ネパ-ルの王宮と寺院(仏塔) 二百三十回目
カトマンドゥ盆地より西部にある寺院と仏塔
24.ジョムソンのゴンパ・僧院
前回は、ポカラ市内の日本山妙法寺の写真を見た。
今回からは、ネパ-ルヒマラヤの、ダウラギリ・ヒマ-ルとアンナプルナ・ヒマ-ルに挟まれたカリガンダキ川沿いの街道にある寺院と仏塔の写真を見てみる。
ジョムソンJomsomは標高2,743mの空港のある村。
ここネパ-ルのヒマラヤ地域は、ネパ-ルの最北側。ゆえに、中国のチベットと国境を接している。
ネパ-ルの宗教者は、ヒンドゥ-教徒が79%でチベット仏教徒は10%。そのチベツト仏教徒が、このヒマラヤ地域ではほぼ100%なのだ。
テンプルなのかゴンパか、又はパゴダやストゥ-パか
ゆえに寺院の呼び方は、ネパ-ルの全国的なお寺の呼び方はヒンドゥ-教ならテンプル(寺院・神殿)なのだが、ここらのチベツト仏教の場合は僧侶や修行者僧の住まい兼寺院をゴンパ(寺院・僧院)と呼び。また、パゴダと呼ぶ仏塔(ストゥ-パ)もある。
ジョムソン村は、エアポ-トの少し上流側に旧村落があり、そこにチベツト仏教僧院がある。エアポ-トの周辺は、わたしが1991年にフライトから降り立った時には、建物など何もなく、そこでポ-タ-を雇用して直ぐに歩き出したもの。だが、今日では、ポカラから自動車道路が完成し、ポカラより上流のムクチナ-トやムスタン方面の道路網も出来、ここジョムソンが自動車移動での宿泊場と化している。ゆえに、十数件の宿泊ホテルなどの家並みとなってしまつた。
ジョムソン村には、日本人の指導でリンゴ園が造られ、秋以降にりんご売りが居る。ジョムソンより下流のマルファ村に続くカリガンダキ川沿いに多くのりんご園がある。マルファ村では、リンゴ酒造りが盛んで、マルファ・アップルブランデ-などが販売されている。
ジョムソンのゴンパ・僧院
ゴンパの建物を取り巻くマニ車
ジョムソン着 チェックポストで係官から、アンナプルナ自然保護区入域許可書とトレッキング許可書のチェック
カリガンダキ川上流のジョムソン村周辺
ジョムソンの空港前道路のホテル・ロッジ街
ジヨムソン・エアポ-ト
リンゴの苗が植えられ、家畜の被害防止でカルカになっている
ジョムソンのりんご園
ここで買うと運送費分がかからず一番安価なリンゴ価格
ジョムソン村からダウラギリⅠ峰 8,167m