ネパ-ルの王宮と寺院(仏塔) 二百五回目
カトマンドゥ盆地の寺院と仏塔
17.チャング・ナラヤンの寺院 1回目
前回は、バクタプル市内タチュパル広場のプジャリ・マ-トの写真を見た。前回まで35回の写真で、バクタプルの王宮と寺院の写真は終了。
今回は、バクタプルからほぼ北方へ6kmのチャング・ナラヤン寺院の写真を見てみる。
チャング・ナラヤンは、1541mのカトマンドゥ市内より約200mほど標高が高い。カトマンドゥ盆地を見渡す、丘の上のチャング・ナラヤン寺院。
寺院開基は、ネパ-ル最古でリッチャヴイ王朝時代の323年、だが、一度破壊されて1702年再建建築。
古い歴史ある寺院なので、寺院周りには多くのヒンドウ-教の神や動物神の石像がある。ヴィシュヌ神像や涅槃像まで。寺院正面に、ナラヤン神とそれに向かって合掌する、マッラ時代のブパティンドラ王と王妃の像。
そして、その隣に背に羽のあるリッチャヴィ時代マンデ-ブ一世王の化身のガル-ダ像。
寺院の周りには、現在ネパ-ルで使用されているお金の10RSルピ-紙幣に印刷されている、ガル-ダに乗ったヴィシュヌ石像。
ここチャング・ナラヤンは、カトマンドゥ盆地の一つとして世界文化遺産に登録されている。1979年国際連合・ユネスコに世界文化遺産登録された。
カトマンドゥ盆地内の世界文化遺産は7ケ所
① パシュパティナ-ト寺院広場
② ハヌマン・ドカ(猿神と門=カトマンズ旧王宮広場)
③ パタン旧王宮広場
④ バクタプル旧王宮広場
⑤ スワヤンブナ-ト仏塔
⑥ ボダナ-ト仏塔
⑦ チャングナラヤン寺院
チャング・ナラヤン寺院