ネパ-ルのバザ-ル・商店街 四回目
1.わたしの朝食食材購入バザ-ル
④ ネパ-ルミルクを売るバザ-ル商店
ネパ-ルの牛乳
ネパ-ルで販売されているミルクは、大きなマグカップに二杯分の量で売られているのが多い。プラスチック(日本のビニ-ル)の入れものに。ビン入りや紙パックのミルクは販売していない。
朝早く日が昇ると同時にミルク工場から、各小売店の商店バザ-ルへ配達される。
まず普通の家なら、朝顔を洗って歯を磨くとすぐに、奥さんか亭主が、一番近くの商店に歩いてミルクを買いに出かける。ついでに新聞も購入。そして、ビスケットや角食パンなどをつまみながらチャイ(ミルクティ-)を飲む。これは朝食ではない。朝食は9時過ぎに、カレ-のダルバ-ト。一年中、一日二食のダルバ-トを食べている。
ネパ-ルミルクの価格
マグカップに配分の量で35RSルピ-(1RS=1円)
ネパ-ルのガスコクロは特別製
ネパ-ルのガスコンロは、日本のとは少し違う。もちろん都市ガスはないので、LPガスをシリンダ-ごと購入する。ガスコンロには、ミルクティ-用の器置きがある。一番小さな火にしておくと、ミルクが冷めず、なおかつ高温で吹くこともない、調節ができる。
ようするにミルクが器に残っている間は、一日中ガスコンロの上で暖かいミルクがある。
もう一つネパ-ルで不思議な出来事がある。それは、購入した牛乳を次の日以降に使用する時は、すぐに冷凍室に入れて凍らすのだ。朝にチャイを作るのなら、使用する前日の夜寝る前に、冷凍室から冷蔵室に移しておく。
ネパ-ルのミルクは、熱による殺菌をしていないのだろう。時間を置いたミルクは、温めると分離して傷んだ証拠。ネパ-ルのミルクは雑菌だらけなのかもしれない。
ネパ-ルの朝食
チャイ(ミルクティ-)・ダヒ(ヨ-グルト)・角食パン・シェル(ネパ-ルの家庭で作る揚げ菓子・お祭りの必需品)
牛乳製品を製造販売する、カトマンドゥ市内ラインチョ-ル町にあるDDC店舗
DDCの売り場・アイスクリ-ムや飲むヨ-グルトなどを食べる市民
牛乳 ミルク