koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ルの樹木と花 第20回目 

ネパ-ルに咲く樹木の花と植物の花 その二十回目 

クリスマスの木・ネパ-ルのポインセチア

 

 前々回は、ネパ-ルのソバの実やカトマンドゥのお蕎麦屋さんのソバ。そして、ネパ-ルから持ち帰ったソバ粉を札幌のお蕎麦屋さんで、手打ちそばにしてもらったのを、写真で見た。

 今回は、本日12月25日はクリスマス。ハッピ-・クリスマス。ネパ-ルのクリスマスの木、ポインセチアの木を写真で見る。

 わたしのハッピ-・クリスマス。なぜメリ-・クリスマスでないのか。アメリカのクリスマスでは、普通の一般のクリスチャンの多くは、メリ-・クリスマスとは云わないらしい。

 ネパ-ルの普通の家の庭のには、ブ-ゲンビリアなど、どこの家にも植えてある。日本ではクリスマスの花のポインセチアも、あっちこっちの家の庭に見られ、日本の鉢植えと違って、大きな木なので、外の道路から眺めることができる。

 

ネパ-ルのポインセチア

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ネパ-ルの借家  第8回

ネパ-ルのフラット探し (ネパ-ル暮らし雑感) その八回目

 

 わたしは、10年前からネパ-ルの首都カトマンドゥ市内に、借家のフラットを賃借して生活している。初めの2年6ケ月間はラジンパットの治安の良い場所の、ネワ-ル族の家の一階部分に暮らしていた。ネパ-ルの滞在ビザ(査証)は、1月1日から12月31日の一年間で5ケ月間しか許可してくれない。その後フラットの賃借を解約して、空いていれば借り、入居者が入っていれば、最初の大家さんの紹介で、他の場所に入居した。

 

わたしの賃借フラットは、登山隊やクライマ-のカトマンドゥベ-スキャンプ

 この10年間で、最初の2年6ケ月間、わたしが不在の時、カトマンドゥの友人にフラットの鍵を預けていて、わたしの山友人の山岳会やクラブのネパ-ルヒマラヤ登山隊や、多くの日本国内クライマ-達が、フラットを使用した。

なにせ、家具付き、食器付きの自炊OK。ホテルに宿泊するよりも良い生活ができる。

 わたしの滞在していた時にも、登山隊や私の友人達が、わたしのゲストとしてフラットで生活した。

 鍵を預けていた友人は、日本人相手のエ-ジェント業を営み、話では日本からネパ-ルヒマラヤの北壁登攀を目指すクライマ-達の、約半数は私のフラットに寝泊まりしていたようだ。

 超一流の日本人クライマ-達が、カトマンドゥ到着時に、「安宿を紹介してほしい」といの一番に云いだし。早速、無料で5つ星並のわたしのフラットが紹介される仕組みになっていたらしい。

 わたしがフラットに滞在している時にも、多くのわたしのゲストが来た。ネパ-ル滞在の最初は、日本出発も静かに、ほとんどの友人にも告げずに来ていた。それでも、多くの友人や、友人の紹介で、フラットの使用・寝泊まり客は次から次と来る。

 

 酪農大学生3人が滞在。わたしの山友からメ-ルが入る。「知人の江別市酪農大学生3人が、卒業記念海外旅行で、インド・ネパ-ルを訪れるので、めんどうを見てほしい」。

 

山友の紹介で、江別の酪農大学生が滞在

借家の屋上でスイカ割ゲ-ム

3階に住む友人(奥さん)達と

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日本食レストランで

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ネパ-ルの借家  第7回

ネパ-ルのフラット探し (ネパ-ル暮らし雑感) その七回目

 

 前回は、10年前にカトマンドゥ市内のラジンパット地域に、ネワ-ル族の大家さんの借家の一階部分フラットを賃借したことを記した。家具付きフラットだったが、わたしの札幌で生活している時と同様の暮らしができる様に、新しい家具類を注文購入した。

 

