koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ルのバザ-ル 第42回

ネパ-ルのバザ-ル・商店街・商売 四十二回目
6.カトマンドゥ市内・タメ-ル地区のバザ-ル その9
タメ-ルのカシミヤ・ウ-ル製品バザ-ル


 タメ-ル地区のナルシンチョ-クから直ぐの店バザ-ル。
 オ-ナ-の奥様が日本人の店フレンドリ-エクスポ-ト店。カシミヤや毛のマフラ-・シヨ-ルやせっけんを販売している。
 全ての商品に価格表示あるのが、他のお土産屋との差別化店。
 ネパ-ルでは、外人が立ち寄るお土産屋では価格表示がないのが常識。それは、お客との売買値段のやり取りをするため、とは表面的で、実は外人客の足元を見てボル商売がほとんど全て。安くても二倍の値段を吹っ掛けてくる。
 わたしは商品の正しい価格を知っているので、やり取りの最後には、わたしの示す値段で落ち着く。
 日本のカシミヤ製品を、ネパ-ルではパシュミナと呼ぶ。商品のタグには100%パシュミナの表示だが、ほとんどは精々50%しかカシミヤが入っていないので要注意。
 カシミヤ製品の卸商の社長さんは、「インチキ表示でないかい」の私の呼びかけに、お客さんが喜ぶので100%と表示してる、との返答だった。なるほど。
ネパ-ルでの商品値段の決め方
 旅行ガイド書籍には、ネパ-ルでお土産などの品物を購入時には、店主や店の職員との値段交渉が楽しみの一つ、と紹介されている。だが、この本は「間違った地球の歩き方」の見本みたいなもの。前書した通り、ネパ-ル人商人の観光客相手の値段の付け方は、全く「ボッタクリ」そのもの。
 二倍の値段を吹っ掛けてきたとする。すると外人の観光客は正規に近い値段を言う。そこから、互いが譲り合いながら、最終的には中間の1.5倍の値段に落ち着く。本当は1,000RSルピ-の価格が1,500RSで売買されるのだ。ネパ-ル人の売り手は、普通の利益に500RSもの利益が手に入る。
 わたしが行うネパ-ル人との値段の交渉は、わたしの言う値段は常に1,000RSで、売り手のネパ-ル人の方が段々と1,000RSに近づき、最後には1,000RSに落ち着く。1,000RSでも十分な利益があるのだ。
 ネパ-ルでタクシ-に乗車する時にも、同様だ。わたしは大体のタクシ-料金額を知っているので、一声で通常料金を示す、タクシ-運転手はそれでは乗せない、と意思表示したら直ぐにその前のタクシ-へ、値段の交渉のフリをして歩き出す。すると、そのタクシ-がわたしを追いかけてきて、さっきのわたしの示した値段でいいから乗れ、と言ってくる。この交渉は、わたしが前に歩くことが重要。後ろではタクシ-がバックしなければならなくなる。だいたいバックしないのだ。

 

フレンドリ-エクスポ-ト店
店主と3人の日本人客
日本人のお客様は、良心的な定価から更に10%を安くしてくれる

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タメ-ル地区の商店街

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カトマンドゥ中心街地図

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