全国一斉クリ-ンハイク
昨日2018年6月17日(日)、わたしの所属している山岳会で、札幌近郊の山一斉清掃登山が行われた。
全国一斉に清掃登山が行われるのは、6月3日の日曜日。北海道は山に残雪があるため、二週間遅らせた17日に実施される。
クリ-ンハイクが行われたのは、国道230号線から山側に入った焼山。又の呼び方を豊平山662m。
230号線の定山渓に向かって、藤野の坂道を上る手前の笑福寺の道路をはさんだ向かい側のコンビニから山側に向かう。
会員外の一般市民を含めた33名が、拾ったゴミは3~4k程か。
すがすがしいゴミ拾い登山なのに、不要な土木工事だらけの登山道にガッカリ
焼山は、藻岩山へ登る時間と同じ時間の行程で登れる山。登山途中に沢沿いの登山道を登るが、なんと砂防ダムの多い事。これくらいの沢なら、砂防施設がいらないのに。日本の土木会社のための土木工事の典型だった。大雨時の災害防止に名を借りた不要な施設は、我が国の破産状況の借金財政で作られている。借金を返すのは、一人ひとりの国民なのに、国民に知らされず、ひそかに砂防工事が行われている。
せっかくの清々しい登山なのに、なげかわしい政治を見てしまった。
砂防ダムといえば、世界自然遺産地の知床の砂防ダムが、ユネスコ調査チ-ムから撤去要請されていた。
河川に作られた砂防ダム施設は、自然保全目的の世界自然遺産登録には、不要な工作物なのだ。
知床砂防ダム下流には、人家はないのだから、大雨時にも災害発生しない。一度決めたら、一度設置したら、改善改良しない日本の行政施策がここにもある。
登山口
焼山(豊平山)662m頂上