ネパ-ルの建築基準

 大家さんの話では、3階建てのこの家はネパ-ルの建築基準法通りに建てられた、とのこと。ネパ-ルで家を建てているのを見ていると、家の柱は鉄筋コンクリ-ト造りで、壁をレンガ積にし、その上からモルタルを張り付ける方法。柱は鉄筋が2本か3本くらいしか入っていない。最近ようやく、大きなホテルなどの建築で、日本と同様な柱の鉄筋が見られるようになってきた。

 大家さんの家は、2015年4月25日のネパ-ル大地震でも無事だった。大家さんは丁度地震の時は家に居た。家がぐるぐる回りだし、外へ飛び出した。外に出てみても周りがぐるぐる回っていてビックリ。幸いにこの地域一帯は地震の被害がなかった。

 

借家フラットのリビングの壁を板貼り

 ネパ-ルの家は鉄筋コンクリ-ト造りで、部屋の中はモルタルの壁に囲まれている。それで、壁に釘や画鋲を打ち付けることができない。時計を掛けたり、壁に写真やカレンダ-などを貼れないのだ。

 前回記したのは、一階のフラットに新しい家具をいれ、リビングの木のフロア-の上に絨毯を敷いたこと。

 わたしは札幌の家で、四畳半部屋壁に本棚を付けたり、一棟の物置を建てたり、日曜大工が大好き。30年前に家を新築したときも、大工さんに四畳半部屋の一面を本棚にするからと、床の補強してもらったり。

 大家さんと相談し、一階リビングの一面壁を板張りにすることにした。大家さんは自由にしていいよ、と。

 まず集成材のコンパネ板を数枚購入。壁の大きさに合わせて切りそろえる。札幌から鋸とコンクリ用の釘を持ちこんで、工事開始。充電式の電動ドライバ-でモルタル壁に釘用の穴を開ける。コンパネは、電気のコンセント部分など、丁寧に穴を開ける作業。1mm単位の作業が続く。ようやくのこと、コンパネを壁一面に打ち付け完了。そして、ペンキ屋さんに出向いて水生ペンキを購入。天上や回りの壁の色に合わせて、コンパネにペンキ塗り。こうして、板壁に釘を打ち付けて、札幌から持参した大時計を掛け、ネパ-ルやカトマンドゥの地形図・カレンダ-などを貼り。

 

わたしの部屋の造作を見た大家さん、自分の部屋も大改造

 わたしが借りていた部屋の造作をしているのを見ていた大家さん。なんとなんと、わたしの部屋の真似をしだした。

 建具やさんか家具屋さんか、二人の職人が二階の大家さん宅の改造に一か月も作業を続けることになる。

 まず最初に、わたしのリビングに置いた高さ35cmのテ-ブルと座布団と同様に、大きなテ-ブルと座布団を購入。わたしの借りているリビングと同じ板フロ-リングに絨毯を敷いて、日本風の居間が完成。

 次に、リビングとダイニングの部屋の壁全部の造作が始まる。柱の出っ張りから壁のヘっこんだ部分全部に棚や引き出しが取り付けられた。棚にはきれいにガラスの引き戸。

 真っ白な柱と壁だけだったのが、素敵な部屋に様変わってしまった。すばらしい。

余った板や木を使って、大小のテ-ブルも完成。わたしの部屋に大テ-ブルが入る。

追加して、リビングとダイニングの部屋の間に、衝立の立派な食器・本箱が置かれた。

 

日本風の居間になった大家さんのリビング

大家さんの友人達

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テ-ブルの上のお酒のつまみはネワ-ル食

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大家さん一家と  後ろの壁側が造作後の棚

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リビングとダイニングの間に大本棚

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わたしの借りているフラットのリビングで

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ネパ-ルの借家  第6回

ネパ-ルのフラット探し (ネパ-ル暮らし雑感) その六回目

 

 わたしは10年前からネパ-ルで生活している。ネパ-ルの借家の標題で、ネパ-ルの借家風景の写真を5回見た。

 10年前に最初の2年6ケ月は、ネワ-ル族の大家さんの建物、三階建ての一階部分のフラットを賃借した。このフラットは、家具付き食器付きで、このままでも何不自由なく生活できたのだけれど、2年6ケ月の結構長期間の滞在のために、新しく家具を持ちこむこととした。

