ネパ-ルの王宮と寺院(仏塔) 百七十二回目
カトマンドゥ盆地の寺院と仏塔
16.バクタプルの王宮と寺院 3回目
バクタプルの王宮と寺院の三回目。
バクタプルの旧王宮広場には、ランオン・ゲ-トを入ると、レンガを敷き詰めた50m×100mの広場に出る。
バクタプル王宮
カトマンドゥ盆地には、バクタプル王から分家したカトマンドゥ王と、カトマンドゥ王から分家したパタン王の三王様が居た。
今回は、バクタプル王の住まいの王宮の写真。
獅子門を入ると、すぐ左側に王宮。17世紀ヤクシャ・マッラ王時代に一部建築。その後氏がマッラの歴代王が増築して、現在の大きな王宮になった。100mの右端側は1427年にヤクシャ・マッラ王の統治時代に建設。17世紀にブパティンドラ・マッラ王によって再建された3層の建物、55窓の宮廷と呼ばれている。
左側は大きな獅子2頭が入口を守っている、ブ-パティンドラ・マッラ王建設の現在の国立美術館。
中央には、王宮の正式な出入り口のゴ-ルデンゲ-トと呼ばれる黄金の門。1745年ランジット・マッラ王によって建造。
金で造られている門の正面は、ガルーダにまたがるカーリー女神やヴィシュヌなどヒンドゥーの神々の金装飾細工。
ゴールデンゲートの前には、在位1696~l722年のブパティンドラ・マッラ王がお祈りをしている石柱像。
門の中は、マッラ王朝の神タレジュ-神を祀ったタレジュ-寺院と、王様の住まいのムル・チョ-ク。その隣にバクタプルの幼い女性の生き神様の住まいクマリ・チヨ-ク。そしてその東隣に王様の沐浴場スンダリ・チヨ-クがある。
今回はここまでの写真を見てみる。
次回から王宮広場の、王宮前広場を囲むようにグルット取り巻く寺院群の写真を見る。
ライオンゲ-トと呼ばれる獅子門を入ると50m×100mのレンガを敷き詰めた広場
獅子門を入るとブ-ゲンビリアの咲くポリス・ボックス
二頭の獅子が守る王宮の西端
マラティ・チョークと呼ばれていた現在国立美術館
王宮の右端 東側
55窓の宮殿
レンガ造りで出入り口と窓枠が木彫刻
ゴ-ルデンゲ-トを挟んで両側に王宮
王宮ゴ-ルデン・ゲ-ト 黄金の門
バクタプルをバドガオンと呼んでいた1950年ころの写真
ブパティンドラ・マッラ王(在位1696~l722年)がお祈りをしている像が上に乗った石柱
1950年ころの写真
2015年4月25日ネパ-ル大地震以後の余震対策