ネパ-ルの王宮と寺院や仏塔 その百三十五回目
10.カトマンドゥ市内に点在する寺院と仏塔
第7回
インドラ・チョ-クのアカシュ・バイラヴ・テンプル(寺院)Akash Bhairav Temple
アサン・チョ-クからインドラ・チョ-クに向けて歩き、途中に寺院や仏塔があつた。
前々回と前回は、名前の知らない寺院や仏塔の写真を見た。
今回は、カトマンドゥ市内の中心街インドラ・チョ-クに立つ、アカシュ・バイラヴ・テンプル寺院の写真を見てみる。
カトマンドゥの外人街タメ-ル方向から、徒歩でタルバ-ル・スクエア-(カトマンドゥ旧王宮広場)に向かって20分も歩いたか。途中タヒチ・チヨ-クとアサン・チヨ-クを経由。旧王宮広場が直ぐ近くに見えるインドラ・チョ-クに辿り着く。
ここインドラ・チョ-クに立つアカシュ・バイラヴ寺院。
二階建寺院で、現在は二階部分がテンプルになっている。ヒンドゥ-教の三大神シヴァ神を祀り、その息子のガネ-シャ-神の小さなお堂が外にある。
ヒンドゥ-教寺院で、カトマンドゥ盆地の典型的な、レンガ積みと出入り口や窓枠の木彫彫刻のネワ-ル寺院建築。
屋根は一層ながら全体としてパゴダ様式。
ガジュ-ル
その屋根は、真ん中にある先の尖った金属製の飾り。
天から神様が降り立つ目印になる。金色のベル形や壺形・相輪・宝珠などの形が組み合わさっている。本尊のヴィシュヌ神の武器である三叉戟(さんさげき)が立っているものもある。
ドバシャ
屋根の一番上から軒下にまで、金属で編んだ細長い帯状の飾りが垂れ下がっている。神仏が降り立つ道標道筋。
ト-ラナ
入り口の扉や窓の上に飾られ、仏像や神・獣が刻まれている扇型の半円形の木板や金属。神と仏が中央に彫刻されている。
二階の寺院入口には、真ちゅう細工の四頭の獅子が寺院を守っている。以前は二頭だったが、いつの間にか4頭に増えた。
アカシュ・バイラヴ・テンプル
四頭の獅子
小さなお堂は、シヴァ神の息子ガネ-シャ-神
近くには、シヴァ神の象徴のリンガ
インドラ・チョ-クからは旧王宮広場がすぐ