koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ルのバザ-ル 第79回

ネパ-ルのバザ-ル・商店街・商売 第七十九回
10、カトマンドゥ市内のバザ-ル 6回目
ネパ-ルの石油危機と灯油やガソリン販売バザ-ル

 

 前回まで、カトマンドゥ市内のスワヤンブナ-ト仏塔のバザ-ル写真を見た。
 今回は、カトマンドゥ市内のガソリンスタンドや灯油販売バザ-ルの写真。
 ガソリンスタンドや灯油販売に、長蛇の列をつくって自動車や人々が並ぶ様子。ネパ-ルがインドを怒らせた事態発生。1950年に、130年間の鎖国を解いて開国したネパ-ル。以後、インドとの深い関係が続いている。いや、歴史的には紀元前の大昔から、インドとの関係は切っても切れない関係。
 小国ネパ-ルの北側に中国チベツトが、そして南側の国境を超えると大国インドが。今日まで資源の少ないネパ-ルには、ほとんど全ての品物がインド経由で物資輸入された。
 島国日本に住むわたし達には、知らないことがここネパ-ルとインドの国境では現実。インド政府が怒ると、このようになる現実。石油製品がストップ。
 インドが怒る原因は、国名「ロ-ヤルネパ-ル」から「ネパ-ル民主共和国」に移行する、憲法改正時に発生した。ネパ-ルの新憲法に、ネパ-ル全土を州制に設定する過程で、インド系ネパ-ル人の住む地域を二つの州に分断してしまった。地元のインド系ネパ-ル人達は、州境のある二州に跨るのを嫌い、一つの州を要求。なので、当然インド政府が怒つて石油製品の輸出禁止。
政治や行政には、民族問題や歴史問題には最大限の妥協や調整が必要。
 ネパ-ルでは、今回のインド人民族問題に対して、インド政府が動く。
 チョット事態が異なるが、わが国日本のアイヌ問題では動くのは国際連合か。
 アイヌの祭祀行事に川から鮭を捕獲に、和人の定めた条例に違反。
 先住民族保護条約締結国の日本なのだから、自ら妥協と調整に動くのか。

灯油販売店バザ-ルに長蛇の列だが、販売する灯油はない
人とポリタンクが並ぶ
大人も子供も総動員

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ガソリンスタンドに自動車やバイクの長蛇の列
ようやく、ガソリンをインドから輸入したタンクロ-リ-到着

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