koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ルのバザ-ル 第97回

ネパ-ルのバザ-ル・商店街・商売 第九十七回
12、ネパ-ル西部地域のバザ-ル 第5回 
ポカラのバザ-ル 五回目
ポカラ・レ-クサイド地帯のバザ-ルの五回目
神具店バザ-ル

 

 今回はポカラのバザ-ル写真五回目。
 ポカラのフェワ湖Phewa Tal 湖畔一帯の外人街地域のバザ-ル写真を見てみる。
 今回は、ヒンドゥ-教の神様像などの販売店バザ-ルの写真。
ヒンドゥ-教の神
 日本では、普通仏具店が多い。ここネパ-ルの寺院に祀ってあるのは仏様でなく神様。テンプル寺院なので仏様、ではないかと思われるが、ヒンドウ-教は全て神様で、その数は多い。多い神様が、また化身の神様を数多く居て、その数無限と思われるほど。
 ネパ-ルではね〇〇〇神とは呼ばない。ただ〇〇〇と呼び捨て。なので、神なのか仏なのかは区別がつかない。日本人が勝手に神と考えているだけかもしれない。ゆえに、ここではヒンドウ-教の神様・仏様、と呼ぶことにしよう。
 ヒンドゥ-教では、宇宙創造の神がいたり、その神が楽器を弾く姿で現れたりする。神々しさと人間の生活同様の世俗的な面の、両面があって親しみを憶える。
ガネ-シャ神 Ganesha
 象さんの頭と顔をもつ神様で、一目で分かる。
 この神、商売の神。商売繁盛を祈願して祀る多くの人は、お金が沢山入ってくるように、毎朝顔を洗って直ぐに神像に祈りを捧げる。
 ヒンドゥ-教三大神の一人シヴァ神Shivaとその妻パ-ルヴァティ神Parvatiの息子。
 カネ-シャがどうしてゾウの顔をしているのか。それは、母親のパ-ルヴァティが入浴中、お風呂場に誰も近づけないように、とのパ-ルヴァティの言いつけに、父親のシヴァの近づくのを止めた。父親のシヴァが激怒して、息子のガネ-シャの首を切り落としてしまう。冷静になつたシヴァは、どうしようか迷っていて慌てて、近くにいた通りすがりのゾウの首を切り落としてガネ-シャに着けてしまった。これが本当の話。
 ちなみに、シヴァ神とその妻パ-ルヴァティ神は、中国は西チベットに聳えるカイラス山(チベツト語でカン・リンボチェ岡仁波齐峰)6,656mに住む。パ-ルヴァティは、ヒマラヤの娘と言われていて良妻賢母の女神。
ハヌマ-ン神Hanuman
 ヒンドゥ-教の神で、猿の顔を持つ。

 インドの神話に出てくる猿神のこと。男の風神のヴァ-ユと天女のアンジャナ-の子。
 神話では、変幻自在の身体で、その大きさや姿を自在に変えられ、空を飛ぶ。
 ネパ-ルの寺院に住む猿は、このハヌマ-ンの影響で大事にされている。カトマンドゥ市内の紀元前250年建立のスワヤンブナ-トは、別名をサル寺と呼ばれて多数の猿が生活してる。
 インド神話が中国に伝わり、孫悟空の物語になった、とされている。

 

ポカラ市内の神具店バザ-ル

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ガネ-シャ神

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ネパ-ルのティハ-ル祭り、道路に神の降臨する目印に描かれたガネシャ-

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ハヌマ-ン神

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