ネパ-ル生活2018年、楽しいネパ-ル暮らし
その46回目 近所の家の新築
塀周りが完成に近づく
ネパ-ルの建築は刻々として進まず。良い事なのか悪い事なのか、ネパ-ルではほとんどの事柄の進み方が鈍い。
まず、公務員や会社の仕事始めの時間が、午前10時。日本的には、終了時間がその分延びるのか、と思われるが違う。午後5時には退社する。
わたしがネパ-ルに住み始めて直ぐ、借りた家の居間の壁を日曜大工で、コンパネ貼りをした。ネパ-ルの建築では、柱は鉄筋コンクリ-ト造りだが、壁の全てはレンガを積み上げてモルタルで綺麗に仕上げる。それで、モルタルかコンクリなので、画鋲や釘を打てずに困る。
時計やカレンダ-・写真や絵画などかけたい。
日曜大工大好き人間のわたし、分厚い大きなコンパネを買ってきて、壁にドリルでコンクリ用釘の穴を開けて、貼りつけ。コンパネの表面を自分で、壁と同じ色に塗装準備。すると、大家さん自分の部屋の塗装もあるから、塗装屋さんに発注。
ここからが、ネパ-ルの労働事情。次の日には塗装完了との約束が、塗装業者来ず。
大家さんに事情を尋ねると、納得いく事情。その次の日も来ず。
そうして、やっと三日目にして完成。
遅延する理由は、依頼主が必ず納得する話に始終する。例えば、家族が突然に病気、等々。わたしには、全部ウソに聞こえる。
ネパ-ル人は自分の職種以外のことをやりたがらない。ヒンドゥ-教のカ-ストなのかどうか。
数日前から始まった家の塀のレンガ積み。
ネパ-ルのレンガ積みは色々な形がある。長方形のレンガを色々な形に積み上げ、強度のある方法にする。縦横を組み合わせて最強にすると、レンガの表裏をモルタルで仕上げると、厚さが40cmにもなる。
数日前の塀のレンガ積み
だいぶん完成に近づく