ネパ-ルのフラット探し (ネパ-ル暮らし雑感) その四回目
前回までネパ-ルでの借家探しについて、写真で見た。
前回は、2014年に賃借した、最初の大家さんの奥さんの母親の家を見た。
今回は、2016年に滞在したフラットの写真を見てみる。
10年前から借りていた、最初の大家さんの一階と三階には入居者が居て、その大家さんが勧めてくれた隣の家の一階部分フラットを借りることにした。
外国人への貸家賃料は公務員の給料なみ
10年前に10日間もかかってようやく見つけた借家は、家賃が一か月15,000RSルピ-。現在1RSルピ-=1円。当時のネパ-ルの公務員の月給と同額に近い賃借料。後で気が付いたというか、この大家さん若い時はお金持ちの坊ちゃんで、日本に旅行で何回も来ていて、日本語がペラペラだった。その時は奥さんと二女一男の子供の五人暮らし。一番末っ子の長男は生まれたばかり。5人暮らしにお手伝いの若い女性の6人で生活していた。
その次に借りたのは2014年。最初の大家さんの奥さんの母親の家2階のバストイレ付3部屋を間借りした。
2016年は前述した、最初の大家さんの隣の家の一階フラット。ここの家は大家さんご夫婦と娘さんが一人。
娘さんは日本の大分県の4年生大学に留学中。この年9月末で卒業して、わたしが日本に帰る少し前の11月初めには帰国、帰宅した。
10年前の家賃は15,000RSルピ-だった。2014年は20,000RS。2016年は30,000RS。カトマンドゥの人口は、相変わらず地方から仕事を求めて集まる人達で人工増加が著しい。そして、海外からの観光客・登山・トレッキングも増加の一途。借家の家賃は上昇した。
10年前のネパ-ルの公務員の給料は17,000RS前後だったのが、現在は24,000RSになっている。ネパ-ルに住む外国人の借家の家賃も同額か、それ以上になった。
わたしは借家でなくフラット借り
ネパ-ルでは外国人の不動産売買禁止
フラット借とは、数階建て一軒家の一階部分を賃借すること。
一軒家をまるごと賃借すると、ネパ-ルではお手伝いさんの雇用が義務付けられている。それで、わたしは家全部でなく、数階建ての一階部分のフラット貸しを賃借している。
ネパ-ルの法律では、外国人の不動産登記を禁止している。ネパ-ル政府の承認がある外国籍会社などが登記できるが、個人は難しい。
わたしが最初に借りたフラットは、大家さんが2階部分で生活していて、一階と三階を賃借していた。大家さんの二階には、一家5人と住み込みのお手伝いさんで6人住まい。わたしは女房と二人で一階暮らしが始まる。
一階から三階まで同じ造りになっていて。ベットル-ム二部屋、バストイレが四畳半位が二部屋、キッチン・ダイニング・リビング続きの大部屋、になっている。家具・食器付き。鉄筋コンクリ-ト造りの屋上が物干し場。
この大家さん、以後10年のお付き合い。今では友人関係のお付き合い。行くたびに、事前に家で使う物を日本で買ってくるようにと、遠慮がない。
大家さん一家で日本に遊びに来たときには、わたしが全員の日本滞在時の保証人にもなった。
日本は、特定の外国以外の国からの観光客は、自由に入ってこれないのだ。日本政府は、世界の中の発展途上国(貧困国)には厳しい対応をしている。
今回2016年に借りたフラットは、寝室一部屋とバストイレ、それとキッチン・ダイニング・リビング続きの大部屋。バスにはバスタブがない。
左・10年前最初の借家 右・2016年の借家
借家前の小さなテンプル
近所の人たちがひっきりなしにお詣り
玄関前
ダイニング
ベットル-ム
バストイレ
リビング
故障した冷蔵庫の修理 大家さんの奥さんと修理人