ネパ-ルの王宮と寺院(仏塔) 百五十五回目
カトマンドゥ市内に点在する寺院と仏塔
11.スワヤンブナ-ト・ストゥパ-Swayambhunath Stupa 6回目
前回は、スワヤンブナ-ト・ストゥパ-地域の入口が3ケ所あって、北西側入り口の様子の写真を見た。
今回は、スワヤンブナ-ト・ストゥパ-のある小高い丘の下にある東側の入口と、この仏塔まで登る400段の階段の写真を見てみる。
階段は400段に少し足りない数らしい。カトマンドゥ盆地内には、幾つかの寺院へは階段を昇らなければ行き着かない場所がある。
山や丘の上の寺院
カトマンドゥ市内から20km東方向にある町、サク-Sankhuの丘の上の大きなヒンドゥ-教寺院は、612段の階段を登る。そして、カトマンドゥ市内からアルニコ・ハイウエ-を通って東南方向へ40kmの町、パナウティPanautiに寺院群があり、そこから355段の階段を登ると小さなヒンドゥ-教寺院がある。
ここの仏塔への階段も400段近い。カトマンドウから200km西のポカラへ行く途中のマナカマナManakamnaの寺院は、ゴンドラで登り山の上にある。
現在では、ネパ-ルの道路が整備されているが、1950年の鎖国を解いての開国までは、国内に車道がなく馬や牛、そして徒歩の移動だった。特にチベットとインドの交易の中継地点としてのネパ-ルだったので、その街道は峠あり沢道ありで、山の頂付近の寺院は珍しくなかったのだろう。
スワヤンブナ-ト・ストゥパ-
丘の上のスワヤンブナ-ト・ストゥパ-
スワヤンブナ-ト・ストゥパ-入口の門
門をくぐると仏教仏像
小中学校高学年の遠足か
ネパ-ルの学校は10年制
階段脇のゾウや馬の像
階段途中でお土産屋さんに声をかけられる
スワヤンブナ-トはモンキ-テンプル
スワヤンブナ-トの頭の冠が見え始める
400段近い階段を登るとスワヤンブナ-トや寺院など