ネパ-ルのバザ-ル・商店街 八回目
② エベレスト街道バザ-ルへの荷運び
前回は、ネパ-ル国内のバザ-ル一回目で、エベレスト街道のバザ-ルの写真を見た。
今回は、エベレスト街道の商店やバティへ、販売物を運ぶ様子の写真を見てみる。
ネパ-ルヒマラヤのエベレスト街道のあるソロク-ンブ地方には、そこに住む農民とトレッキングなどに訪れる外人相手のバティやお土産屋さんを経営する住民が住んでいる。
当然住民相手の商店の商品と、外人相手のバティやお土産屋への商品を輸送しなければならない。ここソロク-ンブはヒマラヤの山中。自転車やバイク・自動車の走る道路はない。ゆえに、荷運びは人力と動物の背に背負わせて運ぶ。ここには、人力の荷運びポ-タ-がいる。そして、人の二倍を背負って荷運びする動物、ヤクなどが飼われている。
カトマンドゥの都市から、山中の必需品を運ぶのに、まずエベレスト街道の玄関口ルクラ空港までフライトで荷運びする。時には、双発プロペラ機に搭乗客を乗せずに、ビ-ル瓶満載で飛んだりする。
ロ-カル・ポ-タ-とハイ・ポ-タ-
通常、ネパ-ルのポ-タ-は二種類。ここ山中の村から村へ荷運びに専念するロ-カル・ポ-タ-。そして他は、ヒマラヤ登山のロ-プをフイックスしてある岩場や氷河を、登山隊の荷物を上部キャンプへ運ぶハイ・ポ-タ-。ハイ・ポ-タ-達は、当然ヒマラヤ登山の登山知識と技術を身に付けている。
ネパ-ル語の「バティ」は、レストランのあるロッジの意味。
カトマンドゥから生活必需品を運ぶ双発プロペラ機とヘリコプタ-
ルクラ飛行場(現在はテンジン・ヒラリ-空港)
搭乗客を乗せず、荷物満載で
ポ-タ-達がエベレスト街道のつり橋を歩く
ゾッキョがつり橋を歩く ウシ科のゾッキョは、水牛とヤクの合いの子
人は道の山側に避けないと、谷へ転滑落の危険
三千mを超えるとヤクが荷運び
ロ-カル・ポ-タ-
エベレスト街道の女性ポ-タ-は、シェルパ族でシェルパニと呼ぶ