしていたNPO法人北海道雪崩研究会主催の北海道雪崩講習会が行われている。この講習会の基本クラス受講者への教育に、「スカッフ&コ-ル」がある。現在では積雪期登山するほとんどの人は雪崩ビ-コンを携帯して、雪崩埋没の捜索が迅速に行われるようになっているが、このビ-コンを装着していない人の埋没捜索に「スカッフ&コ-ル」をする。

 「コ-ル」は、雪のデブリに埋没している者の捜索方法で、上から雪の中に「オ-イ」と呼びかけるのだ。このアンナプルナⅠ峰の雪崩に埋没した彼は、上から雪の中に「オ-イ」と呼びかける前に、デブリの中から声を出した。走って逃げた2名が、一生懸命に掘り出す。掘ると直ぐに頭が出てきたそうな。なんとなんと、コ-ルの前に応答があるとは。

 わたし達北海道アンナプルナⅠ峰登山隊は、「危険に遭遇したら登山中止する」の約束通りにファイナルとした。

 

 「ネパ-ルの楽しいトレッキング」が今回の目的。引き返すのに決断はいらない。ここまでも楽しかったし、引き返した後はインドのダ-ジリンが次の目的地だ。

 

では、ネパ-ルのカンチェンジュンガ地域のトレッキング六回目を写真で見てみる。

 

※ 登山隊のABC

  ヒマラヤ登山では、ロ-カルポ-タ-が隊荷物を運びあげられる場所をベ-スキャンプとする。しかし、登山隊としては、行ったの来たりを少なくし効率の良い登攀をしたいので、より上部をベ-スキャンプとしたいので、隊のコック達が登れる場所をアドバンス・ベ-スキャンプ(ABC)とす。

 

※ 「スカッフ&コ-ル」

  スカッフ=雪崩ビ-コを持たない人やビ-コンが壊れた時に、雪崩埋没者を捜索する方法。捜索者の足元のデブリ雪を手で払いのけ、人の手や足など人体の一部を発見する。

  コ-ル=捜索者が雪崩埋没者へ向かって、デブリ雪面から「オ-イ」と呼びかける。中に埋まっている埋没者の意識があればなんらかの声を出して、位置を知らせる。

上から呼びかける声は、女の人の高音よりも男の低い声が聞こえやすい。

 

ABCからアンナプルナⅠ峰北面

上部中央の頂上真下が鎌の形をした鎌氷河、懸垂氷河になっている

f:id:koyaken4852:20170625175659p:plain

 

雪崩ビ-コン(雪崩トランシ-バ-)

f:id:koyaken4852:20170625175747p:plain

 

ラミテ峠 Lamite Banjyang3500mの小屋

f:id:koyaken4852:20170625175844p:plain

 

地元の少女達

f:id:koyaken4852:20170625180003p:plain

 

行商の運び人 背に背負うのはドッコ 

ドッコに掛けた紐を額に掛けて背負う

f:id:koyaken4852:20170625180101p:plain

 

地元のニワトリ

ヒヨコが大勢

f:id:koyaken4852:20170625180211p:plain

 

ネパ-ルのニワトリは鳥

全員木にとまっている

f:id:koyaken4852:20170625180301p:plain

 

農家に頼み込んで泊めてもらう

台所にはトンバの器がズラリと並んでいる

ネパ-ルの地酒トンバ  アワやヒエに麹を入れお酒に

そのままストロ-で飲む、無くなったらお湯を注いで3回までは美味しい

ここ、タブレジュンやビラトナガル周辺が美味しい作り方が伝統になっている

f:id:koyaken4852:20170625180351p:plain

f:id:koyaken4852:20170625180441p:plain

 

段々畑が続く

f:id:koyaken4852:20170625180531p:plain

 

ネパ-ルの猫  ネパ-ルの箒ほうき  ネパ-ルの腰掛

f:id:koyaken4852:20170625180643p:plain

 

コ-ラ川を越える

f:id:koyaken4852:20170625180738p:plain

 

 

 

ネパ-ルの楽しいトレッキング 第33回

ネパ-ルの楽しいトレッキング その三十三

カンチェンジュンガエリア・トレッキング 五回目 

ネパ-ルのカンチェンジュンガ地域のトレッキング五回目を写真で見てみる。

 

カンチェンジュンガエリアの花

さくら草?

f:id:koyaken4852:20170624172343p:plain

 

珍しいランが

f:id:koyaken4852:20170624172435p:plain

 

岩の上の灌木に、寄生木(やどりき)のように咲くラン

ネパ-ルのガイドたちは、ランがめずらしい植物と判ると、根ごとカトマンドゥに運ぶ

f:id:koyaken4852:20170624172619p:plain

 

峠越えにヒマラヤが姿を現す

f:id:koyaken4852:20170624172716p:plain

 

まだ3月の乾季

乾いたトレッキングの道に霰(あられ)が30cmも積もる

f:id:koyaken4852:20170624172822p:plain

f:id:koyaken4852:20170624172912p:plain

f:id:koyaken4852:20170624173001p:plain

 

あられの大雪で、峠の小屋へ避難

焚き木を集めるのではなく、ポ-タ-が一本ごと

f:id:koyaken4852:20170624173114p:plain

 

濡れた靴と靴下などを乾かす

ほっとするひと時

f:id:koyaken4852:20170624173317p:plain

 

ラミテ峠 Lamite Banjyang3500m の小屋で一泊

f:id:koyaken4852:20170624173409p:plain

f:id:koyaken4852:20170624173449p:plain

 

峠から望むヒマラヤ

f:id:koyaken4852:20170624173548p:plain

 

