koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ルの宮廷と寺院・仏塔 第145回  カトマンドゥ市内の寺院と仏塔

ネパ-ルの王宮と寺院や仏塔 その百四十五回目 

10.カトマンドゥ市内に点在する寺院と仏塔

その第17回 メイピ-寺院の二回目

 

 前回から、わたしが2013年と2018年に借家生活をした、メイピ-地区にある寺院の写真を見てる。

その二回目。

 前回、この寺院には、ヒンドゥ-教寺院の参道にチベット仏教のタルチョ-が飾れていることで、神仏習合と説明した。

ネパ-ルの神仏習合

 神仏習合は神様と仏様が仲良くすること。なのに、寺院と仏教では神仏にならないのでは、との疑問が浮かぶ。そうではないことを説明しなければ、と考えた。

 ネパ-ルやインドのヒンドゥ-教のテンプルは、通常「寺院」と書く。ゆえに日本の仏様を祀るね寺院の仏教を思うかもしれないが、違う。ヒンドゥ-教の寺院は、そこに祀っているのは仏様ではなく、全て神さま。ヒンドゥ-教は、仏教のように思えるが、実は寺院には神様を祀る、日本の神社に匹敵する。ゆえに、ネパ-ルでは、ヒンドゥ-教の神や寺院とチベット仏教僧院や仏像やタルチョ-が一緒になっていて、神仏習合なのだ。

 ネパ-ルのヒンドゥ-教を仏教の一つ、と思う人がいるかもしれない、が、わたしは神を祀っているのだから、日本の仏教とは違うと考える。

 ちなみに、ヒンドゥ-教の神は何人いるのか。インド神話には45人もの神様が出てくるらしい。

 日本の神仏習合の歴史については、次回にでも、少し触れたい。

 

メイピ-寺院の写真二回目

標高50mの丘の上に登る途中の階段にある石彫刻仏塔

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メイピ-寺院南門

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寺院側からレンガ積みの南門

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南側から登ると、西門と寺院が

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テンプルの四隅を獅子が守る

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テンプル入口にも2体の獅子

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寺院入口脇の金属旗と鐘

ヒンドゥ-教寺院に観られる

ネパ-ル国旗の原形と云われる

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レンガ積み寺院の入口は木彫刻

入り口彫刻の上部はト-ラナ

入り口の扉や窓の上に飾られ、仏像や神・獣が刻まれている扇型の半円形の木板や金属。神と仏が中央に彫刻されている。

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石細工の夫婦神

コブラが後ろから守っている

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