 

借家の家具付きフラツトの家具を一新

 寝室2部屋あり、一部屋には大きなダブルベツトがあった。まず、このベットを他の寝室に移し、シングルベット2台を購入。リビングにテ-ブルと三人掛けソファ1台と一人掛けソファがあったが、これも一新した。

 ネパ-ルの普通のテ-ブルは、背が高く彫刻が施されている。これを高さ35cmの、札幌の我が家にあるのと同様の、彫刻などなく簡素と云おうか、普通のテ-ブルにした。ソファも二脚入れ替え。

 ベット2台、テ-ブルとソファ2台を、カトマンドゥ市内の家具製作所に注文。この会社は大家さんの知人が経営していて、全額の一割引きにしてくれた。総額で10万円ほど。

 リビングは板の間だったので、絨毯を敷く。そして、テ-ブルが35cmと低いので、椅子に腰かけても良し、座布団に座っても良しのために、座布団も購入。

 絨毯屋さんやふとん店などにも、大家さん同行でスム-スに購入することができた。

 一階部分の窓には、それぞれカ-テンが有ったのだが、全てのカ-テンを札幌の丸井デパ-ト前のカ-テン専門店カナリヤに作成してもらって、次回のネパ-ル暮らしに運んだ。その他にも、寝室の毛布は備え付けがあったが、セカンドハンドの古いものだったので、毛布やまくらも購入。 

 これで、まあ、わたし達夫婦が、札幌で日常生活している程度のネパ-ル暮らしが保障された。

 

ネパ-ルの家具は、店頭の物と注文家具が同価格

 家具製作所に出向いて、具体的な寸法を紙に書いた注文表で作成をお願い。すると、ネパ-ルの家具類は、店頭で販売している家具と注文品が、同じ価格だつた。日本では、店頭品は大量制作で安価にできて、注文品は手間ひまがかかる分、かかくが高くなる。どうしてネパ-ルと日本では価格決定が違うのか? わたしは直ぐに分かった。それは、日本では機械生産品よりも、手作業の製品が高価。人件費が製品に反映されるから。ネパ-ルの人件費は安い。発展途上国と聞こえが良い言葉でネパ-ルのことを言われるが、実は最貧民国で、人々の労働力は搾取で安すぎるくらい。

 ネパ-ル国はヒンドゥ-教の国。このヒンドゥ-教の教義のカ-ストが、搾取携帯に輪をかけている。今日は、このヒンドゥ-教の教義のカ-ストには触れない。ネパ-ルでは、機械で作る製品よりも、手作業製品が安価になっていた。

 

ネパ-ル生活は楽しさのみ

 わたしのネパ-ル暮らしの心情は、全て楽しく。そのために嫌なこと、きらいなことはしない、と決めていた。カトマンドゥの知人友人には、嫌なこときらいなことはしない、と言いふらしていたのだが、これが大変。友人から大事の仕事を頼まれたり。わたしはネパ-ル滞在中は、毎日日曜日。なので、友人は難しい事でも頼んでくる。

 わたしは、札幌でも日曜大工が趣味みたいなもので、この日曜大工が難しければ難しい程楽しくなる。30年前に今の場所に家を新築した。その中の四畳半くらいの部屋に、本棚を作製。家の建築時に本棚を作るので床を補強するように依頼。四畳半部屋の一面いっぱいに本棚を作製した。その他にも、外に物置きを作ったりいろいろ。

 それで、カトマンドゥで引き受けた仕事がある。わたしの友人が、カトマンドゥで山岳運動具店を開店するお手伝いをすることとなるのである。その様子は後日にゆっくりと写真で見てみたい。

 

ネパ-ル暮らしの食事

 ネパ-ルでの食事は、まず朝食は自炊が原則。そして、昼食と夕食は、ネパ-ルレストランと日本食レストランに通うことになった。

 

