koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ルの宮廷と寺院・仏塔 第114回

ネパ-ルの王宮と寺院や仏塔 その百十四回目

カトマンドゥ市内のボダナ-ト仏塔

ボダナ-ト・ストゥパ-Boudhanath その十回目

 

前回は、ボダナ-トの外側の建物内、チベット仏教2寺院の写真を見た。

今回は、ボダナ-ト仏塔の周りにあるタルチョ-の写真を見てみる。

タルチョ-

タルチョ-は、チベット仏教の白い細長い布の幟(のぼり)。木や竹の竿に付けて立てる。

チベット仏教の経典がプリントされている。

ボダナ-トの周りにもある。

ネパ-ルの家の屋根の上や髙い木々の上、木や竹に付けて立てる。

チベット仏教の悪魔祓いの役割を果たす。

 どの様に悪魔祓いするのかは、寄りついてきた邪悪なものをタルチョ-に巻きつかせ、風によって去らせる。

日本には次のような説、話があるが本当かどうか。

日本の5月の子供の節句に行う鯉のぼりは、このタルチョ-が原形と考えられ。

江戸時代、中国から朝鮮半島経由で、タルチョ-が日本に伝えられた。

それが、当時の江戸の気風と云おうか、単なる仏教教義を江戸市民の風習へ変容させた。

 風の流れを水の流れに見立て、そこに鯉の魚を浮かせる発想、実に大胆な江戸時代のデザイン感覚。浮世絵や東海道五十三次の発想や絵心と同様。

 端午の節句に男の子の成長を願い祝うという意味で、これも家々の庭先で、悪魔祓いの役割を担っている。

 

ボダナ-トのタルチョ-

チョルテン(旗)と混じっている

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夕闇のボダナ-トとタルチョ-

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