峠からジャヌ-峰 Jannu 7710m

f:id:koyaken4852:20170624173630p:plain

f:id:koyaken4852:20170624173655p:plain

 

カンチエンジュンガ峰手前のヒマラヤ

f:id:koyaken4852:20170624173741p:plain

 

 

 

ネパ-ルの楽しいトレッキング 第32回

ネパ-ルの楽しいトレッキング その三十二

カンチェンジュンガエリア・トレッキング 四回目 

 ネパ-ルの一番東北側になるカンチェンジュンガ地域、トレッキング四回目を写真で見てみる。ネパ-ルのトレッキング規則から種々のパ-ミッションも見る。

 

f:id:koyaken4852:20170623172417p:plain

 

まだ3月、5月中ごろからモンス-ン(雨季)になる。5月の農繫期前、耕す

f:id:koyaken4852:20170623172456p:plain

 

Yamphudin 村へ

f:id:koyaken4852:20170623172547p:plain

 

人一人がようやっと歩ける狭い、コ-ラ(川)に架かるつり橋

f:id:koyaken4852:20170623172725p:plain

 

新しいつり橋の工事

f:id:koyaken4852:20170623172820p:plain

 

農家のサウニ(女主人)に頼み込んで、今夜の宿をお願いする

カンチェンジュンガエリアの女性は、必ず鼻リング

f:id:koyaken4852:20170623172950p:plain

 

宿となった農家のサウニとサウジ(主人)に夕食のお願い

サウジとわたしたちのポ-タ-が、一緒に食事の支度

f:id:koyaken4852:20170623173045p:plain

 

サウニがごはんを炊く 標高は1800mくらいなのに圧力釜でない

f:id:koyaken4852:20170623173157p:plain

 

これがカンチェンジュンガエリアでの夕食

f:id:koyaken4852:20170623173252p:plain

 

トレッキングパ-ミットのチェックポスト

地元の警察なのか、奥さんも一緒に帳簿に書き込み

f:id:koyaken4852:20170623173334p:plain

 

チェックポストでのチェック項目

ネパ-ルヒマラヤのトレッキング登録料    

政府はTIMS(Trekker's Information Management System トレッカー情報管理システム・トレッキング登録制)の導入を実施

登録料は  1.トレッキング会社経由の場合は 一人10USドル
      2.個人で申請する場合は     一人20USドル

f:id:koyaken4852:20170623173451p:plain

f:id:koyaken4852:20170623173521p:plain

写真 28mm×34mm

 

トレッキング許可に関する料金 

 1.Upper Mustang

   1) 最初の10日間はUSD 700/ person    2) これを超えるとUSD 70/day/person

  1. Upper Dolpo

     1) 最初の10日間は USD700/person   2) これを超えると USD70/day/person

  1. Manaslu Region

     1) 9月から11月までの期間

     最初の1週間はUSD 90/person   これを超えるとUSD10/day/person

     2) 12月から翌年8月までの期間

     最初の1週間は USD 75/person  これを超えると USD 7/day/person

  1. Humula(Yari)

     1) 最初の1週間は USD 90/person  2) これを超えるとUSD 15/day/person

  1. Kanchenjunga,Lower Dolpo,Gaurishankar,Lamabagar

     1) USD 10 /week/person     2) 4週間を超えると1週間につきUSD 20

  1. Gorkha District なお、8日間が単位となる。

     1) 9月から11月までの期間

     USD 35/8 days/person

     2) 12月から翌年8月までの期間

     USD 25/8 days /person

 

国立公園入園料などのリスト  2012年6月改定   RS=ネパ-ルルピ-

 

A)

NATIONAL PARKS 国立公園

ENTRANCE FEE

 

1

CHITWAN NATIONAL PARK

RS.1500

 

2

LANGTANG NATIONAL PARK

RS.3000

 

3

SAGARMATHA NATIONAL PARK

RS.3000

 

4

RARA NATIONAL PARK

RS.3000

 

5

SHEY PHOKSUNDO NATIONAL PARK

RS.3000

 

6

KHAPTAD NATIONAL PARK

RS.3000

 

7

BARDIYA NATIONAL PARK

RS.1500

 

8

MAKALU BARUN NATIONAL PARK

RS.3000

 

9

SHIVAPURI NATIONAL PARK

RS.250

B)

WILD LIFE RESERVE  野生生物保護区

 

 

1

SUKLAPHATA WILDLIFE RESERVE

RS.1000

 

2

KOSHI TAPPU WILDLIFE RESERVE

RS.1000

 

3

PARSA WILDLIFE RESERVE

RS.1000

C)

HUNTING RESERVE  狩猟保護区

 

 

1

DHORPATAN HUNTING RESERVE

RS.3000

D)

CONSERVATION AREA 自然保護地域

 

 

1

ANNAPURNA CONSERVATION AREA

RS.2000

 

2

KANCHENJUNGA CONSERVATION AREA

RS.2000

 

3

MANASLU CONSERVATION AREA

RS.2000

 

4

MANAG CONSERVATION AREA

RS.2000

f:id:koyaken4852:20170623173839p:plain

 自然保護地域 許可書  写真 20mm×27mm

 

雇ったポ-タ-二人

左の長靴が問題になる。霰(あられ)が30cmも積もり、長靴が一歩いっぽごとに脱げる

f:id:koyaken4852:20170623173938p:plain

 

ポ-タ-と行く

f:id:koyaken4852:20170623174022p:plain

 

いつもはポ-タ-の仕事が無いのだろう

普通トレッキングコ-スのポ-タ-は、お客さんと一緒には歩かない

f:id:koyaken4852:20170623174111p:plain