ネパ-ルの王宮と寺院(仏塔) 百九十八回目
カトマンドゥ盆地の寺院と仏塔
16.バクタプルの王宮と寺院 29回目 バクタプルの工芸 素焼き陶器作り
前回は、バクタプル市内の陶芸などの工芸写真のうちの、お面作りの写真を見た。
今回も、ネパ-ルの工芸、バクタプルでの素朴な素焼きの陶器作りの写真を見てみる。
ここバクタプルは、カトマンドゥからアルニコ・ハイウエ-を東進して12km。そのすぐ前にはティミの町がある。このティミ町とバクタプル市が、陶器作りに適した良質の粘土つちの生産地。
中世からのレンガを敷き詰めた、広い広場全域を使った陶器制作場。
わたしの家には、このネパ-ルの素焼き陶器がある。ゾウさんの花瓶。ネパ-ルではゾウはシシヴァ神の息子のガネッシュ神のこと。
バクタプルの素焼き陶器
バクタプルのトウマディ-広場から徒歩で200m南に歩くと、ただの広場に出る。ここの広場全体がネパ-ルの主にカトマンドゥで消費する素焼き陶器をつくる工場広場。
土粘土を人力や機械でこねる。
轆轤ろくろで整形。
広場で太陽に当てて天日干し。
ほとんどはこのまま焼くが、色付けするものもある。
麦わらや稲わらを燃やして焼く。
ネパ-ルから持ち帰った、ゾウの焼き物
バクタプルの良質粘土
土をこねるのは世界共通
轆轤ろくろで整形
天日干し
色付けは珍しい
焼き物の陶器だが、麦わらや稲わらを燃やし、鉄板を被せただけ