ネパ-ルの王宮と寺院(仏塔) 二百二十七回目
カトマンドゥ盆地より西部にある寺院と仏塔
23.ポカラ市内の寺院 その1 ビンドゥバシニ寺院
前回は、バンディプル町にある寺院の写真を見た。
今回は、ネパ-ルの首都カトマンドゥから北西方向へ約200km、ネパ-ル第2の都市ポカラのビンドゥバシニ寺院Bindebashini Mandirの写真を見てみる。
前回のバンディプル町にある寺院名にも、ここの寺院と同名のビンドゥバシニ寺院があった。
ビンドゥバシニ寺院は、カスキ郡ポカラ市内の一番大きなテンプル・寺院で、外人街のレイクサイトから約5kmのオ-ルドバザ-ルを抜けた、少し小高い丘の上に建つ寺院。
ヒンドゥ-教の神のドゥルガ神、ヴィシュヌ神、クリシュ神を祀っていて、本尊はドゥルガ神。ドゥルガ神が白い祠の中に祀られている。ここの寺院と敷地内では、ポカラで一番多くの結婚式が行われてるウエディングのメッカ。
ビンドゥバシニ寺院の敷地内のビレンドラ国王夫妻の像
このビレンドラ国王、日本の東京大学に留学経験がある親日家だった。ナラヤンヒティ王宮事件と呼ばれる、公式には国王の息子ディペンドラ皇太子にピストルで殺害された。2001年6月1日だった。
わたしは、13年前から一年の数か月をネパ-ルで暮らしている。2007年からだ。
現在のネパ-ルは、2007年の制憲選挙で国王制度が廃止され、国名をロ-ヤルネパ-ルからネパ-ル民主共和国に変えたが、多くの国民の家の壁には、今でもこのビレンドラ国王夫妻の写真が飾られているのを見る。
ビンドゥバシニ寺院
ビレンドラ国王夫妻の像