入居当初のリビング  テ-ブル・椅子・カ-テンなどは入れ替える

木のフロア-に絨毯を敷き詰めた

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食器はひと揃え付き

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キッチンとダイニング 床はセラミックのタイル張り

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廊下の机にはパソコンや印刷機を持ちこむ

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別室に移したダブルベット

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ミシン屋さん 毛布カバ-を作ってもらう

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カトマンドゥ市内の家具製作工場

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家具製作工場の女性主任さんと

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ネパ-ルの借家  第5回

ネパ-ルのフラット探し (ネパ-ル暮らし雑感) その五回目

 

 10年前からネパ-ルで生活している。20年前から沖縄観光で訪れていた沖縄暮らしを考えていたのだが、結果、ネパ-ルで暮らしている。

 

10年間で三か所の家を賃借

 最初の2年6ケ月は、ラジンパツト町の治安の良い場所で、内部のきれいなフラットを賃借していた。ネパ-ルのビザ(査証)は、最高5ケ月間しか取れない。それで、2年6ケ月たった段階で一度フラツトを引き上げ。それからは、ネパ-ルを訪れる度に最初の大家さんへ連絡、その都度フラットを探してもらっている。2013年までは、最初に借りていたフラツトが空いていたので入居。2014年には、大家さんの奥さんの母親の家に間借り。カトマンドゥ市内の位置は、中心街の旧王宮から徒歩15分で、ネパ-ル観光で訪れる多くの外国人のホテル・レストラン街の隣町メイピ-ニュ-バスティ町。メイピ-は、小高い丘の麓にあるメイピ-神社の名で、朝早く多くの市民がこの丘を一周するウオ-キングやランナ-の町。2016年は、最初の大家さんの隣の家の一階フラットを賃借した。

 最初に借りたフラットの大家さんは、今では友人として付き合っている。毎年2・3回は電話が来て、今度はいつ頃来るのか、とか、次に来るときは〇○を持ってきてほしい、など。わたしが来ネする時も、日本に帰る時も、エアポ-トの送り迎えをしてくれる。

 ネワ-ル族の彼、若い時に日本を何度か観光で訪れていて、日本語がOKなのだ。彼の父親は、現在ではカトマンドゥに次ぐネパ-ル二番目の大きな町のポカラで、建設業と不動産業をしてる。彼は、お金持ちのお坊ちゃんで、現在はカトマンドゥでエ-ジェント業をしながら、ポカラでホテル経営しているお兄さんのところへ、ホテル宿泊のお客さんを送り込んでいる。

 

カトマンドゥ市内の家賃

 わたしが借りている彼の家は、3階建で、一階から三階までそれぞれの造りは一緒。二階に大家さん一家5人が、一階と三階のフラットを貸している。現在の家賃は、一階が3万RSルピ-で三階が3万6千RS。1RS=1円だから、毎月6万6千RSの家賃収入。

 現在のネパ-ルの公務員月給は24,000RSで、一年ごとの定期昇給は100RSに満たない。日本のボ-ナスにあたる賞与は法律や規定がなく、大統領や首相が特別に発議しなければ支給されない。わたしの借家の大家さんの所得は、家賃収入だけでも公務員の2.5倍になるのだから驚いてしまう。

 最近は、この大家さんの借家の空きがない状況が続いている。なにせ、わたしが10日間も空き家を探し続けて、ただ一軒だけ日本人が借りたくなる程の清潔できれいな部屋なのだ。高い家賃でも直ぐに埋まってしまう。昨年2016年は、一階に国際銀行カトマンドゥ支店勤務の女性が、3階にはイギリス大使館勤務の方が住んでいた。ネパ-ル人の数名の家族が賃借するフラットや部屋は、1万RS以下が多い。わたしのライ族ネパ-ル人の友人4人一家は、トイレ別で二部屋で4千RS。

  

五軒並びの左の三階建てが10年前からの借家  その右のレンガ家が2016年の借家

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左の白い三階建が10年前から賃借  右のレンガの四階建が2016年に入居

