koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ルのバザ-ル 第113回

ネパ-ルのバザ-ル・商店街・商売 第百十三目
12、ネパ-ル西部地域のバザ-ル 第21回
カリガンダキ川沿いのバザ-ルや商売 四回目
マルファ-村のチベット仏教僧院

 

 ネパ-ルの首都カトマンドゥの西方、ネパ-ル西部地方のバザ-ル写真も21回目。
 カトマンドゥから西へ200kmのポカラから、自動車や飛行機で、アンナプルナヒマ-ルの奥地標高マルファ-村2,632mへ。
 マルファ-村のバザ-ル写真の3回目。
 今回は、チベット仏教僧院の写真。寺院の写真は、バザ-ルの写真ではないので、今回の113回の「ネパ-ルのバザ-ルや商売の写真」では取り扱ってこなかった。今回初めて寺院の写真を見てみる。カリガンダキ川沿い村々のバザ-ルは、ほとんどが旅行者のトレッカ-などへの商店で、地元住民相手の商店やス-パ-は皆無。なので、バザ-ル写真が少ない。それで寺院写真も、となった。
 日本では、諸宗教宗派が違っても、全ての宗教建物を寺院と呼んでいる。
ネパ-ルでは人口の79%の信仰であるヒンドゥ-教や10%チベット仏教の建物をテンプルと呼ぶ。しかし、このテンプルを日本語訳すると、何故かヒンドゥ-教テンプルは「寺院」に、チベット仏教テンプルは「僧院」と呼ぶ。異なる字を書いて呼ぶのか、なぜなのか誰か知る人がいたら教えてほしてものだ。
寺院と僧院
 国際的には、テンプル・Temple、は神殿や寺院・聖堂と訳されていて、仏像を安置して礼拝を行う施設や建物のことで、僧院は僧侶が住む建物と修道院のこと。なのだそう。
 寺院については、ネパ-ルも日本も同様なので分かります。寺院の別棟に僧侶がすんでいます。わたしが檀家になっている寺院は、お坊さんの住職の住まいと寺院は廊下で繋がっていて、一緒の一帯とも別棟ともとれます、が、住職の住む建物を僧院、とは呼んでいません。
 それでは、ネパ-ルのチベット仏教の建物はどうでしようか。わたとが観たところでは、確かに仏像のある建物とお坊さんの暮らしている建物は別棟です。しかし、チベット仏教に関しては、その両方の仏像のある建物と僧侶の暮らす建物、その両方を僧院、と呼んでいる様なのです。
 結論、ネパ-ルではヒンドゥ-教テンプルを寺院と呼び、チベット仏教テンプルを僧院と呼ぶ。のではないか。
 わたしが、チベットとの国境近くのネパ-ルで感じたところでは、エベレスト近くの村々やここネパ-ル・ムスタン郡のカリガンダキ川沿いのチベット仏教施設は、敷地が狭く仏像設置場所と僧侶の暮らす建物が一緒の所ばかり、の様なのだ。カトマンドゥ市内のスワヤンブナ-トやボダナ-トのストウ-パ(仏塔)近隣のチベット仏教施設は、敷地が広々として、確かに仏像安置建物の他に僧侶の宿泊施設が別々になっている。ここマルファ-村は、チベット仏教僧院と呼んでも良いだろう。

マルファ-村のチベット仏教僧院
GURUPANDITA ANAND MEDITATION MARPHA――MUSTAN

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岩にはオム・マニ・ペメ・フム

(わたしは泥の中でも美しく咲く蓮の花のようになりたい)

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チベット僧院の巨大マニ車

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マルファ-村からニルギリ連峰

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マルファ-村を通るドンキ-(ロバ)の商隊

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