前回は、沖縄・首里城公園内の琉球舞踊、演題がかせかけ(かしかき)を写真で見た。
今回も続けて、首里城公園内の「琉球王朝-舞への誘い」で開催されている琉球舞踊を写真で見てみる。
今回は、沖縄・首里城公園内の「琉球王朝-舞への誘い」で演じるのは谷茶前(たんちゃめ-)。
沖縄では、良く知られているのは、沖縄のサンシンを引きながら踊る沖縄踊り。他にも沖縄独自の盆踊りみたいな踊りがあるのかどうか。他にないのなら、沖縄踊りと琉球舞踊の二種類。
沖縄踊りは、テレビなどで見ている限りでは、お祝いごとやお酒の席での浮かれ踊りの、沖縄人の日常。
琉球舞踊は、沖縄・首里城公園内の「琉球王朝-舞への誘い」資料には、次のような説明がなされている。
沖縄め首里城公園 下之御庭(系図座・用物座)区域内の「琉球王朝-舞への誘い」
琉球舞踊には、古典舞踊、庶民の生活を描いた雑踊り、創作舞踊、各地域で受け継がれている民族舞踊などの種類がある。「舞への誘い」では、祝いの座開きで踊られる古典舞踊の「かぎやで風」、色鮮やかな琉球衣装を身にまとい踊る「四つ竹」、庶民の姿を表現した雑踊り「谷茶前」などが披露される。
そして、演題はつぎの17演になる。
四つ竹(よつだけ) 上り口説(ぬぶいくどぅち) かせかけ(かしかき) 若衆特牛節(わかしゅうこていぶし) 高平良万才(たかでーらまんざい) 前ぬ浜(めーぬはま) 伊野波節(ぬふぁ) かぎやで風(かじゃでぃふう) 作田(つぃくてん) 稲まづん(いにぃまづぃ) ゼイ(ぜい) 谷茶前(たんちゃめー) 柳(やなじ) しゅんだう(しゅんだう) 貫花(ぬちばな) 加那ヨー(かなよう) 加那ヨー天川(かなようあまかわ) 花風(はなふう) 鳩間節(はとまぶし)
舞踊演題は「谷茶前(たんちゃめ-)」
漁村の若い男女の働く喜び、生きる力が伝わる打組踊り
谷茶は本島北部、恩納村にある漁村
このメロディーを聞くと沖縄の人達は、青い海と波のリズムを連想するほど生活の中に定着した踊り
魚を捕りに行くのは男たち、それを売りに行くのは女たちで漁村の風景が明るく展開されている
「琉球王朝-舞への誘い」資料より
演題「谷茶前(たんちゃめ-)」