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大家さんは一階外の駐車場で家内安全儀式

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屋上で大家さんと

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わたしのゲスト達が屋上でスイカ割りゲ-ム

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借家の屋上から裏の家  タメ-ル町のホテルのオ-ナ-宅

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2014年の借家の屋上から水田

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借家二階の大家さん宅 大家さんの友人達と

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大家さん宅で、大家さん一家

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二階大家さん宅お祭りで花火で遊ぶ 右のアメリカ人女性は国際銀行カトマンドゥ勤務

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ネパ-ルの借家 (ネパ-ル生活雑感) 第4回

ネパ-ルのフラット探し (ネパ-ル暮らし雑感) その四回目

前回までネパ-ルでの借家探しについて、写真で見た。

前回は、2014年に賃借した、最初の大家さんの奥さんの母親の家を見た。

今回は、2016年に滞在したフラットの写真を見てみる。

 10年前から借りていた、最初の大家さんの一階と三階には入居者が居て、その大家さんが勧めてくれた隣の家の一階部分フラットを借りることにした。

 

外国人への貸家賃料は公務員の給料なみ

 10年前に10日間もかかってようやく見つけた借家は、家賃が一か月15,000RSルピ-。現在1RSルピ-=1円。当時のネパ-ルの公務員の月給と同額に近い賃借料。後で気が付いたというか、この大家さん若い時はお金持ちの坊ちゃんで、日本に旅行で何回も来ていて、日本語がペラペラだった。その時は奥さんと二女一男の子供の五人暮らし。一番末っ子の長男は生まれたばかり。5人暮らしにお手伝いの若い女性の6人で生活していた。

 その次に借りたのは2014年。最初の大家さんの奥さんの母親の家2階のバストイレ付3部屋を間借りした。

 2016年は前述した、最初の大家さんの隣の家の一階フラット。ここの家は大家さんご夫婦と娘さんが一人。

 娘さんは日本の大分県の4年生大学に留学中。この年9月末で卒業して、わたしが日本に帰る少し前の11月初めには帰国、帰宅した。

 10年前の家賃は15,000RSルピ-だった。2014年は20,000RS。2016年は30,000RS。カトマンドゥの人口は、相変わらず地方から仕事を求めて集まる人達で人工増加が著しい。そして、海外からの観光客・登山・トレッキングも増加の一途。借家の家賃は上昇した。

 10年前のネパ-ルの公務員の給料は17,000RS前後だったのが、現在は24,000RSになっている。ネパ-ルに住む外国人の借家の家賃も同額か、それ以上になった。

 

わたしは借家でなくフラット借り

ネパ-ルでは外国人の不動産売買禁止

フラット借とは、数階建て一軒家の一階部分を賃借すること。

 一軒家をまるごと賃借すると、ネパ-ルではお手伝いさんの雇用が義務付けられている。それで、わたしは家全部でなく、数階建ての一階部分のフラット貸しを賃借している。

 ネパ-ルの法律では、外国人の不動産登記を禁止している。ネパ-ル政府の承認がある外国籍会社などが登記できるが、個人は難しい。

 わたしが最初に借りたフラットは、大家さんが2階部分で生活していて、一階と三階を賃借していた。大家さんの二階には、一家5人と住み込みのお手伝いさんで6人住まい。わたしは女房と二人で一階暮らしが始まる。

 一階から三階まで同じ造りになっていて。ベットル-ム二部屋、バストイレが四畳半位が二部屋、キッチン・ダイニング・リビング続きの大部屋、になっている。家具・食器付き。鉄筋コンクリ-ト造りの屋上が物干し場。

 この大家さん、以後10年のお付き合い。今では友人関係のお付き合い。行くたびに、事前に家で使う物を日本で買ってくるようにと、遠慮がない。

 大家さん一家で日本に遊びに来たときには、わたしが全員の日本滞在時の保証人にもなった。

 日本は、特定の外国以外の国からの観光客は、自由に入ってこれないのだ。日本政府は、世界の中の発展途上国(貧困国)には厳しい対応をしている。

 今回2016年に借りたフラットは、寝室一部屋とバストイレ、それとキッチン・ダイニング・リビング続きの大部屋。バスにはバスタブがない。

 

 

