ネパ-ルの王宮と寺院(仏塔) 二百十五回目
カトマンドゥ盆地の寺院と仏塔
18.ドゥリケル町の寺院 5回目 ヴィシュヌ寺院Vishnu Mandir
前回は、ドゥリケル町のバグワティ寺院の写真を見た。
今回は、ドゥリケル旧市街地中心街にあるヴィシュヌ寺院の写真を見てみる。ネワ-ル族の町、古都として栄えたドゥリケルは、レンガ造りの家々と、ヒマラヤを眺望できる町。ドウリケル町の寺院の写真は、今回が最終回。
ヴィシュヌ寺院はその名の通り、ヒンドゥ-教の神ヴィシュヌを祀っている。
ヴィシュヌ神と云えば、いつも対になっているヴィシュヌ神の乗り物、背に羽が生えた空飛ぶガル-ダ鳥神。ここにも、寺院の前の短い石柱の上に居る。
カトマンドゥ王宮広場にもまったく同様に、ナラヤン寺院にヴィシュヌ神を祀り、寺院前にはガル-ダ像がある。ナラヤン寺院は2015年4月25日のネパ-ル大地震で全壊。現在はレンガ積みの土台だけだが、ガル-ダ像だけ健在。
チャングナラヤン寺院もヴィシュヌ神を祀り、ガル-ダに乗るヴィシュヌ神石像がある。
ヴィシュヌ神
ヴィシュヌ神は、サンスクリット語 विष्णु、シヴァ神やブラフマ-神とヒンドゥ-教三大神の一人。
ヴィシュヌの意味は「遍く満たす」「浸透する」で、紀元前2,000年には叙述されている。
ガル-ダ
ガル-ダは空を飛ぶ神なので、インドネシアガル-ダ航空の会社名で有名。会社のマ-クでもある。
ドゥリケル町ヴィシュヌ寺院
ヴィシュヌ神の乗り物、背に羽があり空を飛ぶガル-ダ像
ヴィシュヌ寺院近くの名前の知らない寺院