左・10年前最初の借家  右・2016年の借家

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借家前の小さなテンプル

近所の人たちがひっきりなしにお詣り

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玄関前

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ダイニング

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ベットル-ム

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バストイレ

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リビング

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 故障した冷蔵庫の修理 大家さんの奥さんと修理人

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ネパ-ルの借家 (ネパ-ル生活雑感) 第3回

ネパ-ルのフラット探し (ネパ-ル暮らし雑感) その三回目

 前々回から、10年前にネパ-ルの首都カトマンドゥ市内で借家探しをしたことを書いている。

 10年前の9月にカトマンドウへ借家探しに出かけた。10日缶ほど、日本語の話せるネパ-ル人と一緒に一生懸命に探した。

 結果、ただ一軒のみ、わたしがネパ-ル生活をするのに相応しいフラットを見つけることができた。

 一階部分のフラットを借りた大家さんは、10年間も付き合って友人となってしまった。そして、最初借家探しに付き合ってくれたネパ-ル人も、ネパ-ルで一番親しく付き合う友人。この二人の友人、共に私の女房共に、家族づきあいが続いている。

 

ネパ-ル暮らしは、楽しく

 わたしは、ネパ-ル暮らしをする時は、難しい事・嫌なことをスル-することにしている。ネパ-ル滞在中、全て楽しくなくてはならないと考えて日々を送っている。ネパ-ルに住んでいる日本人の友人やネパ-ル人の友人達は、わたしの思いを分かってくれている、と私なりに思っているのだが。

 10年間ネパ-ルに滞在していて、3軒の家に賃借滞在した。最初の2年6ケ月間は、日本語の話せるネワ-ル族の大家さん。ここのフラットは2年6ケ月間後に解約。日本人の旅行者は、ネパ-ル滞在が1月1日から12月31日の間に、最高で5ケ月間の滞在ビザ(査証)がもらえる。そういう訳で、後の7ケ月間は不在でも家賃を支払わなければならず、倹約のために解約。

 

私の居ない間は、多くのクライマ-が無料ホテルに使用

 最初の2年6ケ月間は、フラツトの合鍵をカトマンドゥに置いておいた。ので、私夫婦が居ない時は、ネパ-ルヒマラヤの北壁登攀などでネパ-ル滞在のクライマ-達に使ってもらった。わたしの友人の経営するエ-ジェン会社で、諸々の手続をして登攀する日本人クライマ-の半数くらいが、わたしの借りているフラットに寝泊まりしたらしい。なにせ、ベットル-ム二部屋、ベット3台、バストイレ二部屋、家具や食器付きで自炊ができる。多くの皆さんは無料で、4ツ星ホテル並みの生活環境を楽しんだだろう。

 

2014年滞在の家は、大家さんの奥さんの母親の家

2013年までは、最初に借りたフラットに滞在していた。

 2014年は借家の一階と三階には、入居者が居てダメ。それで、大家さんが、奥さんの母親の家の二階の部屋が空いてる。どうか、とのこと。

 二階には4部屋があり、どの部屋にもバストイレが付き。その一部屋だけ大家さん奥さんの母親とその孫の寝室になつていたので、他の3部屋を借りることにした。家賃は一か月2万RSルピ-。一階の台所なとは自由に使用可。冷蔵庫なども使用OK。

 場所は、カトマンドゥの中心街、外人街のタメ-ル町の東北隣町のメイピ-ニユ-バスティ町。因みに、タメ-ル地域は縦横それぞれ500mほどの、カトマンドゥを訪れた外国人相手の、ホテル・レストラン・お土産屋などが、ぎっしりと隙間なく、札幌市内の様な碁盤の目状の街を形成している。元王宮の隣町がタメ-ル。

  

ネパ-ル生活・二軒目の借家住まい・ベットル-ム

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バストイレ

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ベットル-ムの隣の部屋

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敬けんなヒンドゥ-教徒・お祈りの部屋

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大家さんと孫娘がお出かけ 2014年

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孫娘の8歳誕生会・大家さんの娘一家(わたしの最初の大家さん)と 2016年

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台所

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客間

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二階のわたしのミネラルウオ-タ-

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玄関

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借家近くのブ-ゲンビリア

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